唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

スター・トレック エンタープライズ シーズン3

2013年10月26日 | スタートレック
スター・トレック エンタープライズ シーズン3 [DVD]
クリエーター情報なし
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン


ただの探索物語じゃやっぱり人気が出ないんですかね。それとも、ネタが尽きてきたのか。
戦争とエロさで乗り切りたいという意思が伝わってきます。エロバルカン人のエロマッサージは余計です。

エロバルカン人の服装が変わったし、髪型も色も変えたし、眉毛もピンと伸ばしたし・・・この変化は何ででしょうか。

このシーズンになって船長とトゥポルの距離が離れてしまいました。そのかわり、タッカーさんとやっちゃって。あほらしくなってきた。本当にこの人バルカン人か?ハーフのスポック以上に「人間だった」って感じ。しかも、かなりたちの悪い人間だぞ。

トゥポルも荒れてますが、船長も荒れてます。

誰かに愛着が出てくればいいんだけど、みんな軽すぎてどうもはまらないなあ…
犬はかわいい。

・・・と、いろいろ文句を言いながら見続けていきましたが、ズィンディとの対決も、ただのドンパチのじゃなくなってきたので、結構面白くなってきました。ズィンディの水生のやつが結構いい味出してます。最後は地球が滅亡するかドキドキハラハラ。ズタボロになってるホシさんがいいですね。エロバルカンのエロの理由も「論理的」に解決です。

やっとひと段落と思ったら、なんだこの展開は!
次回に続く…



スター・トレック エンタープライズ シーズン2

2013年10月26日 | スタートレック
スター・トレック エンタープライズ シーズン2 [DVD]
クリエーター情報なし
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン


いい話が結構出てきます。
お医者さんの種族の虐殺の話なんかは久々に見たけどいいですね。地下に降りて行くシーンは邪魔な気もするけど。
3つの性があるお話も好きです。自由や希望をいきなり与えられると、それを失った反動で自殺しちゃうなんて言うのは深い・・・気がします。
キャプテンとトゥポルさんの距離感がだんだん近くなっていくのもいいです。

しかし、この物語、だんだんエロくなっていってないか?もしかしたら、人気が落ちてきたからそういうシーンを増やしたのかな?殺菌(?)シーンもなんか飽きてきた。









スター・トレック エンタープライズ シーズン1 

2013年10月13日 | スタートレック
スター・トレック エンタープライズ シーズン1 [DVD]
クリエーター情報なし
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン


映画のスタートレックに刺激を受けてまたスタートレックシリーズを見るようになってしまいました。
シーズン1の半分ぐらい見終わったところですが、こうやって見ると映画のスタートレックが陳腐に見えてきます。
トゥポルがきれいで胸がすごいドドーンと出てるのがいつも気になってしまいます。殺菌のシーンはちょっとヤバいです。片方の眉毛をくいっと上げるところもいいです。
ホシは苗字じゃなくて名前でした。サトウホシさんというようです。この女性もかわいらしい表情をする人です。

男のほうがまだ名前と顔が一致しないです。
もっと戦闘シーンが少ないといいと思います。

地球人としての宇宙に旅立つときのルール作りの旅でもあります。

印象に残ったお話は・・

お医者さんの長々した手紙の巻
うーむ・・・考えさせられます。その星の発展段階に干渉してしまうのは、タイムトラベルで過去に戻って歴史を変えてしまうことと同じ意味を持ちます。しかも新たな発展を遂げようとする人種?も出てきている中で、まさにその星の運命を変える選択が正しいのかどうか、その時の感情だけで判断してはいけない問題が出てくるんですねえ・・・。人間は神ではないわけです。

トゥポルさんと縛られるの巻
縛られてたら、うれしいですよね。つい感情がコントロールできなくなりますね。しかもお約束もパフパフがありますから。

あんたは胸よりお尻かよ!の巻
そうか、あのイギリスの人は胸より知りなんですね。あんなに主張している胸を無視できるなんて…人類の発展もここまで来たのか…
妄想でトゥポルさんといい感じでしたが、トゥポルさんのツンツンした感じにやられる人は結構多いかも。しかも彼女は人間以上に人間だった…って感じですもんね。だんだんバルカン人に見えなくなってくる。

印象に残ったというより、今日見た話ばっかりじゃん。

今日見たのに書かれていないクリンゴンのやつって・・・
ここでも印象的なのは、トゥポルとホシの胸の形対決。うーん…どっちもいいなあ・・・
ここの殺菌もいいんだけど、最初に見たトゥポルの殺菌のシーンは性格がツンツンしてただけでなく、胸の先っぽもツンツンしてたから、そっちのがいいですね。あの体に塗りっこするやつ。

・・・この物語って、けっこうエロっぽくないですか?

エロっぽいと言えば、異星人との性のファーストコンタクトの巻も笑えました。


続きを見ました。トゥポルさんが心に暴力をふるわれたような話もありました。かなりトゥポルさんはスポックよりも「人間だった」感じです。冗談もいうようになってきたし。
ホシさんはちょっと登場が少なかったですね。
お化け話もちょっとそれっぽくてよかったです。
性のファーストコンタクトのことはずっと言われちゃうんでしょうね。

愛情表現はやっぱりキスですか。



永遠の0

2013年10月02日 | 
永遠の0 (講談社文庫)
クリエーター情報なし
講談社


面白く読めました。泣きもしました。でも、なにかしっくりこなかったです。

特攻だったおじいさんのことが何人かの証言で明らかになっていくのはいいんだけど、一人ひとりの話は机上でつくりあげたような印象が強くて、それぞれの人の口から発された言葉のような気がしない。ゼロ戦やいろんな作戦の中身までこと細かく言うとは思えない。おじいさんのことよりも目的と違う余計なことのほうが熱が入ってる気がして。その余計なところが面白いんだけどね。

そして最後のほうを読み進めているうちにふと思ったのです。日本軍のシステムに問題があっただけで、そのシステムがしっかりしていれば、上官がまともで、軍部もいろんなばかばかしい作戦を立てずに、特攻なんかもしなくていい戦争ができたというのでしょうか。この戦争自体は日本は正しい選択をしたのでしょうか。日本が戦争に勝てば問題なかったのでしょうか。

特攻は自爆テロと違って民間人にむけてやられたものではないと言ってた人もいたけれど、命令が貿易センタービルへの突入だったら、断ったのでしょうか。日本人はこの戦争で、民間人に対して銃を向けたことはなかったのでしょうか。むしろ日本兵が殺した大多数は民間人だったのではないでしょうか。

この戦争で死んでいった日本兵の大多数は残念ながら国を守るために死んでいった人たちではないと思うのです。死んだのが日本の国内か外かその割合をみれば圧倒的に国外で死んでいるのではないでしょうか。そこには日本の侵略性が表れているわけで、それもなしにただ兵隊さんは立派にお国を守りました。愛する人を守るために死にましたというのは薄っぺらすぎる。そこのずれがしっくりこなかった原因だと思います。

自衛のための戦争…その自衛のための戦争に負けたのになぜ日本は日本として残されたのか。その自衛ってなんなんでしょうか。何に対して何をまもるためだったのでしょうか。自衛のために外国を攻めるってどういうことなのでしょうか。そもそも日本が戦争を始めなければ、空襲はなかったし、原爆も落とす理由はなかったわけです。

この物語は、いろいろ残酷だったり悲惨だったりのエピソードを交えながら、戦争はいけないという体裁になっているようで、実は戦争自体を美しいものにしている。そんな気がしました。