くらげのごとく…

好きなことを考えてふわふわ漂ってるような
時間が心地良かったりする。
たとえ時間の無駄遣いだったとしても…。

新型インフルエンザ

2009年04月29日 | 日常あれこれ
ついに、出てしまった。当初、予想されていた鳥からではなく豚から、それもメキシコからなんて。カリフォルニアの目と鼻の先。感染はアメリカ全土に広がりつつある。人間の予想なんて当たらないもんだな。予想外のことの方がいかに多いことか。

今年の冬は保育園でも、A型、B型インフルエンザが大流行した。去年はほとんど出なかったのに。A型のみならずB型が出たのにも驚いた。これは全国的なことで不気味だな、怖いなあと感じたものだ。インフルエンザ感染の様子は、もちろん一緒に遊んでいた子ども同士の場合もあったが、ある日、突然ということもあった。いったいどこからうつったんだ?という感じ。空気の中にウィルスが浮遊していて、粘膜に入り発症する。ミクロな網の目をかいくぐって体内に侵入してくるのだ。政府が必死で始めている、水際対策でいつまで食い止められるだろうか…。この連休で人が動くのも不安である。

死者も出ているからどうとも言えないが、鳥インフルとは違った型で、Aソ連型に似ておりタミフルが効くという情報もある。一早く、ワクチンが開発されて被害が拡大しないことを祈るしかない。

キャリアな女

2009年04月26日 | 日常あれこれ
雨上がりの日曜日、風がビュービュー吹きまくっている。でもお天気になって気持ちがいい。朝、ぼけっとTVを見ていたら、淀みなく会話をするキャリアな女性が田原さんと対談していた。年のころは30代かな。結構、若い感じがする。その方の名前は勝間和代さん。書く本書く本が次々を売れているそうだ。

時間の使い方には、投資、消費、浪費の3種類があって、浪費はしない。はあ、私なんか浪費ばっかだよ。恨む、妬む、怒るの三毒を持つな。おっ、ムサシの沢庵和尚のようだ。毎月50冊から100冊の本を読め。そりゃあ、無理だ。そんなに理解できる頭がないっ。

この方、外資系企業でバリバリやってこられただけあって、言うことに無駄がない。すごい合理的。突っ込まれても難なく切り返す。読書量と勉強量が違うとこうなるんだなあ。日本企業と違って、外資は能力重視。力のないやつは年間2割が切られる。8割は残れるんだからそんなに厳しくないと彼女は言う。やっぱり才女は考え方からして違うなあ。自信が漲ってるよ。

彼女のバイタリティはものすごくて、朝からジムで体を鍛え、自転車で移動、美容院でセットをしてもらいながパソコンのキーボードを打つ。子どももいるそうだが、いつ子育てをしているんだろう。どんな子育てをするのだろう。だんご虫が丸まったり、かたつむりがのそのそ歩くのを立ち止まって見ていたら「時間の無駄!」なんて言われそう。子育てには時間の浪費も必要なんじゃないかな。だって、何が結果に結び付くかなんて長い目でみないとわからないじゃんなんて思ったら、この方、ワーキングマザーとして、少子化対策などでも活躍しているのね。収入もあるから、いろいろなサポート機関も利用して子育ても無駄なくしているのかもしれないね。育児って子どもと関わる時間と必ずしも比例しないからな。母としても女性としても輝く。能力のある人はなんでもこなしてしまうのね。その陰に苦労もあっただろうけど。

彼女のように的確になんでもわかりやすく示してくれると、迷っている人は安心する。たぶんこうだろうとか、大丈夫じだろうなんてことがないもの。本が売れるのもわかる。自分の本が売れないと嘆く田原氏に対しても、「田原さんの本は難しいんだと思います」とバッサリ!でも田原さん、何げにふに落ちてなかったよね。難しい本の中から読者も自分なりに読み取っていこうとする努力をすることも必要だよね。それが勉強だし。

混迷の時代、説得力のある“わかりやすさ”が求められているんだね。

2009年04月25日 | 日常あれこれ


雨がしとしと降れば…
思い出はしとしとにじむ…

外の雨音を聞きながら、昔「みんなの歌」でやっていた、小室ひとしさんのフォークソングを思い出した。

公演のベンチでお魚をつれば
お魚も雨の中

こんなメルヘンチックな歌をおっさんが歌っている。このミスマッチも味があっていいもんだ。フォークソング世代は団塊の世代でもあり、昨年あたりから定年を迎えている。病気を克服した吉田拓郎さんのCDも売れているそうだ。

がんばらないけどいいでしょう…



この域に到達した拓郎さんの心情を思うと泣けてくる。単純なメロディーに乗せた歌詞が心に響く歌だなあ。

木の芽時は、何故か人の精神が乱れる。清水由貴子さんの自殺はショッキングだった。なんか人ごとじゃない。今、両親がボケたとしたら、私も途方にくれてしまいそうだ。親、夫、妻を見送るという人の道も、この高齢化社会で深刻な問題になってしまった。

SMAPの草なぎくんもどうしちゃったんだ?酒にのまれちゃいかんよ。SMAPの中でも、韓国語を習得したり舞台に出たりとわりと地道にコツコツ努力をしてたじゃないの。それをたかが、酒ごときで水の泡になってしまうのは惜しい。彼は生き残っていくと思っていたから。今回の事件がいい意味でプラスになるように頑張るしかないよね。

それにしても、SMAPって森君の引退に始まり、ゴローちゃんの事件、そして今回と数年置きに何かが起こるなあ。単なる偶然だろうけど、長い間、第一線を続けていくってとても大変なことに違いない。かつてのアイドルたちがそうだったように人間、必ず年をとり、後輩に道を譲る日が訪れるのだから。グループとしても正念場にきているのかもしれないね。

夕方になって雨はしとしとではなくザーザーとどしゃぶりになってきた。久し振りにまとまった雨だなあ。こんな日はお部屋でぬくぬく巣ごもるしかない。DVDでも観ようかな~。

光と影

2009年04月19日 | 藤原竜也
鳴りもの入りで始まった「ムサシ」も、ついにさいたま公演千秋楽を迎えた。「身毒丸・復活」の大楽から約1年、あの日のさい芸は雨だったけど、今日は、気持ちがいい快晴になった。

蜷川演出のタイトルロールにそれこそ体を張って挑んできた竜也君。「身毒丸」で一区切りをつけ、新たなスタート作品となった「ムサシ」だったが、今までの作品と比べると正直、物足りなかった。主演といえでも、脚光が当たるのは小栗小次郎だし、長台詞や能で見せばがある白石、吉田のベテラン勢が目立ってすごかった。藤原ファンとしては、竜也くんだって、もっといろんなことができるのに、損な役回りだなあって思ったりもした。

もちろん、竜也くんの見どころがなかったわけじゃない。だって、どんな時も全力投球だもん。5人6脚だって一番はっちゃけていたし、殺陣も所作も素晴らしかった。なんて言ったらいいのだろう。静かだけど決してぶれない「ムサシ」が核として日々、存在していたからこそ、この芝居は成立した部分があるんじゃなかろうか。今回は、縁の下の力持ちだった。それをファンは理解しているよ。間もなく、27歳だもんね。これからはこういう役がらもやっていかなくちゃいけない。あのすごい、ハムレットの亡霊に打ち勝たなきゃいけないんだよね。それを、彼自身もよくわかっていて、「ムサシ」で新たに評価されたいなんてどこかの雑誌でぽろっと本音を語っていた。

う~ん、でもこの「ムサシ」、評価は分かれるだろうなあ。作品としても。今回は演劇初心者の若い層も観に来ることを見込んでか、ものすごくわかりやすかったけど、それがかえってあだにになり、物足りないという意見も聞こえてくる。いつもヘビーで難解なシェイクスピアやギリシャ悲劇を観せられていたものにとっては確かにそう思えるのも否めない。かくいう私もなんで、井上ひさし氏の新作だったんだろう。清水邦夫氏あたりの新作で見たかったなんて我がままなことを思ったりもしたもんだ。

でも、殺伐としたこの時代、“肩が凝らない”ことや笑えることがとても必要だし、その中に、実は井上氏の、憲法第9条とかテロとか現代社会に対する痛烈な風刺も込められている。孝行狸の能も馬鹿げてるようでとても意味深な気がする。殺すならなぶり殺しではなく一気にとか、最後、スパっと切られたウサギが鵜と鷺になって飛んでいくとか。ここで狸の復讐の連鎖は終わるわけよね。なんだかんだと、この「ムサシ」結果としてバランスよく成立した佳作になっていると思う。このメンバーで井上作品をやるというのも画期的なことだったし、贅沢な舞台だというのに変りはない。

さて、派手な蜷川組の千秋楽カーテンコールは、すでに2回めあたりからちらちらと紙吹雪が降ってきた。竜也君と旬君にエスコートされて、蜷川さんと井上さんもご登場。ここで、お二方が竜也君とだけ、がっちり握手をした。これ、何げに嬉しかったな。タイトルロールを背負いきった労をねぎらってくれたというか、舞台を束ねる存在だったことを理解してくれている様で。そのあと、銀の紙テープがドサ~ッと降りてきてキラキラと揺れる。そして、ムサシのテーマソングが流れてきた。おや?オープニングとアレンジが違くないかい?こっちの方がかっこいい。音楽もカテコバージョンを作ったのかとえらく感動してしまったよ。

大人になった、竜也君と旬君、笑顔だけど、紳士的態度のカテコだったなあ。それも感慨深い。蜷川さんもすっかり一人前の役者として扱っているんだなって。きっと舞台裏では小躍りしただろうけど。

まだまだ、大阪公演もある。きっと大阪の方がのりがいいからさらに盛り上がることだろう。どこまで行きつくのか、しかと見届けてやる~。

すごいおばさん!

2009年04月19日 | 日常あれこれ

スーザン・ボイルさん、47歳

ちょっと前からネットでは話題になっていたけど、ついにNHKニュースに出ちゃったよ。これ、番組としての“やらせ”とかではないよね。いやあ、素直に感動した。彼女の歌声に…。さっきまで、笑っていた観客が、見事にスタオベだよ。これはすごい光景だ。世の中、こんなことってあるのね。どうして、今まで、田舎で埋もれていたのかしら、スーザンさん。もしも、彼女に美しい容姿があったとしたらどうなっていたのかしら。いやいや、彼女は彼女のままで素晴らしい。人を感動させるものって外見じゃないのよ。全世界から注目されてしまった彼女はこれからどうなるのかな。プロデビューするのかな。47歳で花開く。いやいくつになっても人生何が起こるかわからない。ミュージカルスターへの夢、実現させてほしいね。

チェ・ゲバラ

2009年04月18日 | 映画
場末にある地元の映画館、スクリーンも小さいしシートも古ぼけているけど、このひなびた感じが良い。就職したてのころ、ここで映画をよく観ていた。チェッカーズとか、マット・ディロンとか、ケビン・ベーコンとかハリソン・フォードとか…。なんじゃい、この一貫性のない並びは。あの頃は、入れ替え制とかもなかったから、途中から入って2回観ちゃったりもした。平日夜なんか、灯りがついて回りを見渡すと誰もいなくなっていたなんてこともあったっけ。

チェ・ゲバラを観に、久し振りにこの映画館へ行ったらやっぱりあの頃と変わらない雰囲気で妙に嬉しかった。週末だからお客さんもそこそこ入っていたが、隣に荷物を置いても両サイド2,3席以上は空いているというくらいのガラガラ度で快適だった。

ゲバラは生涯、戦う人だったんだね。安住を捨てて、自ら、厳しい内戦の地へ飛び込んでいく。貧しい人々のために、思想の改革のために。彼にとっての正義は革命だった。ゲリラ戦を観ていてふとビン・ラディン氏を思い出した。彼もまた、自らの“正義”のために今なおどこかで戦っている。不平等の中から、平等への闘いが生まれれば、平等社会の自由競争から格差が生まれる。難しいね、世の中って…。

山中で捉えられたゲバラが監視兵と言葉をかわすラスト場面が印象的だ。若い監視兵の「共産主義者でも神を信じるのですか?」という問いに「人間を信じる」というゲバラ。その翌日、処刑よる死が訪れる。ゲバラが死に絶えていく目線を映像が辿るところがリアルで哀しい。麻布にくるまれたゲバラの遺体がヘリにのせられて去っていく。もの悲しくも不思議と明るく乾いた南米音楽が流れてエンディング。

アルゼンチン、パラグアイ、ボリビア…、実は、10数年前から保育園に南米の子どもたちがいる。生活ができないから日本に働きにきている。治安も悪い、人身売買もある、インフレで通貨が日々かわるなどという話を昔、おかあさんたちから聞いたことがある。日本はいいと。彼らは、日本人がやらないような厳しい労働をして国に仕送りをしていた。そんな日本も今は働き口がなくなってしまい大変になってしまったけど。

南米がたどってきた歴史って私はほとんど知らない。太古の昔、マヤ文明を作りだした神秘の土地柄。これを機に、まずは原作を読んでみようかな。

新訳 ゲバラ日記 (中公文庫)
チェ ゲバラ
中央公論新社

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調和

2009年04月13日 | 観劇
争奪戦だったムサシのチケット、実は、「さい芸」の劇場先行でいち早く4月の日曜日が2枚取れた。藤原&小栗共演ということで、きっと誰か誘えば、「行く!」というに違いないと思っていたところ、派手な制作発表があった翌日、朝一で、友だちからメールが飛び込んだ。

「ムサシ、観たい、チケット取って~!」

こういうものは、先着順ということで彼女につきあってもらうことになった。仕事に家事に趣味にと多様なことをバリバリこなし、ハードな日々を送っている主婦にとって、さいたまは気軽に行かれる場所ではない。ひとりもんの私も往復するとかなり疲れる。再度、「遠いよ~、与野本町は」と念を押すが、休みの日だからOKという返事。実は小栗くんがお目当てだったらしい。

そんなわけで、昨日、行ってまいりました。さいたま公演も終番戦に入ったムサシ。初めてさい芸に行く彼女のために、「ビストロやま」を予約してあげたかったけど、ソワレだったから時間が合わない。で、サイゼリアでおしゃべりしながら早めのディナー。デザートも含めてお腹いっぱい食べて一人1500円!サイザリアで1500円ったら結構な量よね。でも「ビストロ」の半値以下で満足できたから良かったわ。

開演前に、中越司展を見る。写真を見て、この人が中越さんなんだ~って気づいた。だって、よくコクーンの2階とかで見かける人だったんだもん。やけにかっこいいなあ、きっと関係者だろうなあと思ってたら、美術の人だったのね。昔、俳優さんもしてらしたそうだ。かっこいいわけだよね。

「ここらへん、よく蜷川さん、歩いてるんだよね」と噂をしたら、本当に向こうから蜷川さんが歩いてきた。「ほら、蜷川さん、蜷川さん」といっているうちに近くにいらしたので、思わず「こんにちは」とご挨拶。蜷川さんも笑って、会釈してくれた。

今夜は蜷川さんも後ろにいるし、明日は休演日だし、先週末焼肉パーティーもあったようだし、ますます結束が固い、出演陣。完全に芝居に余裕が出てきた。やっぱり「調和」って大事なんだなあって思う。すべてが理にかなって、融合した時、何かが輝きだす。「かもめ」の不調和が鮮やかな対比となって思いうかぶ。あの舞台は不調和の中の調和を目指したらしいが、そこまで到達しなかった。否、不調和の中に調和はありえない。

「美しいものはすべてに調和がとれているものね」ってベニスの商人でポーシャも言っていた。芝居って調和が大事なのよね。芝居だけじゃないか、仕事でもなんでも大事かもしれないね。やっぱり、お互いのことを考えて動いたり、合わせようとしないと調和って生まれないものね。なんかそんな脈絡もないことを、漠然と感じてしまった。

小栗くん目当てだった友だちだが、白石さんのパワーに圧倒されていた。私たち中年世代にとっては、すごい影響力を感じる人なのだ。通路側席だったから、小栗くんも竜也君も、杏ちゃんも白石さんもみ~んなが横を通り抜けたことにも感動してくれた。

あと、1週間でさいたま公演が終わってしまうかと思うと、妙に感慨深いな…。

ボクらの時代

2009年04月12日 | 藤原竜也
海老蔵さん、小栗くん、竜也君のぐだぐだトーク。朝も早から、いい男&おいしそうなワイン&料理をおがませてもらった。

しかし、よくしゃべるね、海老様と旬くん。編集の都合上もあるのだろうが明らかに聞き役にまわっている竜也君だ。唯一、印象に残ったのが、「小栗はねえ、がっつり組むのは今回は初めてなんだけと、非常にまっすぐなんだよね。ストレートなの、だからやりやすい…云々」のくだり。

ムサシ観ているとわかるな、これ。小栗くんには直球しかない。たとえば、相手が市村さんとか鋼太郎さんとか白石さんの場合は日々、変化球を投げてくるからそれを受ける竜也君もまた投げ返し化学反応が起こる。でも、今回のムサシと小次郎のからみはいつ見てもさほど変化がない。安定しているといえば安定しているんだけどね。だから、くんずほぐれつの5人6脚のベテラン陣の小技の方に目が行ってしまう。経験の差というのもあるのかもね。でも二人の場面は華やかだし品があるのよね。これは、持って生まれたもののせいもあり、他の人には絶対ないものだ。

小栗くん演出にも興味があるそうだ。私も彼は演出家向きじゃなかろうかと薄々思っていた。血筋もあるし、蜷川さんの「自分に似ている」なんて発言もある。もしかして…、蜷川さん、役者としてよりも演出家の後継者として彼を発掘したんじゃないだろうね。近い将来、旬くんが竜也くんを演出なんてこともまんざら夢ではなさそうな気がする。だって、彼らはきっと前世から結ばれていたに違いないからさ。そんなことになったら、演劇界はますます活性化していくだろうなあ。夢はでっかくだよね、若者だもの。小栗大プロジェクト、果たしてどうなるのか興味しんしんだね。

新年度

2009年04月11日 | 保育園
新たに入園してきたベービーちゃんたちが、畳の上でコロコロ、ずりずりしている。初めての集団生活だが、お母さんに愛情豊かに育てられたようで、みんなしっかりしている。特に、3人兄弟の末っ子なんぞはたくましい。あまり人見知りもしないし、これなら時間を延ばしても大丈夫だろうと少しばかり保育時間を伸ばしたら、まさにその日から突然、泣きはじめた。

あらら~、お主、昨日まではニコニコしてたじゃないの。なして、今日からなのよ。だっこをしても、おんぶをしても、おもちゃであやしても、音楽をかけても泣いている。お尻も濡れていないしお腹もそんなに空いていない筈だ。これはどうも人見知りらしい。

赤ちゃんは大人のように全ての環境を一度に受け入れられないのだ。今までは保育園という新たな環境に興味がいっていたのが、いざ慣れてきたら周りの人の顔も見えてきて、よく見たら知らない顔ばかりだったという感じなのだ。そうやって一つひとつ吸収していくんだね。泣き続ける日も必要といえば必要なのだ。でもあまり泣いてばかりいると心配になるよ。お腹が痛いんじゃなかろうか、熱があるんじゃなかろうかって。そういう日に限って、ママが哺乳瓶を忘れてきたりするものでお気に入りの乳首でミルクも飲めない。彼にとっては試練の一日だった。時間がきてママがお迎えにくると泣いていたのがウソのように満面の笑顔。安心できて良かったね~。

世の中、思い通りにはいかない。だから思い込むのは危険、いろいろなことを予測しておいた方がいい。当たり前のことだけど、たぶん大丈夫だって思ってしまうことが多い。反省、反省。

今回の給料改定もしかり。この業界だけ見ていれば、待機児童は多いし、保育士も不足しているのが現状だから、不況なんて関係ないなんて思っていた。でも、措置費というのは国や地方財政から負担いただくもので、それは税金でまかなわれいるもので、企業がダメになり税金が払われなくなると、当然、財政は厳しくなりばっちり福祉もとばっちりを受けるわけで…。世の中、いろいろなところでつながっているということを、身にしみて感じたわ~。

しっぺ返し…

2009年04月07日 | 日常あれこれ
元気バリバリ~な1週間の“しっぺ返し”がドドドドド~ンと来ちゃったよ。

先週末、「チェ28歳の革命」を観た。やっと近くでやってくれたんだもん。蜷川さんが竜也くんにプレゼントした本の主人公だもんって意気込んでいったけど、あまりにもドキュメンタリーチックでうとうとした。次の日、エアロ2本やったら結構、バテた。でも、大丈夫だいこれしきのことって、自分を鼓舞しながら懲りずにムサシ観劇。竜也くんの音楽のような声にうっとり~!細かい部分が変わっていてますます進化が加速している。

で…、しっぺ返しはその帰り道から始まった。なんだかだるいし、頭も痛いし、節々も痛い。直行、家に帰って休んだ。だって、次の日の朝は、「ボクらの時代」だもんね。海老蔵さまと竜也くんと旬くんの対談だもんね。早起きしてもちろん観た。御曹司気どりの海老様をたてつつ、何気なく「0から作ることも面白いですよ~」なんて歌舞伎の型とは正反対のことをクールに言ってのける竜也君がツボだった。で、その日もいつもどおり活動するつもりだったのに、いつまでたっても元気が出てこない。頭も痛い、お腹も痛い、腰も痛い…。

観念してひたすら寝た。職場から知らされた給料カットのお知らせにも追い打ちを掛けられて、もう休んでやろうかと思ったら、後輩からメール。

「昨日から発熱しております、明日は休ませていただきます…」

いっつもそうやん、私がバイオリズム低下してるときは誰かも同様に低下している。遊びに行く計画をしていると何故か仕事がこみいったりする。そういうめぐりあわせなのよね。そして、ちゃんと月曜日にはしっかり元気になっている自分がいる。長年の生活リズムが、具合が悪くなるのは休み日って身体に刻んでくれているのよね。私だって、若いころは先輩に迷惑かけて休んだことあったから愚痴っちゃいかん。だいじょうぶ、がんばれるから。でもさ、そんな年寄りの給料を職場はカットするのよね。世の中、不景気なんだからしょうがいないと言ってしまえばそれまでだけどさ。もうモチベーション、下がりまくり~。ま、元から、期待なんぞしてないし、そんなんじゃちっとも驚いちゃいないけどさ。

毒吐いたら、すっきりした~。まだ腰は痛いけど、整体で調整してもらったら楽になった。新年度が始まり、かわいい笑顔にたくさん出会えたし、毎日、笑える幸せが励みになるもんね。さ、GWまで一気に走り抜けるぞ~。

このたびの教訓

余力は残しておくべし!