後ろ歩きの不思議おじさん

あっちこっちにポケットを一杯もった不思議なおじさんの特技は後ろ向き歩き。その右往左往振りは滑稽で、ちょっぴりもの悲しい。

ジャガイモの植え付け

2015年02月16日 | Weblog

備中と鍬だけで畑を始めたのは昨年の5月
南瓜と西瓜と真桑とサツマイモと落花生を作ったが
腰と股関節を酷く痛めた 完治に半年以上を要した
今も念のために週に一回はプロテック(腰の宙吊り)をしている

世の中は変わる 
変わらないのは「世の中は常に変わる」ということだけ
畑と少しご無沙汰している間に事情が変わった
畑のお隣を耕していたご主人がお亡くなりになっていた
同い年 耳が悪くて会話が成立しにくかった
ひょとしたら耳が悪くなった原因かと思えるような
気は好いがとても大声でお喋りする大阪のオバサマ
去年秋に耕運機を御買い求める成るとき少し助言した
そんな縁で「いつでも使って好いよ」と言われていた
ところがご主人がお亡くなりになったので畑作りを放棄された
耕作されていた土地は地主了承の元で別の方に
というわけで 新型の耕運機は不思議おじさんが使い放題
もうひとりの利用者がおられるが、ほぼ独占状態
耕運機を買うかどうか迷っていたが、世の中は分からんねぇ


「インカの目覚め」「紅あかり」「十勝こがね」「メークイン」
4種の種芋を買い求めた が 計算違いで芋が余った
慌ててまた耕運機を使って新たな畝を作ろうとした
ところが家庭菜園用運機では堅い土は耕せない
16万円もしたそうだが 限界がある
やはり備中と鍬が頼りだ
すぐに植えられる貝殻石灰をバイクで買いに行く

「もうええ加減にせんとまた腰をいわしまっせ」と
新たな畑の隣人(瀬戸口さん)からの忠告を受け
5時間の作業を終えた さすがに腰や膝が痛い
それでもまだ2種類の芋を植えることができていない


玉ねぎは順調に育っている
早生と中生を130株余り
収穫はジャガイモと同時期の6月の予定

耕した土の中の虫を求めて
鳩と鶺鴒(セキレイ)が新たな畝に群がる

頭上の陽はもう夏に近い
頭髪の薄い不思議おじさんには
すでに帽子は必需品であった

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