駅で

2008年01月01日 | 健康・病気
団地から駅までの道は、人通りが少なかった。
いつも長蛇のタクシーも2台しか停まっていなかった。
駅のエスカレーターを昇った窓の所で、
あのシントコのホームレスが、
朝日を浴びながら朝飯を食べていた。
カップ麺なのか湯気の出ているものだった。
心の中で思わず「がんばれよ」っておれは、呟いた。

新宿行き急行の電車に乗ると、
徹夜の初詣帰りなのか、
カップルが寝汚く寄り添っていた。
おそらく川越の喜多院にでも行った帰りだろう。
二十歳ぐらいだった。
「青春がんばれよ」と、またおれは呟いた。
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