後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

カキガキ

2007年11月21日 | Weblog
カワガキ という言葉を
最初にラジオで聞いたとき
川で採れる牡蠣(そんなものは無いと思うが)
か、と思った
何のことは無い、
「川遊びする子どもたち」という意味だ
カワガキが居なくなった=自然の中で遊ぶことを知らない
そんなことから、おじさんたちが
カワガキ復活の取り組みをしている

柿の季節である
不思議おじさんの子ども時代は
家、畑、竹やぶなどの周りに
多種の柿の木があった
一本一本の木の姿
実の大きさや渋、甘さを覚えている

柿の木は折れやすいから登ったらアカン!
親に言われても知らんぷり
学校から帰ると柿の木に登ってムシャムシャ
枝先の柿は、竹の先端を割って木をはさんだ道具を作り
ポキポキと枝ごと折って取った

柿は日本が原産らしいが、氷河期に絶滅した
今の柿は中国から来ているらしい
富有柿は明治31年に登録された柿
真桑ウリと同じ岐阜県本巣郡が発祥の地

さわす ということを具体的に知ったのは
不思議おじさんは成人後のこと
あんなに大きな渋柿があるとも知らなかった

要は、水溶性タンニンを不溶化すれば良いらしい
そのためにジワジワと呼吸を止めてやる
炭酸ガスやアルコールを用いるが
他のガスや冷凍も効果があるらしい
加熱も一つの方法

柿の語源は「硬き」と「赤き」があるが
実が赤くなる「アカキ」の説を採りたい

他所の家の柿の木に登って
真っ赤に熟れた柿を食べる
そんな「カキガキ」を
ついぞ見かけることが無くなった

といっても、「カキガキ」復活を願って
子ども企画をするほどのこどてもないし ネ!



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