新春名人寄席

NHKラジオで、午後９時半まで
小さん、円生、志ん生の落語をやっていた。
小さんのは途中から聴いたので、
なんの噺か分からなかった。
円生は「御神酒徳利」、志ん生は「火炎太鼓」だった。
よかったですね。
おれは、寒空の下立哨しながら聴いていた。
心があったかくなりました。

駅で

団地から駅までの道は、人通りが少なかった。
いつも長蛇のタクシーも２台しか停まっていなかった。
駅のエスカレーターを昇った窓の所で、
あのシントコのホームレスが、
朝日を浴びながら朝飯を食べていた。
カップ麺なのか湯気の出ているものだった。
心の中で思わず「がんばれよ」っておれは、呟いた。

新宿行き急行の電車に乗ると、
徹夜の初詣帰りなのか、
カップルが寝汚く寄り添っていた。
おそらく川越の喜多院にでも行った帰りだろう。
二十歳ぐらいだった。
「青春がんばれよ」と、またおれは呟いた。

新年

明けまして、
おめでとうございます。
本年もよろしくお願い致します。

元旦から仕事などしたくないのですが、
これから行きます。
ちょっと風邪気味なのが心配です。

みなさまにとって、今年がよい年でありますように。

九想