こんばんは! そうだいです。いやぁ、今日もやりました、舞台本番。2日目も無事に終わりました。観に来ていただいたお客様には喜んでいただけたかしら? 今日は、大学時代以来の親友にも観に来てもらったんですが、彼からのさしいれで素晴らしい柄のTシャツをいただきました。とても素敵なTシャツだったのですが、そこにプリントされていたもののことについては、また後日に語らせてもらいたいと思います。親友君、どうもありがとう! これ、ほしかったんだぁ!
さて、今日もいってみようかぁ、古代ヨーロッパの世界へターイムスリーップ!
時は紀元前771年。およそ400年の平和をたもってきたアルバ・ロンガ王国に風雲が吹き荒れた。国王とその弟とのあいだに大抗争が勃発し、国王派が敗北して弟が王座を奪う事態となったのだ。
しかし、「兄貴の血筋の男子は皆殺しにせよ」という弟王の厳しい命令にもかかわらず、生まれたばかりの、兄貴の孫にあたる双子の兄弟は川に流される処置がなされた。担当した兵士が幼い兄弟をふびんに思い手心を加えたためだったのだが、果たして、兄弟の行く末やいかに!?
という展開だったんですが、かごに入れられた兄弟はアルバーノ山地から北の土地にドンブラコと流れてゆき、なんということか! 森に流れ着いてそこに住んでいたオオカミに助けられます。オオカミのお乳を飲んで生き延びた兄弟は、通りすがりの羊飼いに発見されて保護されました。羊飼いは、オオカミのお乳(ルーマ)を飲んでいた兄弟ということから、それぞれ兄をロムルス、弟をレムスと名づけて2人を育てます。
時は流れて紀元前753年。元気な19歳(数え年)の若者となった兄弟は、ひょんなことから自分達が、実はアルバ・ロンガ王国の王子だったという衝撃の事実を知ってしまいました。
「俺達は羊飼いじゃなくて王子だったのか! しかも、今の国王が俺達を追放した張本人で、俺達のお祖父ちゃんは20年近くもそいつに幽閉されているんだって!? ゆ……許せん!」
ロムルス・レムス兄弟は、現代の19歳にもまさるとも劣らない若さで突進していきます。弟王に不満を持っていた羊飼い仲間を呼び集めて、一気にアルバ・ロンガ王宮に乱入して弟王を殺してしまいました。殺気に満ちた双子の兄弟たち若者集団に対して、弟王は兄貴から王座を奪って20年たとうとしていたお爺ちゃん……なんか日本の『忠臣蔵』のような、哀れな最期ではありました。
さて、幽閉されて約20年! やっと孫たちによって解放されたヨボヨボの兄貴王は、当然のごとく正統な王位継承者である孫たちに国王の座を譲ろうとしますが、なんと双子兄弟はこのおいしい話を断り、アルバーノ山地の北西に位置する、自分達が羊飼いとして育ってきた7つの丘に囲まれた土地に新たな国を建国したいという提案をします。自分の恩人の言うことですから、兄貴王は惜しみつつも孫たちの新王国設立を許可し、ここに、アルバ・ロンガ王国とは違ったまったく新しい王国が建国されることとなりました。
おそらくですが、ロムルス・レムス兄弟は、400年間の慣習やしがらみにがんじがらめになっていた古くさいアルバ・ロンガ王国にはなんの魅力も見出さなかったのではないでしょうか。それよりも、自分達の住み慣れた土地で、誰にも縛られることなく効率的なルールを考え出してゼロから新しい国を創り出していくというやり方のほうがスッキリしてていい!と判断したのでしょう。うーん、さすがは若者。わかりやすいです。
ロムルスとレムス兄弟の行動は、ごらんの通りに非常に若々しく男臭いものなんですが、それゆえの悲劇も建国の直前に起こってしまいました。
さっそく故郷の地に戻り、都市国家を建設する兄弟だったのですが、どこを国の中心地にして城壁を築くのかで意見が対立し、そのあげくに決闘になってしまい、兄ロムルスが弟レムスを殺すという結果になったのです。
若い……なにも殺さなくても。と私も最初に感じたのですが、よく考えてみると、身勝手なお祖父ちゃん兄弟の喧嘩のために運命の非情なとばっちりを受けて育ってきたロムルスとレムスのことです。2人が仲良く1つの国の王となるというヴィジョンには、もともと2人とも懐疑的だったのではないでしょうか。ともあれロムルスは、建国直前というグッドすぎるタイミングで弟をほうむり去り、若い力を結集したこの7つの丘に囲まれた土地に自分の名前にちなんだ国名をつけて、その国の初代国王に即位するのでした。
はい~、それこそが! 「ローマ王国(王政ローマ)」だったんですねぇ。
「ローマ」! やっと出てきました、この名が! でも、「帝国」はまだなんですよ……帝国じゃなくて王国なんです、この時点では。具体的に初代国王ロムルスがどんな王国を築いたのかについては、また次回にということにしましょう。
「YAT安心!」って、進行が遅すぎて全っ然、安心できねぇよ……ていうか、あと2日で劇団の公演、終わっちゃうよ! そのあとはまた普通の日替わりブログに戻るつもりなんだから、それまでに「帝国」までいけんのか!? う~、不安。
さて、今日もいってみようかぁ、古代ヨーロッパの世界へターイムスリーップ!
時は紀元前771年。およそ400年の平和をたもってきたアルバ・ロンガ王国に風雲が吹き荒れた。国王とその弟とのあいだに大抗争が勃発し、国王派が敗北して弟が王座を奪う事態となったのだ。
しかし、「兄貴の血筋の男子は皆殺しにせよ」という弟王の厳しい命令にもかかわらず、生まれたばかりの、兄貴の孫にあたる双子の兄弟は川に流される処置がなされた。担当した兵士が幼い兄弟をふびんに思い手心を加えたためだったのだが、果たして、兄弟の行く末やいかに!?
という展開だったんですが、かごに入れられた兄弟はアルバーノ山地から北の土地にドンブラコと流れてゆき、なんということか! 森に流れ着いてそこに住んでいたオオカミに助けられます。オオカミのお乳を飲んで生き延びた兄弟は、通りすがりの羊飼いに発見されて保護されました。羊飼いは、オオカミのお乳(ルーマ)を飲んでいた兄弟ということから、それぞれ兄をロムルス、弟をレムスと名づけて2人を育てます。
時は流れて紀元前753年。元気な19歳(数え年)の若者となった兄弟は、ひょんなことから自分達が、実はアルバ・ロンガ王国の王子だったという衝撃の事実を知ってしまいました。
「俺達は羊飼いじゃなくて王子だったのか! しかも、今の国王が俺達を追放した張本人で、俺達のお祖父ちゃんは20年近くもそいつに幽閉されているんだって!? ゆ……許せん!」
ロムルス・レムス兄弟は、現代の19歳にもまさるとも劣らない若さで突進していきます。弟王に不満を持っていた羊飼い仲間を呼び集めて、一気にアルバ・ロンガ王宮に乱入して弟王を殺してしまいました。殺気に満ちた双子の兄弟たち若者集団に対して、弟王は兄貴から王座を奪って20年たとうとしていたお爺ちゃん……なんか日本の『忠臣蔵』のような、哀れな最期ではありました。
さて、幽閉されて約20年! やっと孫たちによって解放されたヨボヨボの兄貴王は、当然のごとく正統な王位継承者である孫たちに国王の座を譲ろうとしますが、なんと双子兄弟はこのおいしい話を断り、アルバーノ山地の北西に位置する、自分達が羊飼いとして育ってきた7つの丘に囲まれた土地に新たな国を建国したいという提案をします。自分の恩人の言うことですから、兄貴王は惜しみつつも孫たちの新王国設立を許可し、ここに、アルバ・ロンガ王国とは違ったまったく新しい王国が建国されることとなりました。
おそらくですが、ロムルス・レムス兄弟は、400年間の慣習やしがらみにがんじがらめになっていた古くさいアルバ・ロンガ王国にはなんの魅力も見出さなかったのではないでしょうか。それよりも、自分達の住み慣れた土地で、誰にも縛られることなく効率的なルールを考え出してゼロから新しい国を創り出していくというやり方のほうがスッキリしてていい!と判断したのでしょう。うーん、さすがは若者。わかりやすいです。
ロムルスとレムス兄弟の行動は、ごらんの通りに非常に若々しく男臭いものなんですが、それゆえの悲劇も建国の直前に起こってしまいました。
さっそく故郷の地に戻り、都市国家を建設する兄弟だったのですが、どこを国の中心地にして城壁を築くのかで意見が対立し、そのあげくに決闘になってしまい、兄ロムルスが弟レムスを殺すという結果になったのです。
若い……なにも殺さなくても。と私も最初に感じたのですが、よく考えてみると、身勝手なお祖父ちゃん兄弟の喧嘩のために運命の非情なとばっちりを受けて育ってきたロムルスとレムスのことです。2人が仲良く1つの国の王となるというヴィジョンには、もともと2人とも懐疑的だったのではないでしょうか。ともあれロムルスは、建国直前というグッドすぎるタイミングで弟をほうむり去り、若い力を結集したこの7つの丘に囲まれた土地に自分の名前にちなんだ国名をつけて、その国の初代国王に即位するのでした。
はい~、それこそが! 「ローマ王国(王政ローマ)」だったんですねぇ。
「ローマ」! やっと出てきました、この名が! でも、「帝国」はまだなんですよ……帝国じゃなくて王国なんです、この時点では。具体的に初代国王ロムルスがどんな王国を築いたのかについては、また次回にということにしましょう。
「YAT安心!」って、進行が遅すぎて全っ然、安心できねぇよ……ていうか、あと2日で劇団の公演、終わっちゃうよ! そのあとはまた普通の日替わりブログに戻るつもりなんだから、それまでに「帝国」までいけんのか!? う~、不安。
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