唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

人生は、奇跡の詩

2008年07月30日 | 好きな映画・良かった映画
人生は、奇跡の詩

ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメント

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最初のトムウェイツの音楽・・・教会のミサのようと思っていたら、その場にふさわしくないかっこでいつものあの人が登場。でも、周りはあまりそのことを気にしていなくて・・・それで手招きされて・・・ベルを鳴らすと、一気に音楽が盛り上がって真っ白なウェディングドレスを着たきれいな女性が現れて・・・そこで一気に具具ぐっと感動してしまいました。最初の10分で何もわからず感動です。

一人の女性をこれほどまでに情熱的に一途(?)に愛せるなんてすごい。愛せるというだけでなく、それを行動にできるというのが素敵だと思います。周りから見れば、「現実的でない」ことをその思いと行動力で現実にする。・・・そうですね。イラクで起こったことだって、現実的で悲観的で何の希望もない状態ですが、その中で、彼女の「死」も避けることのできない現実で、そこに希望はありません。

男は、そのそれでも「生きている」という事実だけを唯一の希望にして、それこそ死にものぐるいでかけまわります。
その努力が「奇跡」をおこすわけですが、その奇跡は、現実的な努力によっておこされたわけです。

不可能と思われることも、努力の積み重ねの中で可能になることもあります。
戦争だって、なくすことは不可能のように見えますが、努力の積み重ねによって、なくすことができるかもしれませんね。

言葉で説明するのではなく、その人の行動そのものが心を表して、その行動が彼女に真実を伝えました。まさに、「詩」です。

最後の彼女の微笑が美しいです。真実を見つけた美しさ。最高の幸せの一瞬ですね。

ジャンレノも出てます。こっちの人の自殺の意味がよくわかりませんでした。現実に追い詰められてしまったのでしょうか。

そうそう、床屋のいすで寝てるとき、トムウェイツの音楽でまた涙でウルウルとなりそうなときに「!!」と!笑ってしまいました。

ボーン・アルティメイタム

2008年07月29日 | 映画 は行
ボーン・アルティメイタム

ジェネオン エンタテインメント

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手ぶれとか、きゅっとズームしたりとか、ちょっとピンボケとか、もううんざりですね。勝手に追われてなさいってかんっじだし・・・早歩きばっかり見てもつまんない。というわけで、10分ぐらいで見る気力がなくなった。

遠い夜明け

2008年07月27日 | 好きな映画・良かった映画
遠い夜明け

ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン

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遠い遠い夜明け・・・
歴史はやはり、前に進むのです。

人間を力で押さえつけようとしても、そのときはつぶすことはできても、必ず崩壊します。
巨大な力の前に一人一人の人間は無力に見えます。大勢でデモ行進をしても、武力の前に鎮圧されてしまうこともあります。でも、そうやって力で、恐怖で人を押さえ込んでも、心までは支配できません。自由を求める心は絶対に支配できません。

拳を掲げて歌う姿は感動的です。本当の力を感じます。この力が歴史を動かしているんだなあと・・・・
ふぬけなリベラルがピコとの交流の中で立ち上がっていく姿も感動的です。人はたたかいの中で成長するんですね。相手が力で押さえつけようとすればするほど、新しい力を身につけるんだと思いました。一個人もそうですけど、集団としてもそうです。

国外へ逃げるときはドキドキハラハラです。ゲートが開くのがゆっくりでそれがまたじれったくて。



ライラの冒険 黄金の羅針盤

2008年07月24日 | 映画 ま・や・ら・わ行
ライラの冒険 黄金の羅針盤 コレクターズ・エディション(2枚組)

ギャガ・コミュニケーションズ

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小生意気な顔をしていると思っていたライラの顔がりりしく思えてきました。
熊がすごいですね。

古い教義を守るために真実を隠し、抹殺しようとする感じ(?)が、昔、進化論とか、地球は丸いとか、そういうのを否定する宗教っぽくてちょっといい感じだと思いました。


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スターダスト

2008年07月21日 | 映画 さ行
スターダスト スペシャル・コレクターズ・エディション

パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

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疲れて途中で眠くなったので30分ぐらいで見るのをやめました。
このあとどうなるのかなあ・・・
気になるなあ・・・

というわけで、その後を見ました。
結構ドキドキワクワクで冒険ものらしい映画です。しかも最後は王様になっちゃうところもそれっぽい。お母さんとの再会もあるし。

でも、一番良かったのは、愛ですね。キスシーンは泣けます。(普通泣かないかな?)でも、キスはいいけど、その勢いで最後まで行っちゃうところがらしくないと思いました。

死んでいく兄弟の人たちもなんか面白い。幽霊になってワイワイやってるところがなんかいいです。





ホステル

2008年07月21日 | 映画 は行
ホステル 無修正版 コレクターズ・エディション

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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もっとエロエロしたのを想像しましたが・・・あと、もっとうぎゃあnかとも思いましたが・・・それほどでもなかったです。

とはいえ、こわい話です。ありそうでこわい。

さっきから、コップがピン!ってなったり、ペットボトルがパン!ってなったりしてるんですけど・・・「はうっ!ラップ現象だ!」ちょっとこわい・・・


ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた

2008年07月18日 | 映画 あ行
パイってあまりなじみのある食べ物じゃないのすが、心境をパイでイメージするところがよくて、すごいおいしそう・・・・
アメリカではよく食べるのでしょうか。

この映画、ちょっとしたところの表現が面白くて、結構軽い気持ちでみることができます。

主人公の女の人はきれいで良かったです。
不倫相手の男の人も、おじいちゃんも良かった。意外と良かったのがお店の男の人。仕事のことばっかりで文句ばかりいっていながら、ウェイトレス産のほうにもそれなりのことを言われても平気でいられる関係もなんかいいです。しかも、あの「幸せなの?」ときかれたときの、「まじめに聞いたのなら教えてやる」みたいな言い方が良かったです。

この映画で、ドーン役で出ていた人が監督さんなんですね。
でもびっくりです。2006年になくなったそうで、40歳ぐらいですよ!しかも、殺されちゃったとか!なんか、思い入れもない状態でこんな事実がわかってもなんなんですけど・・・

ウェイトレス~おいしい人生のつくりかた (初回生産分限定“幸せなパイのレシピブック”付)

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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テラビシアにかける橋

2008年07月16日 | 好きな映画・良かった映画
あちゃーまだないてます。こんな展開になるとは夢にも思わなかったです。

あの時スローになったときにまさか・・・ねえ・・・とおもったら・・・先生の車から彼女の家を見たとき・・・ああ・・・これはかなり可能性が・・・とは思ったものの・・・その後、テラビシアに行けば彼女にあえるのではないかとか、どこか期待していたのですが・・・これが現実です。

悲しいけど、それを乗り越えて生きていこうという感じがいいです。

あの偽のラブレターはひどい話ですけどね。

彼女が死んだあとのお父さんがよかったですね。向きあっていて。

テラビシアにかける橋

ポニーキャニオン

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ヒトラーの贋札

2008年07月14日 | 映画 は行
ヒトラーの贋札

東宝

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技術を持っていると得ですね。・・・でも、そんなことで命の選別がされてしまうところがおかしいのです。

そして、選ばれた人たちだって、確かにふかふかのきれいなベッド、普通と変わらない服・・・まるで外にいるときみたいな待遇に少し、救われたような気もするのかもしれません。

しかし、現実は、いくら外目には待遇されているように見えても、いつ殺されるかわからない、とらわれている状態に代わりはなくて・・・そして、塀を一枚隔てた外では同じ仲間が次々と殺されているわけです。

いつ自分もああなるか・・という恐怖と、自分だけこんないい目にあっていいのだろうかという気持ちも出てくると思うし、逆に、あんな待遇されている人を外から見たら、ナチスの犬が!という目で見られるわけです。同じ仲間同士が分断されます。

贋札を作るということにも葛藤があります。うまくつくれば命を永らえることができるけれども、ナチスも生かしてしまうことになる。それは同時の仲間をもっと殺してしまうことになってしまう。でも、だからといって、贋札を仕上げなければ、自分だけでなく、そこにいる仲間も殺してしまうことになる。そんな選択が迫られるわけです。

命をなげうって、正義を貫く。それは立派なことで、人間が本来持っているものでもあると思います。

でも、生きていたい願望からそれを貫けない人もいると思うし、それをせめることなんてできない気もします。

理屈ではひととしてこうあるべきというのはわかってはいても、・・・じっさいに、それを貫くというのは難しいことです。

そういう究極的な選択を迫ってしまう状態が異常なわけで、その状態が、本来の人間として選ぶべき道を強制的に狭め、排除してしまうということなのでしょう。

人として正しく生きる。
それが困難な状態では、その生き方はすばらしく輝きを放つものです。
でも、本当は、平和であればこそ、その正しく生きる道というのは、みんなが自らの力でで選択できるのだろうと思います。


憤懣遣るかたない

2008年07月14日 | ありがたいお言葉
ふんまん 【憤懣/忿懣】
いきどおりもだえること。腹が立っていらいらすること。
「―やる方がない」「―する如く肩を怒らし/社会百面相(魯庵)」

やるかたな・い 5 【遣る方無い】
(1)思いを晴らす方法がない。どうすることもできない。
「憤懣(ふんまん)―・い」「このうれへこそ―・く悲しけれ/十六夜」
(2)程度が普通でない。非常だ。
「女―・く名残を惜しむあはれさに/咄本・醒睡笑」

インランド・エンパイア

2008年07月14日 | 映画 あ行
インランド・エンパイア 通常版

角川エンタテインメント

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退屈で、途中で見るのをやめました。
貴重な時間は大切に使いましょうということですね。(またか!)
いや、電話帳を見るのが趣味という人もいるようなのでこういう映画も見る人によるのかもしれないが・・・・

なんか、余裕がないときって、案外この手の映画をつかまされるなあ・・・って、勝手に選んでるのか。

最近、「みたい!」ってみる映画が少ないなあ・・・・

グリズリー・プラネット

2008年07月14日 | 映画 か行
グリズリー・プラネット

タキ・コーポレーション

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いきなり部下に手を切られちゃって笑いました。そしたらいきなり再生しちゃってまた笑い、熊に襲われまた笑い・・・

熊に追いつけられたときも急になぜか熊が逃げていって・・・「なぜ?」って博士が言ったせりふはまさに自分の気持ちともぴったりで・・・ああ、地震だったのねと思った矢先に木が倒れてきてまた笑い・・・

でも、そんなに付き合っていられるほど自分も余裕があるわけでもないので、いきなり最後を見てああなるほど。

それで、ジ・エンドです。

予想通りのつまらなさです。スターとれっくのテレビ版の監督がなんだと買って書いてありましたが、そんなことで予想していながらもちょっとだけでも期待してしまった僕は・・・ふう・・・

時間はもっと大切につかいましょうというありがたいお話でした。