人生は、奇跡の詩ブエナ・ビスタ・ホーム・エンターテイメントこのアイテムの詳細を見る |
最初のトムウェイツの音楽・・・教会のミサのようと思っていたら、その場にふさわしくないかっこでいつものあの人が登場。でも、周りはあまりそのことを気にしていなくて・・・それで手招きされて・・・ベルを鳴らすと、一気に音楽が盛り上がって真っ白なウェディングドレスを着たきれいな女性が現れて・・・そこで一気に具具ぐっと感動してしまいました。最初の10分で何もわからず感動です。
一人の女性をこれほどまでに情熱的に一途(?)に愛せるなんてすごい。愛せるというだけでなく、それを行動にできるというのが素敵だと思います。周りから見れば、「現実的でない」ことをその思いと行動力で現実にする。・・・そうですね。イラクで起こったことだって、現実的で悲観的で何の希望もない状態ですが、その中で、彼女の「死」も避けることのできない現実で、そこに希望はありません。
男は、そのそれでも「生きている」という事実だけを唯一の希望にして、それこそ死にものぐるいでかけまわります。
その努力が「奇跡」をおこすわけですが、その奇跡は、現実的な努力によっておこされたわけです。
不可能と思われることも、努力の積み重ねの中で可能になることもあります。
戦争だって、なくすことは不可能のように見えますが、努力の積み重ねによって、なくすことができるかもしれませんね。
言葉で説明するのではなく、その人の行動そのものが心を表して、その行動が彼女に真実を伝えました。まさに、「詩」です。
最後の彼女の微笑が美しいです。真実を見つけた美しさ。最高の幸せの一瞬ですね。
ジャンレノも出てます。こっちの人の自殺の意味がよくわかりませんでした。現実に追い詰められてしまったのでしょうか。
そうそう、床屋のいすで寝てるとき、トムウェイツの音楽でまた涙でウルウルとなりそうなときに「!!」と!笑ってしまいました。