唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

勝手にスタローンまつり

2019年11月30日 | 映画 ま・や・ら・わ行
3日連続でランボー1.2.3を観ました。 もう、過去の話ですな。

今みるとランボーは、そんなに暗い人じゃなかったことがわかります。あの、最後の戦場の暗さは何だったのでしょうか。
多分、アフガンから戻ったあとに、ベトナム戦争以上のなにか辛いことがあったのかもしれません。

最初のきっかけの警察官とのトラブルも、それまでもあったと思うし、あそこでちょっと意地はらなかったら、あんがいそのまま人生普通に生きていた気もするし。

トラウトマンが呼びに来なかったらそのまま社会に戻ってふつうにくらしてたかもしれないし

アフガンでトラウトマンがへましなければ…または、ぽっと出の人が、トラウトマンが捕まったことをわざわざ言いに来なければ、

あんなにたくさんの人を殺さずに済んだのかもしれません。

アフガンの終わりのランボーが案外明るいので、それと最後の戦場が結びつかない。
最後の戦場のいいところは、おせっかいな「国」が出てこないことだと思いました。
おせっかいはしてるけど。

しかし、ソ連って嫌われてますね。
2なんて、ベトナム人殺し、ソ連人殺しを映画化できるって、すごいですね。当時の雰囲気ですかね。
例えば、日本の元軍人が、朝鮮半島や中国に行って捕虜探してこいって言われて、捕虜を助け出して、朝鮮の人や中国の人をバンバン殺しちゃって、正義ヅラしてるような映画ですよね。バックにはロシアがいた…みたいな。今考えたらすごい話だ。アメリカって、勝手に他国で暴れてますね。

あの日のオルガン

2019年11月29日 | 好きな映画・良かった映画
若い女性たちが自分たちのさまざまな思いがある中で一生懸命に生きているのがまず素晴らしい。

売れそうな映画やテレビやバラエティで見かける方々も、ただの人気があるだけの人たちでなく、この方々、プロなんだなあ・・・と思わせてくれます。

現代的なノリを程よく混ぜてくれているところもテンポが良くなって、気楽さが出ていい。



子どもたちの演技も自然にできるように配慮しているのがよくわかる。

こういったテーマの映画は、素人っぽいとこが出るときがあって、それが見ている中での違和感になるときがあるんだけど、そういったものを感じないところが、スタッフさんもプロ!と思いました。

戦争から子どもたちを守るための、若い前向きな決意が、押し寄せてくる戦争の波によって壊されていき精神的に追い詰められて重苦しくなっていきます。



埼玉の空襲が8月14日の深夜と言ってた気がしますが、それも、本当に肌肉なものです。すでに日本は負け方を模索している状態で、原爆も空襲も続いたわけです。上層部や(畏れおおくも)天皇のくだらないプライドやアメリカの思惑が死者を増やした。そこに庶民の立場がないところに戦争の恐ろしさがあります。そもそも、庶民の立場があるのなら、戦争なんておきようがないのだけれど。

戦争反対を正面から声高に叫んでいる映画じゃないだけに、戦争の理不尽さがじわじわと迫ってくる。


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このブログ、何年ぶりの復活です。プリンスがなくなってから、ずっと入らなくなってたんですね。

ログインできるか心配でしたが、こうして戻ってきました。
誰も待っていてくれたわけではないでしょうけど・・・
どこかで誰かが…こうやって思いをはせているうちにもうすぐ50歳です。