唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

中日が大量点で連勝

2007年10月30日 | スポーツ
中日が大量点で連勝、2勝1敗に…日本シリーズ(読売新聞) - goo ニュース

1回と最終回しかみてなかったけど・・・
気持ちいいですねえ・・・大量得点のシーンは、3アウトをとるのってたいへんです。
初戦がダルビッシュのすごさが目立ちすぎてドラゴンズがかわいそう(とはいえ善戦でした)と思っていましたが、2戦、3戦と、勢いがありましたね。

もう、これからの試合、ダルビッシュだけでいくしかないね。なんてね。

ヴィム・ヴェンダースpresents Rain

2007年10月30日 | 映画 ま・や・ら・わ行
ヴィム・ヴェンダースpresents Rain

トランスフォーマー

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それっぽい雰囲気です。何かを抱えている人たちの日常・・・雨の中の出来事。土砂降りの雨のなか、窓から外を見ているように退屈な映画でした。
最後は晴れました。天気も、心も。晴れ方はいろいろだけど・・・とにかく晴れました。
子どもを守るために子どもを殺す選択というのはちょっと悲しい。

退屈と名作は紙一重かもしれない。これはどっちかな?

協栄ジム、亀田家処分を発表…興毅は「反則指示」認め謝罪

2007年10月28日 | スポーツ
協栄ジム、亀田家処分を発表…興毅は「反則指示」認め謝罪(読売新聞) - goo ニュース

もうどうでもいいような気もしますが・・・

内藤選手も「反則しなきゃいい」といってるように、スポーツをやるものとしてのルールが守れないなら、プロじゃないわけで・・・
けんかや殺し合いではないんだからさ。変にそこを飛び越えた戦いみたいにあおる風潮もありますしね。
「命を奪ってしまう競技だからルールがある」とテレビで誰かがいってたけど、その前提がないと、取り返しのつかないことになりかねないわけで、それがあるからお互いに安心して(?)相手に向かえるわけです。
人の性格はいろいろあるから性格が悪いからって文句言えるものでもないけれど・・・スポーツ選手の評価も基本的にはその、競技の枠のなかだけで評価しないといけないわけで・・・

あのサンデージャポンみましたけど・・・
テリ―伊藤の話は品等に真剣に話しててよかったんですが、高橋ジョージですか?君が代も下手だけど、あの内藤選手に言った言葉。馬鹿じゃないの?って感じでしたね。なんかそれも謝罪したようですが・・・

なんか、「反則はどっちもどっち」みたいにしたかったのかね。それに、「何で打ち合わないの?」って大きなお世話ですよね。ホームランバッターがシングルヒットを打ったのに「何でホームラン打たないの?」って聞いてるぐらい馬鹿な話でした。盗塁王が盗塁しなかったら「何で盗塁しないんだ!」ってなるのかね。ストレートが持ち味の投手がカーブを投げたら「何でストレート投げないんだ!」って言うのかな?サッカーでゴール前でシュートをしないでパスしちゃったら「何でシュートしないの!」っていうのかよ!・・・それはよく言っている・・・(柳沢の顔が脳裏をかすめた・・・)ゴルフの選手が・・・(しつこい!)

なんにしても、今のテレビは、スポーツをスポーツと違うところで話を大きくして、視聴率を稼ぐ風潮がありますね。タレントを使って騒いだりするのもみてて気持ち悪くなる。そんなに実力ないのに煽ってメダルをいくつ取れるか!みたいな報道をして・・・競技の枠って書きましたけど、そこを飛び越えてプライべートに入り込むのもありますし。

この問題の大きな責任は煽ってきたマスコミにあるし、スポーツの報道姿勢を正さなければいけないと思います。

記者会見だって、いきなり手のひらを返したように正義感ぶって亀田兄に詰め寄る記者の姿は聞いてて腹がたった。自分たちの報道姿勢が問われていることは難も考えてないことがよくわかる。挑発すればうけがいいと思っているようにも思える。

しかし・・・スポーツはぜんぜん見なくなったなあ・・・

きのうの中日×日ハムは見たけどね。
ダルビッシュすごかったなあ・・・でも、川上のがんばりも印象的でした。ピッチャーがしまると、面白いですね。

スタートレックTNG / アンドロイドの目覚め

2007年10月28日 | スタートレック
データの話はいつも面白いです。

アンドロイドが人間社会の中でどのような立場におかれているのか、どのような目でみられているのか・・・そのなかで、アンドロイド自身がなにを「感じる」のか。
それは、人間をどう見るかにつながる気がします。人種や宗教、思想信条の違いを、違うものとして排除していくのか、それとも共存と発展をめざすのか、そこのところの、人間感覚・・・人間観が問われます。

データが、自分の子どもを作成するんだけど、それを艦隊がほしがって・・・引き離そうとします。要はアンドロイド=機械として、その技術を人工頭脳の研究も含め利用しようとするわけです。提督が憎らしい・・・最後は自分の過ちを認めたけどね。

データはもちろん、ピカードたちは、データの子として、人間として(・・・というのが正しいかわかりませんが・・・)その命令を拒否するわけですが・・・

そこで対立か?というところで、その子は故障で機能を停止してしまうわけです。

データとラル(こども)のやり取りとか、泣けるシーンもあって、いい作品になってます。

従軍慰安婦

2007年10月27日 | ほか
今、ビデオで従軍慰安婦の証言を見ていました。平壌での証言です。

1日に40人も50人も相手をさせられたとか、はむかった人が首を切られてそのクビをかまゆでにして・・・そのゆでたお湯を飲まされたとか、日本兵の前で朝鮮語を話した女の子が見せしめに首を切られたり・・・性器に火のついたタバコを押し当てられたり・・・終戦後にみんな並ばされて「おまえらはもう用は無い」といって首を切り落とされていったりとか、信じられないことが日本軍によってやられていたわけです。

日本の調査団の人に「その行為のときにお金は払われましたか?」という質問に(・・・なんでこんなあほな質問を?とも思うのですが、靖国派の連中とかが言っているのは「強制はなかった」といって、彼女らが自主的にお金を目当てに性交渉を行ったようなことをいうから、それの反論として、証言を得たかったのだろうとは思いますが・・・)その言葉に怒りに震えながら「お金をもらってそんなことをするというのですか?一日に40人も50人も相手にさせられて・・お金をもらってできることですか?」といっていたのが心に残ります。
同じようにあほな質問で「休みはなかったのですか?」という質問がありました。「休みなんて無い。休みってなんですか?」といってました。強制的に連れてこられた彼女らは道具なんです。衰弱して使い物にならなくなるとその人たちは消えます。そして新しい人が連れてこられるのです。

証言者はみんな、日本軍がつかっていた日本語を使ってそのときの状況を話します。ある人は、「まだか?まだ終わらないのか?」「もうちょっとまって」とか、その日本語を覚えているのです。その人の話す日本語には、なんとも言い表せない怒り、苦しみ、悲しみ・・・そういうものがありました。

思ったことがいくつかあります。
日本軍が日本の国がしてきた残虐な恥ずべき真実をきちんと正面から受け止めなければいけないということです。それと、男である自分がこのことを考えたときにその状況におかれた自分はどういう行動をとっただろうか・・・というのは、かなり突きつけられました。

「あなたになら言える秘密のこと」で謝りながらレイプした男がいたという証言がありましたが、自分はやっていることの非道さを知りつつ、申し訳ないと、思いながらそれでも、してしまうのではないだろうか・・・そんなことを考えました。もちろん、軍隊が差別とか、非人間性とか、そういうものをつくってしまうところでもありますけど、自分は人間として、人間らしい道を貫き通すことができるのか。これだけに限らないですけど、これからの人生で、人間としての道を貫き通すことができるのかなあ・・・と、そんなことも考えました。

非人間性は、相手を人間と思わない・・・自分と「同じ」と思わないことだと思いました。でもそのときに、相手を人間と思わなくなったときに、自分の人間を無くすことなんだと思います。
相手をどう思うかが、自分がどこまで人間であるかの鏡なんだろうと・・・そんなことを今考えました。

セレブの種

2007年10月25日 | 映画 さ行
セレブの種

エイベックス・トラックス

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スパイクリー監督ですが、この「セレブの種」という題を見てるとB級なエロっぽいにおいをかもしだします。でも、最初は違う映画を借りちゃったかと思うくらい全然そんな感じじゃありません。いきなり同僚の自殺ですもん。

題名は、「セレブ」という言葉がアホみたいに氾濫してる時代だからつけたんだろうけど・・・安易な気がします。

何十回と繰り広げられるSEXシーンがありましたが、エロ映画みたいな視点じゃなくて、笑っちゃうような感じです。でも、映画の話そのものは、かなりまじめです。

製薬会社の不正を見過ごせずに内部告発した主人公が会社からほされて銀行の口座も止められちゃって(そんなことできるんだ・・・)、資本主義社会ですから、生きるすべを失って・・・そこで昔の恋人が今の恋人(女性)を連れてやってきて、ビジネスとして妊娠させてくれと来るわけです。彼は倫理に反すると最初は断っていましたが、やっぱりお金が無くては生きてはいけず、OKしちゃいます。そこから変な妊娠させるビジネスがはじまるわけですけれど・・・
「セレブの種」という題よりは、「精子の値段」とか、「受精の値段」とかのが自分としてはピンと来る気がします。人工授精の精子なのかな?あの会社の人が検査してたやつは。ランク付けされて精子の数が足りないとかで除外されちゃうみたい。

逆ブロークバックマウンテン状態の変な三角関系は、2人に子どもができて、5人で丸く収まってしまうという離れ技をやってのけます。

会社の社長もつかまってそれも丸く収まります。

みんな子どもも生まれて、丸く収まります。

スパイクリーさんだけあって、人種問題もでてきます。それだけじゃありませんね。同性愛への偏見もでてきます。

そうそう。セックスシーンといえば、何でアメリカ映画の人は持ち上げて壁に押し付けるんだろうとか、思っちゃいましたが・・・

映像がなぜか古っぽくかんじたのはなんでなのかな?

Rodrigo y Gabriela

2007年10月24日 | 音楽
Rodrigo y Gabriela
Rodrigo y Gabriela
Rubyworks

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タワーレコードで買ってネットカフェで大音量で聴いた第2弾!!

なんだこりゃ!
すげえ・・・
だめだ・・・
どうしよう・・・
だ・・・だめだ・・・もうだめ・・・

・・・今まですいません。
ほんと、これからはきちんとしますから・・・
なんか、話が違ってきてますが・・・

攻撃的な人はそのまま攻撃的に聴けるし、攻撃されることが好きな人も、この攻撃を受ける快感を感じることでしょう。自分はどっちかって?今は何かに八つ当たりしたい気分です。世の中うまくいかないこともたくさんありますし・・・一心不乱に何かをぶったたいていたい。でも、ほんとはかなり攻撃されてる・・・どっちもアリです。

ツェッペリンの天国への階段とメタリカのORIONがカバーされてます。これがまた・・・
天国への・・・は、これなら「天国への階段演奏禁止」の楽器屋さんでも気持ちよく許してもらえると思いますよ。
ORIONは「死ね!しね!やっぱり死んじゃだめ!!」って感じです。打ちのめされて号泣です。

死ぬか殺されるかどっちか選べって・・・いや、あんたは生きぬけって感じで無理やり生かされる力を与えられます。すげえよ・・・あんちゃんすげえよ!!姉ちゃんもすげえよ。すご過ぎるよ!

かなりヘヴィです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

その後、家で小さい音できいたら、小さいなりの小ささになりました。
ぶっ飛んだのは、大音量で聴いたせいもあるみたいですが、やはり音楽は大音量で聴かないとダメなのかな?

New Used Car / Sue Foley

2007年10月24日 | 音楽
New Used Car
Sue Foley
Ruf

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さっきタワーレコードで買ったばっかりのをネットカフェで聴いています。

ブルースギターウーマンで紹介されていた人のアルバムです。
雰囲気がある人です。ちょっとけだるそうだけど力強い感じです。声もすごい響いてきます。かっこいいです。

「元祖美人テキサスブルースギターウーマン」・・・元祖とか、美人とか、わけわからないけど・・・元美人でなくてよかったです。
その上、「女としてプレイヤーとしてもまさに脂の乗り切った」って・・・大きなお世話です。赤の他人にそんなこといわれても・・・って感じですよね。
「ご機嫌なブルースロックアルバム」です。

7曲目「mother」がお気に入りです。

ロードムービーなんかで使われたらいい感じでしょうね。

スーフォーリーさんは、1968年カナダ生まれだそうです。

幸福のスイッチ

2007年10月24日 | 好きな映画・良かった映画
幸福のスイッチ

東北新社

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じわじわときますねこの映画。
上野樹里さんのふてくされ方がいいです。
本上まなみさんもいい味出してます。

泣くつぼを押さえた映画です。静かな感動もありますし泣きますし。人に優しい映画です。

強情になっちゃうのわかるなあ・・・なんか、自分が一番不幸みたいに思っちゃったり、自分のことなんて誰もわかってくれないなんて思ってしまって勝手にむかむかきちゃったりすねてみたくなっちゃうわけだけど・・・本当はお父さんの一生懸命な姿とか、みんなのために一生懸命なところも見てるわけで、だから、そんなお父さんが目の前で文句を言われている姿になんともいえない理不尽さを感じて、悔しくて涙を流します。お父さんがすきなんだよね。

だからこそお母さんや自分に愛情を注いでほしかったわけで・・・お姉さんはどういう形か知らないけれど、お母さんと自分への愛情を感じとることができて、あっさりうまくいってしまうわけだけど、2番目の娘というのは、お姉さんと比較されるし、よくできた姉に嫉妬して余計すねちゃったりして、自分に目を向けさせようとしたのかもしれないし・・・そうしていくうちに疎外感というか・・・そうなっていちゃうのはわかるような気がします。一番下は下でのびのびと育ってる感じだし電気科に入って親を喜ばせてるし・・・
なんで自分だけ・・・と思い込んでしまうわけですね。本当はそうじゃないわけだけれど、それが見えなかったりするんですね。

一番下が機嫌悪くなるのもわかる気がします。あるいみ、お父さんに喜ばれようと一生懸命なところもあるんでしょう。そうやって毎日毎日生きてきたのに、家を捨ててあんなに文句ばっかり言ってるお姉さんが一番父親の愛情をもらっているようにも見えるような気がします。そういう嫉妬みたいなものもあったんじゃないかなあ・・・

・・・かなり勝手な想像も入ってますが・・・
きょうだいって複雑ですよね。
そういえば不思議です。
うちも兄がいますが、当然同じ親を持っているわけです。で、当然同じ家に一緒に住んでいたわけですが・・・親との会話や・・もっというと、思い出は共通ではないわけですね。それぞれに関係をつくっていくわけです。・・何が言いたいんだろう・・・・やめた。


スタートレック VGR / 伝説のミスター・カト―

2007年10月21日 | スタートレック
ヒカル・スルーの登場です。ちょっと前に、ミスター加藤と言うのは、日本語版の名前だったようで、昔にミスター加藤だと記憶していたのはそういうことだったことがわかりました。

この話は、映画とつながっているようです。映画を見直さないと。

あの低い声で「ENGAGE」なんていわれたら・・・

ずっとこのまま話が続いてほしかったけど・・・
これはトゥボックの記憶のなかです。あっさり終わっちゃいます。


夜のピクニック

2007年10月20日 | 映画 ま・や・ら・わ行
夜のピクニック 通常版

ハピネット・ピクチャーズ

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青春ですねえ・・・
今考えたら「なんであんなことで」?と思うことでもあの時はめいいっぱい悩んで、苦しんでもがいて・・・よがってうごめいて・・・暴れて悔やんで落ち込んで余裕がなくて・・・もうでてこないかな?・・・そんな時もありました。今でも同じか。かなりあがいている。

セリフがちょっと変かな?画面の動きに沿ってみんながセリフを話し始める感じとか、キャラクター設定とか、不自然なところが多かった気がします。

ゴールすると、スタートの文字が写っていたのは、ベタだけどとってもよかったです。
彼女らは、そこから新たなスタートをするんですねえ・・・やっぱり青春だ。
それまでの終りと新たなスタートの間の青春の一日・・・その日は永遠なのだ!

暗いところで待ち合わせ

2007年10月18日 | 好きな映画・良かった映画
暗いところで待ち合わせ プレミアム・エディション

ジェネオン エンタテインメント

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ミチルさんが・・・田中麗奈さんがすごい魅力的です。

アキヒロを受け入れることは、普通ならありえないことだけど、不思議と違和感を感じない。2人の関係が本当に自然な感じがしました。

どこかで存在を認識して向き合うときが来るわけだけれど、そこへどうもって行くのか、とてもドキドキしました。アキヒロの彼女に対する優しいまなざしが壊れないように・・・ミチルのさりげなく守られている安心感が壊れないように・・・2人の寂しさを埋める関係が壊れないように・・・なんか、2人の関係がこのまま優しく続いていけばいいなあ・・・と、思わせてくれて・・・泣きますね。世間の冷たさとか、目の見えない怖さとか、そういった2人の傷があるぶん、余計そう思います。

寒い部屋でお茶の間のコタツの電気をつけたような映画ですね。