くらげのごとく…

好きなことを考えてふわふわ漂ってるような
時間が心地良かったりする。
たとえ時間の無駄遣いだったとしても…。

花男祭り

2008年06月29日 | 日常あれこれ

ACTの隣のTBSをミーハー気分でのぞいたら、28日から封切られた、「花より男子」一色だった。本日、おつきあいいただいた同僚の中学生の息子さんは「ROOKIES」に夢中らしい。イケメンたくさん出てきて誰が誰だかようわからん。

         

F4激写!ってほどでもないけど…

    

    

こっちもみんなかっこいいよなあ。小栗くん、ちと、太ったかな?松潤もいいけど、優作さんの息子さんも気になる~。松田翔太くん。昨日、オーラの泉に母、松田美由紀さんが出ていて「うちに、かっこいい人がたくさんいていいわ~」と明るく笑ってらした。うっ、うっ、羨ましい~。そんな美由紀さんもとっても綺麗だし。アルカージナと違って、女優休んで、しっかり子育てしてらしたしね。それで、ぼちぼち復帰もなさっていてかっこいい~。

優作さんといえば、竜也くんの「カメレオン」にもつながるよ。優作さんも緻密に役作りをされる方だったようで、ストイックさが竜也くんと似ている。だから、松田兄弟と竜也くんもきっと合いそうだ。

はあ、私の脳内ではイケメン俳優共演図の妄想が果てしなく広がっていく…。
 


ニート&パラサイト

2008年06月29日 | 藤原竜也
「かもめ」2回目の観劇。なんだかわからないけど、この戯曲、心にひっかかっている。今日は、何が発見できるかな。

全く、どうしようもない男である、トレープレフ君。25歳にもなるのに、定職もなくふらふらしている。時代に反発し新しい形式とやらを目指して、戯曲や小説を書いてはみたものの、世の中に受け入れてもらえない。母親は、大女優で若い男と同棲、女として奔放に生きているから、向き合ってももらえない。さらに、恋い焦がれているニーナは母親の恋人である有名作家になびいてしまう。恋にも愛にも恵まれず、八方塞がりでボロボロだ。それをプラス思考なんぞに持っていかれるタイプではなく、どんどん自己嫌悪に陥り死ぬ事ばかり考えている。

1幕が終わって、休憩に入るとき、近くにいる年配のマダムたちが、「お母さんはあんなだしねえ…」なんてトレープレフに同情するようにささやいていた。こういう息子って、現代にもいるよね。挙句の果てに事件を起こしてしまうような。「かもめ」ってこんなに斬新な戯曲だったんだあってことに気づいた。

アルカージナは息子を愛しているのよね。トレープレフも母を求めているのに、すれ違ってしまう。お互い、本当に欲していることを理解しようとしない。この親子関係、とても興味深い。ある意味、アルカージナは女優という仕事のために息子を犠牲にしてしまったのかも。だったらなんで産んでしまっただろう。その時は、母親と女優を両立する気だったんだろう。

子どもを育てるって難しい。こんなはずじゃなかったのに、あのとき何かを逃してしまったと気づいたとしても、それを取り返すには何倍もの努力と時間をさかなければならない。彼女にはそれが出来なかった。心のどこかで破滅を予感しながらも、自分が築き上げてきた地位や現在の生活の方が大切で、現実から目を背けてしまう。

銃声と共に唐突に訪れる幕切れ。あの後、アルカージナはどうやって生きていくのだろうと母の行く末が気になった。

第2部はやっぱり、近くで観た方が断然よい。“別れても好きな人”だったニーナに決定的に振られる。もう2度と自分のものにはならないという絶望。ひたすら沈黙、溜めの芝居が続く。この場面、ニーナが重要だ。美波ちゃん検討しているけど…、欲を言えばもうひとつ何かが欲しい。トレープレフに死までをも決断させてしまうものが。

ちなみに、美波さんって、かつてジュリエット役のオーディションを受けたらしい。結局、決まらず、鈴木杏ちゃんになったそうだが、その時の印象が蜷川さんに残っていてエレンディラにつながったというような記事をどこかで読んだ。竜也くんと縁があったんだろうね。杏ちゃんとは違って新鮮なコンビである。

ニーナ、トレープレフ、この難役に挑める若い役者さんってなかなかいない。だからさらなる期待をしちゃう。第2部の動向、これからも注目だわ。

お気に入り

2008年06月28日 | ファッション
センスがいまいちな私だけど、ファッションは好きなんだなあ。母がずっと子供服の縫製の仕事をしていて、見本品をあれやこれや試着させてくれた。似合うと真似して作ってくれた。生地にもこだわって、結構、オリジナルな柄を選んでくれていたから、みんなが来ていないような1点ものだった。今でさえ、それが、人と同じ既製品よりも価値があるものだと思えるけど、あの頃はみんなと同じような服がいいなあと思ったこともあったけ。

おばさんになってからは、ひたすら、若作りに励んでいるけど、浮かない程度を心掛けている。やっぱり年相応ってあると思うから。それと同時に分相応っていうのもある。最近はシンプルなものにアクセサリーで遊ぶのが好き。

お気に入りコレクションがこちら・・・

         

ダイヤモンドは買えないし、もらえないしで、石のネックレス。Tシャツ、シャツ、エスニック、ボヘミアンにといろいろ組み合わせて楽しめる。すべて鎌倉シャツのもの。1つ、2500円なり~。鎌倉シャツさん、TVで紹介されたらしく、お店はいつも品薄。ネット販売もすぐに売り切れ。やっぱり安くて質がいいものは売れるのよね。

         

皮製ブレスレッド。1本1890円。パピヨネというお店で見つけてからハマった。こちらもいろいろ、組み合わせができるし、バックに巻いてもかわいい。季節ごとに限定品が出る。

もうしばらく、じめじめじとじとと梅雨の季節が続くけど、たまにはおしゃれをして気分転換するのも大事よね。




ボクシングエアロ

2008年06月28日 | スポーツクラブ
先週は、健康診断で、行かれなかったジョギングエアロ、今日こそはと意気込んで出かけたのに、道路混雑でバスが動かない。給料日後の週末だからかしらね。駅についたのんが開始時刻だったから、泣くなくあきらめて15分遅く始まるボクシングエアロに出た。折しも、代講で初めてのイントラさんだったけど、なかなかハードで面白かった。ジョブ、ジョブ、クロスにフック、アッパー、エルボーパ~ンチ!キックも入るとテンションも上昇し、気分はすっかりストイックなボクサーだ。汗もたくさんかけたし、思いっきりストレス解消もできてすっきりした。ボクシングって、以外と背中や脇を使うのよね。腹筋を締めて腰を回転させるから真面目にやったら絶対、やせると思う。さて、どこに筋肉痛が出るかな~。

ぼちぼち、夏物バーゲンが始まった。まだ、30%OFFくらいだが、見ていると欲しくなっちゃう。ああ、目の毒だわ~。デパートをひとめぐりしながらひたすら我慢。TVも買っちゃったし、アンテナ工事費もあるし、お芝居のチケットも欲しいしね。

明日は、雨らしいが、「かもめ」観劇が待っている。奥が深~いチェーホフ作品はなかなか手ごわいぞ。出演者の藤田弓子さんがブログで竜也くんを絶賛してくれている。嬉しい限りだわ。藤田さんもとても素敵なんだけどね。1階席、前方だから、新たな発見が出来るかも。破滅へ向かう第2幕のトレープレフに注目だわ。ついでに赤坂めぐりもしてこようっと。

アクオス

2008年06月22日 | 日常あれこれ
ついに、念願のアクオスが先月、我が家へやってきた。友達は、32型をジャパネットタカダで安く買ったそうだが、家の老人家族はでかいTVはいらないという。だから、少々、割高になってしまうがその下の26型を近くの大型家電で購入、ボーナス払いでポイントをしっかりつけてもらった。支払はまだだが…、ポイントは早々とスイカにチャージして観劇に行く時に使っている。

最近、NHKの移りがひどく悪い。何年か前からBSもうつらなくなっていたので、アンテナを調べてもらったら、老朽化のためもうダメになっているという。これじゃあ、受信料払っている意味がない。竜也くんのスポーツ大陸も見れないだもん。そこで、アンテナ工事を頼むことにした。家電店から委託されて、請負業者のお兄さんが雨の中、見積もりにやってきた。これが、ちょっと見、なかなかイケメンで、はきはきとしたよく通る声をしている。汚れ気味の作業着も似合ってて、どことなく、演劇青年みたいなんだよな。こういう人、ニナガワスタジオにいそうだ。横田栄司さんみたいな風貌なんだもん。私の想像はあらぬ彼方へと行ってしまったよ。

いろいろ調べてもらった結果、古いアンテナのまま、TVの台数を増やしてしまった我が家はいろいろ問題があった。おまけに、外の分配機の近くにハチの巣まであったし…。とりあえず、BSアンテナを取り換えてもらうことで落ち着く。あと3年で泣いても笑っても地デジになってしまうから、この際、アナログはどうでもいい。これで、やっと、BSiやCSが見られるようになるのね。イケメンのお兄さん、よろしく頼みますよ~。


健診

2008年06月22日 | 日常あれこれ
政管の一般検診に行った。去年、コレステロール値でひっかかったから、ビールも甘味も控えて、エアロの本数を増やしてなんて思っていたけど、あまりセーブできなかったな。飲みにも行っちゃったし、前日は「かもめ」初日で興奮したし。土曜日のせいもあり、健診センターは大混雑。受付して、検査着に着替えたが、なかなかスムーズに進まない。もうかれこれ18時間、何も食べてないからクラクラしてきちゃったよ。

尿、胸部レントゲン、身長体重、血圧、血液、視力、心電図と終って、メジャー片手のナースから「ちょっとおへそを出して」と言われた。おお、これが噂のメタボ検査ね。全然、問題はなかったけど。だって、女性で90センチっていったらかなりあるよね。でも、脂肪は内臓にもつくから気をつけていかなくてはね。

最後は苦手なバリウム。発泡剤が口の中でじゅわじゅわ~と溶ける。機械が動き始めてから、どろどろしたバリウムを一気飲み~。それからは横向き、上向き、ぐるぐる回りといろいろ指示を出されて動きまわる。これって、お年寄りは出来るのかいな?補助がつくのか、もしかしたら、最初から胃カメラにしちゃうのかもね。

やっと終わったと思ったら、最後に診察が待っていた。待合室でさんざん待たされたあげく、ものの30秒で終了。これで解放される~。会計を済ませて、早速、ランチを食べに行った。

結果がでるまで、何げにドキドキだなあ。コレステロールはどうなってるかなあ。何か出ちゃったらどうしよう。要精密検査なんぞになりませんように…。

THE SEAGULL かもめ

2008年06月21日 | 藤原竜也

いよいよ、「かもめ」が初日を迎えた。早番をとっていそいそと出かける。赤坂は近くてらくちんだ。たっぷり時間があったから、腹ごしらえもできたし、お買いものもしちゃった。

開場時間になったので、劇場の方へ上がっていくと長蛇の列。劇場が大きいのに、入口が狭くないかい?ま、並んでいれば、入れるのだけど、入ったところがまた狭くて混雑していた。いろいろグッズもあったし、お花も見たかったけど、プログラムだけで我慢。疲れたから、早めに席についた。       

                      
 
またもやトートバック付きのプログラム、2000円なり~。がっつり、儲けてますなホリプロさん。きも~ち、布質が良いような…気もした。

ほぼ、定刻に会場が暗転し、幕が上がる。原作通り、とても静かな物語。舞台背景の湖のように海のような波はない。日常の中で起こる、行き違いや届かぬ想い。

芸術に翻弄され、壊れゆく人々の美しくも愚かな物語。

まさにこのコピーがばっちりハマる群像劇だった。登場人物一人一人が愛おしく、ホントにおバカで悲しい。無駄なセリフが一個もない。それぞれの人生の中で吐き出される言葉ひとつひとつに意味がある。なんか、終わって、時間がたつほど、深さがある作品だなあって思えてきた。人間、誰にでもあるよね、こういうことって。すごい面白いさとか、涙が出るほどの感動とかインパクトはないけど、こういう日常的な作品からは、じわじわと感じてくるものがある。沼野氏の新訳も現代にマッチしていてわかりやすかった。

栗山演出は、きっちりとした正攻法で美しく品がある。広い舞台の奥行きが効果的に使われていた。栗山氏にとってチェーホフは大好きな作家でありその作家の出発点でもあるこの作品には特別な思いがあったようだ。このカンパニーで最終的に見い出したいものは「不調和の中の調和」だという。いろいろな個性がぶつかり合いながらバランスをとっていくことは、とても繊細なことだし、ある種、運命的でもあるけど、想いが一致したときに流れだしていく力は果てしない。そしてそれが可能である出演陣なのだ。

さて、我らが竜也くん、かなり新境地だと思った。つくづく大人になった。年相応な青年トレープレフがいた。軟弱で、幼くて、うじうじ悩んでいるキャラがやっぱりハマる。でも今回は徹底的に“受け”手なの。キャッチャーなんだよね。今までエースピッチャーでストレート、変化球自在に投げてきたタイプだけど、受け手としてどうチャッチして投げ返すのか難しい役どころだ。出番の少ない1幕はニーナへの狂おしいばかりの恋心と挫折で激しい芝居、変わって2年後の2幕はでずっぱりなんだけど、セリフはさほどなく無言の心情表現が多い。変わってしまったニーナを目の当たりして絶望すするトレープレフ。ニーナが投げるものを受けとる竜也くんの表情は、やっぱり近くで見たいなあって思った。

               

ひときわ印象に残ったのは、麻実れいさんとの絡み。そんなに多くはないのだけど、なんなんだ、このエロさはってドキドキした。今までも高橋恵子さん、夏木マリさん、白石加代子さんとそうそうたる熟女を相手にしてきた竜也くんだけど、こんなエロさは見たことない。麻実さんのフェロモンと相乗して、なんとも淫美な雰囲気を醸し出していて、なんかその場面だけがキラキラしていた。タイタスの小栗くんは麻実さんに食べられちゃうかと思ったけど、竜也くんとはいい化学反応が早くも出ている。これは、アルカージナが大竹しのぶさんじゃなくて正解だったかもしれないな。

           

本日は、2階A列。2階といえども最前だからよく見えるかなあと期待していたのに、チビの私の視線の先には黒い柵が1本横切っていた。シーンによっては下から覗いたり、はたまた上から見たりと忙しかった。関係者席にもじゃもじゃ頭発見!おお、篠山さん、今回は撮影じゃなくて観劇ですかい?これもまた、エロいと話題の写真集、楽しみにしてますわ~。

                              


ということで・・・、私の“かもめライフ”はまだまだ続く。


通り魔事件

2008年06月15日 | 日常あれこれ
休日の秋葉原で、前代未聞の通り魔事件が起きた。犯人は25歳の青年。この世代、私が保育園に就職する少し前あたりに生まれている。どの学年だったかなあ、何がはやっていたかなあと考えてみた。

確か、あの頃は「きん肉マン」「超新星フラッシュマン」とかが人気だった。「となりのトトロ」という名作が生まれる一方で、「ドラクエ」も登場したころだ。5歳を過ぎると遊びがゲームへと一気に変換していった世代だ。まだ、野山をかけめぐり、仲間と基地づくりなんぞをする幼き日々を、部屋の中で機械と過ごす。感性が育つ瞬間を逃してしまったんじゃないかってふと思う。

犯人が掲示板に書き込んだおびただしい数の書き込みは、ただ腹ただしい限りだ。電車で、隣の席に座るのを躊躇された。会社に行ったらつなぎがなかった。勝ち組はみんな死ね、残るのは俺だけだ。全てが万事、自己中心的で、被害者意識の塊だ。

隣に座ってくれたらどうだっていうのか。つなぎがなかったのは単なる手違いということもあり得る。会社なんか解雇されたって若いんだから努力次第でどうにでもなる。世の中、勝ち組なんて一握り。その勝ち組の人たちだって心に闇をかかえているかもしれない。

小さな赤ちゃんが、かまってもらいたくて必死に泣いてアピールする姿が重なる。思いが通らないと、お友達をぶってしまったり、ひっくり返ってしまったり…。

どこで何が間違ってしまったのだろう…。かけ違ったボタンを外してとめなおすのは容易ではない。一生懸命、子どもを育てても思うように育たない。自立しないまま無責任な大人になっていく。

やや、飛躍するが、最近、双子が多いのは気のせいかな。子どもが生まれない、育たない社会は文明が滅びる。人類も本能的に種の保存に必死になっているんじゃないかって感じてしまう。

かっこええやん!

2008年06月14日 | 藤原竜也

「カメ~レオンアーミー」っていう歌が昔あったなあ。ピンクレディーのミーちゃんケイちゃんが、スパンコールきらきらの衣装で歌っていたっけ。途中、照明で色が変わるのよね。どうも、カメレオンって聞くとおばさんはこれを思い出しちゃう。2008年の「カメレオン」と言えば、竜也くんです。7月5日公開のこの映画、主題歌もぶっとんでます。歌っているSHIGIさんは20歳そこそこのお嬢さんで、なおかつデビュー曲。迫力あってかっこいい~。今の若い子はすごいのね~。


“誰かが笑った、僕を見て笑った…”

サビメロとこの歌詞が印象に残る。


花金?

2008年06月14日 | 日常あれこれ
これって、もう死語かな。休みの前だから花の金曜日。週末の疲労感の中で、開放感に浸ってリラックスしている。“13日の金曜日”だったけど、ジェイソンも現れず(←ふるっ)、無事に終わった。

久々に職場の同世代で飲みにいった。前はみんな同じ職場にいたが、異動が始まってバラバラになった。だけど、一緒に働いていた期間が長いから気心が知れているし、同じ空気感みたいなのがあって安心するのよね。だから、ついつい、仕事の愚痴も言ってしまう。仕事の愚痴を言うことは、家族の愚痴をいうのと同様、“品格のない行動”だって“女性の品格”に書いてあった。自分が選んだ職場だもんね。だけど、日ごろの鬱憤はたまるもの…、はい、素直に品格、なくしました。

飲んで、食べて、しゃべって、気がついたら、夜中の12時になってた。わお、最終電車がなくなる~と、名残惜しいけどあわててお開きにした。早番で、早起きをしたから、アルコールが入ったら、眠くなって軽い片頭痛がきた。年だな。家に帰りついて何も考えずに爆睡した。

すっきり目覚めた、週末の朝。ひたすらのどかである。