唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

パニックルーム

2006年11月09日 | 好きな映画・良かった映画
パニック・ルーム

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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2005/11/30 15:18

久々にみましたがやっぱり面白かったです。
あの携帯電話を取るときのスローモーションがたまらなくドキドキします。その割には携帯使わなかったけど・・・

最近感じるんですけど、最近の映画って必ず良い黒人がいたり、コンビが黒人だったりするの多いような気がします。この映画は差別してませんよというしるしみたいなものだと思うんですけど・・・白人だけが映画をみるわけじゃないからそういう配慮もあるのでしょう。

最近はアジア系の人も出てくるようになりましたね。

話はもどりましてパニックルームの話です。
まず、引っ越してきた初日という生活感のなさがいいです。宅配ピザの食事、水とジュースだけが入った冷蔵庫・・・隅に重なっているダンボール、まだその人の家ではありませんという寂しさが、漂ってきます。最初のころの親子の関係もなんとなくさめてる感じがその部屋にあっています。

お父さんはいつ見てもかわいそう。殴られにはいってきて、その動かない体に奥さんからムチを打たれ作戦に利用されて・・・

しかし、あのハンマーで犯人をぶったたくシーンはうぎゃあでした。ミザリーを思い出します。

警察に言わなかったのはなぜでしょうか。どうせ聞こえないなら、話しちゃってもよかったのに・・・娘が人質に取られていたらやっぱり無理かな?

犯人との主導権争いが面白かったです。途中でパニックルームのなかの人が入れ替わるというのも面白いところですね。

黒人はやさしいけどやさしくないですよね。だって、あの人がいなければもっと早くこの問題は解決していたはずですもんね。いろいろ知恵を働かせて住人を一番困らせたのは本人ですからね。

ケータイの話をしましたが、ケータイを無理してとらなかったらもっとうまくいってたかも。監視カメラを壊した後に警察を家の中まで引き入れて包囲しちゃうことも考えられたのではないでしょうかね。結果論ですが。

そんないろんなことをこっちの頭の中で考えることができるのも、パニックルームの面白さですかね。

ジョディーフォスター・・・いいですねえ・・・床に耳を近づけるときにおっぱいが重力で下に垂れ下がるでしょう?そこがなんともいえないシーンですね。
娘も生意気だけど素直でいいですね。

娘といえば血糖値のバンドみたいのつけてましたね。最初にベットで寝ているときに何で時計をして寝ているのだろうと思いましたが、その時点でみる側に違和感を持たせておいたのかもしれないなあとも思いました。その腕のものがあとでなんであるかを知って客はドキドキするという見せ方だったのかなあ・・・
まあ、なんにしても、映画の中の重要アイテムでした。

コヨーテアグリー

2006年11月09日 | 映画 か行
2005/12/11 01:08

この映画只者でない。コヨーテアグリーのシーンはドキドキハラハラ、かっこいいです。
でも、歌で成功しちゃった終わりの方はなんか只者でした。
歌もあまりかっこよくないのがねえ・・・。
はやく歌えばいいのに・・・そのじれったさがちょっといやでした。
半端な青春ものみたいなところはなしにして、もう、あのバーののりで最後まで突っ走ってほしかったなあ・・・
バーのシーンはほんとに最高でした。
しかし、誰が誰やら・・・



ドラゴン危機一髪’97

2006年11月09日 | 映画 た行
2005/12/11 23:57

題名で思い出すのはブルースリーでしょう。原題も THE NEW BIG BOSS ですから、あのブルースリーの映画の続編の様な位置付けなのでしょうか。

ビッグボスといえば、大森の映画館でブルースリー特集をやっていて、見たんですけど、途中で寝てしまった映画でした。(しかも始まって早々寝てしまって、みるのも退屈だったので途中でみるのをやめました。)

でも、あまり関係ないみたいです。よくわかりませんが・・・

主人公はドニーイェンです。いろんなカンフー映画見てると、敵とかでけっこう見かける人ですよね。・・自分の認識よりもビッグな人かもしれませんが・・・誰かに似てるなあと思うんですが・・・やなぎばとしろうさんでしょうかね。

暗い映画です。そのくらい感じでずっと最後まで終わってしまいます。

夢も希望もありません。

格闘シーンはすごいです。もう、ケンシロウなみです。でも、何がすごいって、そのスピード(早送りですけど)にもかかわらず型がびしっときまっているところですね。そのすごい!と思う反面、容赦のなさになんとなく重苦しい空気が・・・それが全体の暗さになってるんでしょうけど・・・

たまに、ブルースリーっぽい声と型を見せますが、それも、ビッグボスだからなのでしょう。

広角レンズを使うのはそのころのホンコン映画の特徴なんでしょうか。

面白いせりふは、武器が人を殺すんじゃない。人の心が殺すんだ。というところ。そして、まきを割れないのも道具のせいじゃないというところに結びつけたところです。

ブラザーズグリム

2006年11月09日 | 映画 は行
2005/12/10 00:58

久々に映画館で見ました。多分スターウォーズEP.3以来です

思っていたよりも普通で面白かったです。バロンのような奇抜さはなかったし、話の流れも普通でしたし・・・

雨で地面がグチョグチョになった町がいいです。雨のシーンもよかったです。

子どもたちがかわいいです。その子どもがさらわれるシーンは、とてもこわかったです。今いろんな事件がおきてるからそういうのも重なってきます。
だから、最後はとてもほっとするわけですけれども・・現実はそうじゃないですもんね。
(最後はほっとしたけど、なにも踊らなくても・・・でも、踊りと音楽は幸せの象徴かもしれませんね)

途中の人同士のやり取りはちょっとうるさいです。落ち着いて人の話を聞くシーンが少ないから、いつもきゃんきゃんしてる感じがしました。物語は真実に迫ってきているのに、邪魔も多いし、人の認識も遅い。

さいしょの、魔法の豆のシーンが2人にとって大きな傷というかしこりというか・・そうなっている感じがよかったです。
邪魔なんだけどほっとけないって感じがほんとに兄弟って感じだし。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この映画をみて思い出しました。子どものころ森って怖いところだと思ってました。本当に狼や熊がでるとおもってました。
今でも夜の森の中は怖いですよ。
童話の時代は村の外の人間以外のものから子どもを守ることが大切だったのだと思います。
いまは人間社会が森になっています。人間から子どもたちを守らなくてはいけない時代です。
まったくねえ・・・・



チャーリーとチョコレート工場

2006年11月09日 | 映画 た行
2006/02/06 07:16

チケットがあたるまでが心温まります。ちょっと目頭が熱くなりました。子どもと大人の関係がとてもいいんです。お互いの気遣いがいいんです。

チョコレート工場に入ったら一転して色もカラフルに明るい感じに・・・明るいというよりはやっぱり奇妙か・・・
笑えるところもあるんですが、子どもにやさしくない・・やさしくないというよりは容赦ないので、ちょっとひいちゃいました。でも、子どもたちは特にそのことで不満をもっているようでもなかったので良しとしましょう。

子どもたちの顔が面白い。整っている中にどこかがはみ出しているような不思議な顔がいいです。主人公もただかわいいだけの子どもというんじゃなくて、どこか不思議な雰囲気もあるんですけど、またそれがかわいく見えてくる感じかなあ・・・

ジョニーデップはすごいの一言です。変な役が似合います。

ダニーエルフマンの音楽も物語りにあっていて最高です。ウンパルンパでしたか?あの小人たちの歌と踊りが最高でした。



フルメタルジャケット

2006年11月09日 | 映画 は行
2005/12/04 05:50

最初の訓練のシーン、教官はもう言いたい放題。で、理不尽だろうがなんだろうが命令に従わなくてはいけない環境、力で感情をねじ伏せられちゃうわけで、軍隊とはそうやって人を殺すときに相手を人間と思わないようにただ殺人者を作るためにそうなっているんだろうと思います。だから、そこで行われていることがどんなにひどいことだろうと、当たり前なんだと思います。
問題は、殺人者を作り出して何をしてきたのかなのでしょう。理不尽さを国民に押し付けたのは国の政策ですから。

聖母マリアを信じないといったら怒られていました。アトミックカフェで、ソ連に対して「唯物論者」であること自体を批判していた政治家を思い出しました。アメリカは唯物論は否定されるのか?(だから理屈が通らないのか?)

そしてベトナムのシーン、街ひとつが粉々になっているところも印象的です。映像はドキュメントっぽい感じです。
兵隊さんが何を目的に歩いているのかよくわかりません。あまりちゃんとみていないからかもしれませんが・・・しかし、この戦争自体、兵士にとっては政府がでっち上げた薄っぺらな大儀があるにせよ、兵士にとっては何の大儀もない、ただ、兵士は人を殺すことのみを仕事としているわけですから、そういう意味では、その目的もないような歩きこそ本質的なのかもしれませんねえ。

地獄の黙示録でフランスの人が「俺はこの土地を守る大儀がある」ということを言っていたのを思い出します。歪んだ考えとはいえ、彼にとっては土地を守るという立派な動機があるわけですが、アメリカには何もないのです。なぜなら、侵略だからだと思います。侵略の口実に正義をお題目のように唱えているだけでは、そこの理想と思っていたものと現実との間のギャップの中で目的を失ってしまうのは当たり前です。・・・あ、フルメタルジャケットがそこをどう書いているかどうかはよくわかりませんが・・・。話しがだんだん思い込みのほうに行ってしまいました。

仲間を殺した憎い敵が女だったところがいいと思いました。ジョーカーにとっては、初めて近くで見た敵が女だったというところで少なからず動揺はあると思います。

女子どもまで兵士に仕立て上げるベトナムの恐ろしさという捉え方もできるかもしれませんが、自分は、そういうところよりも、その女の人が命をかけて何を守っているのかというところでインパクトが強いかなあと思いました。さっきのはなしと同じですけれど、戦っている大義です。

アメリカの描くベトナム戦争の映画はいっぱいありますが、当たり前かもしれませんが、アメリカの視点から描かれているので、結局本質的なところまではたどり着けないのかもしれません。戦争そのものがなんであったのかを鋭く追及するような映画はあるんですかね。そういうのをみてみたい。

日本の戦争映画もそうです。なんか、青春をかけて華々しく散ったとか、そんな靖国派が喜びそうな映画はいらないから、日本があの戦争で何をしたのかを描いてもらいたいものだ。(こっちはもっと悪質ですね)

そして、「黒くぬれ」です




アンデルセン

2006年11月09日 | 映画 あ行
2006/01/03 23:15

けっこう面白いです。
片思いなのにそれに気付かず無我夢中になって、その恋が冷めて、本当の愛に気付いたときにその人が・・・という、なんとも悲しい話であります。

現実とは厳しいなあ・・

アンデルセンって、もしかして、アンダーソンって呼ばれる??ミスターアンダーソン


エイリアン2 

2006年11月09日 | 映画 あ行
エイリアン2 完全版(THX版)

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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2006/01/17 00:11

DVDをかってみたんですが、劇場版とは違う映像も入っていて、155分あるそうで・・・

あまり前に見たときの記憶も定かではないんですが、最初から娘ののはなしとか、エイリアンに取り付かれるシーンとか、裁判みたいなシーンも長い感じがしたし、(全部記憶の中なので正確にはわかりませんが・・・)今までのイメージは、ただドンパチしてるようなイメージがあったんですけど、うたい文句も「今度は戦争だ」だったと記憶しますが・・・いずれにしても、そういうイメージよりも、もっと前作に近いゆったりしたイメージを持つことができました。
時間の関係で言えば、前に見たときはもっと、リプリーが解凍されて、ただちにエイリアンの元へというあわただしいイメージでしたが、そこへ行くまでにリプリーがどんなことをしていたのかが語られているので、映画の中での時間の関係もわかりやすかったような気がします。(あくまでイメージですが・・・)

一回観たことあるのに新しい映画を見ているみたい。

エイリアンの登場も、前作で見ているのにあれだけ引っ張れるというのはなかなか大したもんだと思いました。(おまえがいうな!)

エイリアンの動きは爬虫類的でなかなか見ごたえあります。

海兵隊とリプリーの対比がおもしろいですね。人殺し専門の殴りこみ部隊とただの航空士という関係は服装から明らかに色分けされていてそこがよかったです。

それでとりあえず飛んできたやつが壊れて、暗くなるから部屋にこもろうというところまでみました。

あの女の子のいろんなしぐさがいいですね。

エイリアンがいっぱいいるようにみせてますが、本当は6体しかなかったそうです。だからカメラの使い方とかそういうのでいっぱい見せるようにしたそうです。
あの自動のマシンガンが弾切れになるところなんかも、エイリアンの姿はあまり見せないで数字だけで表現してたのもそういう制約があったのでしょう・・・
子どもがさらわれてからのリプリーの戦いはかっこいいです。
やっぱり後半の爆発までのカウントダウンが
前作を思い起こさせてくれました。
最後はお決まりの宇宙空間へというのもよかったかも。

2以降の作品を見ると、母親と子どもというのがこのエイリアンのテーマに加わりました。まあ、どの親子関係もかなり変な関係ですけどね。

リプリーが無理してあんな敵を殲滅しなくてもよかったのにと思いました。むしろ、リプリーがあんな無茶をしたからその後も大変な思いをしちゃったのではと・・・

というわけで、たっぷり楽しませていただきました。

コンタクト

2006年11月09日 | 映画 か行
2006/01/22 23:26

宇宙人との接触

テレビかなんかで見たときに浜辺のシーンを見て何だこれは?と思ったんですが、最初から観ると面白いです。

知的生命体への探求、宇宙はファイナルフロンティアなんです。

その純粋な探究心を国家や宗教や名を売りたい科学者などが邪魔をするんですが、そこがけっこうハラハラドキドキ。

神を信じないものが選ばれないなんてばかな話があるもんかと思うわけですけれど、アメリカがそうなんでしょうね。アトミックカフェでけっこうえらい人がソ連のことを「唯物論者」と批判していることを思い出しました。唯物論という言葉が批判に使われること自体があほな話ですが、アメリカでは意外とまじめにそうなのかもしれません。

神にとっては真理の探究というのは自分の存在を否定することかもね。
人間の手におえない未知な部分を「神」という言葉に置き換えればこんな簡単なことはないのでしょう。

と言っても、宗教をもつ人をどうこう言う気はないんですけれど・・・すいません。

宇宙の映像はすごいきれいでした。映像の大きさにちょっと感動しました。そして彼女は言うんです。「詩人をのせるべきだった」せりふもいいですねえ・・・

でも、あの変な宗教かぶれのお兄さんより一緒にがんばってきた目の見えない人のがいいのになあ・・・

変な出資者はほんとに変。

クリントン・・・か・・・すごい違和感がある。民主党の応援映画というわけでもないのでしょうが・・・

その存在自体が人類を孤立したものからつながりあっているものに認識が発展するという感じがなんとなくいいです。

しかも、結論から言えば、彼女の体験は、現在の人類にとっては理解しえないもの、ただの幻と評価されるだけで終わっているところもいいですね。

長い年月の中で、人類の認識の発展と社会的な発展、科学の発展があったときに、その存在を認められるだけの力をもったときにその先見性が評価されるのでありましょう・・・

しかし、日本を何であんなふうに描くのかね。

悪夢

2006年11月09日 | ほか
最悪だ・・・
悪夢だ・・・
悪い夢だ・・・

まじでやな夢をみて起きてしまった・・・
まいったねこりゃ・・・・

やだやだやだやだ・・・・

目の前で知り合いがビルから落ちちゃうのを見ちゃった・・・・夢だけど・・・・でも夢に中では現実だから・・・気持ちは最悪だ・・・・
ほんと、いやだよ・・・・

かいてるうちにまたいやになってきた・・・

いまかんがえたら、何でそんなありえないとこにいるんだよって感じだけど・・・たしかにそこにいちゃったんだからしょうがない・・・それに何の違和感も無くいちゃったんだからね。夢とはいえ、まいったね。

ほんと最悪だよ。

アー眠くなってきた・・・ねます・・・・

命は大切に・・・っていうことですね。