唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

DEATH NOTE

2011年04月30日 | アニメ
DEATH NOTE 1 [DVD]
クリエーター情報なし
バップ


最初はなんとなく素人っぽい推理小説的なにおいを感じつつ・・・けっこう、楽しませてもらいました。楽しかったのは、Lの存在があったからでしょう。あと、ミサミサの存在も大きかった。
それと、間に、記憶がない時間帯、正義としてのライトもいたからでしょうか。
主人公が悪の場合、どこか、救いになる部分がほしくなりますもんね。

火をつけて死んじゃう女の人、かわいそうでしたね。
あの婚約者の人もかわいそうでした。
女の人が死ぬのはやっぱりかわいそう。

でも、それならいっそ、妹も殺しちゃった方が、ライトの性格をはっきりさせられてよかったんじゃないかな。

逆境無頼カイジ

2011年04月30日 | アニメ
逆境無頼カイジ DVD-BOX (5枚組)
クリエーター情報なし
VAP,INC(VAP)(D)


ざわっ・・・ざわっ・・・
金をもうけている人たちは、人生の中でその地位を獲得するためにいろんなものを犠牲にしていて、くずな人生を送ってきた人たちがいっぺんに大金をつかもうと思ったら、命を賭けるしかないという、話は、思わず、「なるほど」と思いました。

でも、そんなくずな人生でも、人間としての価値はあるんだ!というカイジの挑戦は面白かったです。映画なんかよりも、さらに心理的なものが見えたのでよかったです。

最後のティッシュの戦いは勝負は勝つべくして勝つということなのかもしれません。
最後、運に賭けてしまったことが敗因になった。最後まであきらめずに、考え抜くことが勝利への道だったんだけど、アクシデントで、計画が崩れたときに、そこから勝利を導きだすのは、やっぱり、運ではないということですね。

最初から仕掛けないで、本当に運だめしをしたらまた面白かったかも知れませんが…計画通りにいけば100%勝てるという確信がない限り、あんな勝負は意味がないわけですね。

アカギだったら、それでも○を引いていたような気がします。

2つの物語は、似ているようで、2人の生き方は違うということですかね。


闘牌伝説アカギ

2011年04月30日 | アニメ
闘牌伝説アカギDVD-BOX 1 覚醒の章
クリエーター情報なし
バップ


命を賭ける。そんなぎりぎりのところに飛び込んでいける人でないとわからない世界のお話ですね。マージャンなんてくだらないゲームですが、生き死にの価値の考え方が違います。
その賭ける手段がなんであるかの問題ではなくて、命を賭ける覚悟なんでしょう。普通に人が感じる死の恐怖を乗り越えた先にこそ、生きる道がある。そんなこわい世界のお話でした。

でも、生きていればこそですよ。本当に。
だから、私たち一般人にとって大事なことは、一般人の価値観の社会の中で、そのルールを守って生きていくことなのだと思いました。

何とかなーれー ドーン!

アイルトン・セナ~音速の彼方へ

2011年04月28日 | 好きな映画・良かった映画
アイルトン・セナ~音速の彼方へ コレクターズ・エディション <初回生産限定> [DVD]
クリエーター情報なし
ジェネオン・ユニバーサル


1994年5月1日、34歳で亡くなったセナ。
その悲報を自分は沖縄の空港のテレビで見てました。信じられない光景でした。医療スタッフに囲まれてセナの足だけ見える映像がとてもこわくて・・・

1988年の最後の頃にF1のことを知って・・・・あのシェルのコマーシャルですかね。覚えてますよ。懐かしい・・・1989年のセナとプロストが仲が悪い時に自分もバブルのようにF1に浮かれた一人でした。セナより、プロストのが好きでした。みんなに無条件で愛されるセナがあまり好きになれなかったです。でも、あの日本グランプリは・・・

セナがあの時代に純粋なレースと違うところで翻弄され苦しんでいる姿は本当にかわいそうです。もっともっと、スポーツとして速さを競い合いたいだけなのに、政治やお金が絡んで、セナの前に立ちはだかっていたんですね。
あの当時は、プロストの「危険なドライバー」というのに、「そうだそうだ」なんて思ってました。


レーサーのミーティングのシーンははじめてみましたが、これはかなり真実味がありますね。ここのやりとりは面白いです。(真実味って、ドキュメントだけど。)

1990年の日本グランプリのあのクラッシュのあとのインタビューも覚えてます。そのあとの映像からもセナの動揺がわかります。感情でやってしまったことで自分の求めていた正反対の憎むべきことをしてしまったという動揺かも知れません。

その点でプロストは政治家です。
この映画を見ると、引退以降の流れなんかもプロストの陰謀にも感じてしまう。セナがウィリアムズになったとたんに規則が変わったり、あの死亡事故のときでさえ、ピットにいたプロストがなんか白々しくも思える。そして、終わってみれば友情みたいなものもプロストに作られてしまったかのような印象も受けてしまいます。これは、この映画化の流れから見た印象ですが。
最後の管財人プロストの名まえは、救いなのか・・・ちょっと疑ってしまいました。

でも、お互いがトップでたたかいあっているときはともかく、その後はいい関係であったことを強く望みます。プロストがそんなに悪い人間だったら、そんな人に好感を持ち続けている自分にみる目がないということになってしまいますからね。

今でもフリー走行でプロストに向けてセナが「君とは知っていたときが懐かしいよ」みたいなことをいている映像があとで流されてたけど、そういう関係であったことを望みたいです。

セナの人を思う気持ちはすごいんですね。

あれから15年か・・・未だにセナは頂点に立ち続けているような気がします。あとにもさきにも自分の中ではセナがいちばんでしょう。

セナが死んだときのあのフジテレビの映像は要らなかったんじゃないですかね。

マチェーテ

2011年04月27日 | 映画 ま・や・ら・わ行
マチェーテ [DVD]
クリエーター情報なし
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント


かなり期待してたのに・・・。
もっとハチャメチャなのかと思ったら、そうでもなくって、疲れ過ぎてうとうとしながらみてたので、なんとなく終わっちゃった感じでした。
腸のロープは面白かったです。
それぐらいかな。

トランポリンで股の間をグサッってやつを映画にしてほしいな。

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1

2011年04月26日 | 映画 は行
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 (1枚組) [DVD]
クリエーター情報なし
ワーナー・ホーム・ビデオ


蓄積された心身の疲れの中で何の高揚感もなく冷めた感じで見させていただきました。
学園ものだと思ってたのに…違うんですね。もう、強すぎる人たちの善と悪の戦いはもういいって感じです。
なんか、先に進んでいるのか、全然進んでいないのかもよくわからないし。

3人が一緒なのも、なんかめんどくさくなってきた。途中、ひとり抜けたときが一番見るのが楽だった。3人、あんまり仲良くなさそうで、うわべだけの友達ごっこって感じですもんね。最初の時のような子どもらしさは全くないもんね。っていうか、もう3人は、大人なのね。女の子も、今までと違って、現実の主役は私よって感じの目立った感じが気に入らないです。

良かったのは、3兄弟の話のアニメのところです。

区議選の告示に思う

2011年04月18日 | ほか
最近感じていることは、自分の気持ち悪いという感覚は、必ずしも他の人が同じような感覚で受け止めていないかもということです。

何のことかというと、たとえば、民主党から立候補しようとしていたのに、旗色が悪くなってみんなの党から立候補することにした若い人。民主党の候補者でありながら。減税日本の旗を掲げている若い候補。
自分の見方では、理念がない、節操のない、ただ当選することだけを考えている、人を馬鹿にした連中で、正直、気持ち悪い感覚になるんですけど、そういう意味では、みんなの党とか、地域政党とかでなんか勢いづいているすべての人が同じなんですけど。

自分は、政党は、同じ思いの人が集まって結成するもので、政党があって、その中にいる個々人だと思っているわけですが・・それはある意味、当たり前の感覚としてもっていたんですけど、これだけ政党が堕落すると、それが常識じゃなくなっているのかもと感じるようになりました。

今立候補する若い連中は、政党というのはF1のチームみたいな感覚なのかもしれません。自分が勝利するために勝てるチームと契約を結ぶ。そのチームが悪くなったら、次のチームと契約を結ぶ。みたいな。自分という個の運転手がいて、勝てる車を選ぶ。それだけのものなのかもしれないと感じました。

そういう人にとっては政党という組織に個人をうずめているよう(にみえる)生き方のほうが気持ち悪いのかもしれません。

民主党で立候補しておきながら、減税日本の旗を掲げる無節操も、自分にとってはとても気持ち悪いけど、そういう人たちが、案外期待されちゃって当選しちゃったりして。
でも、それで議席を与えた区民は、その無節操さに結局裏切られちゃうわけですが・・・

自分は個を持っててほかとは違うすごい人間なんて思いこんでいる人のほうが、けっこう、大きなものに利用されて言いなりになっていることのが多かったりして。




ブロークンアロー / 二ールヤング・ウィズ・クレイジーホース

2011年04月10日 | 音楽
Broken Arrow
Neil Young with Crazy Horse
Reprise

このアイテムの詳細を見る


2003/09/18 22:38

長々と続くギターソロ、のったりした感じのところが気持ちいい。
昔のニールヤングを聴いて育っているわけではないのでニールヤングのほかの作品に比べてどうなのかはまったくわからないけど、はじめて聴いたときから、この重くのったりした感じに感動した。
ちゃんと弾いてるのかいい加減に弾いてるのかわからないゆっくりしたギターもそれが積み重なっていくように世界が広がって・・・
新作じゃないのに何で書いちゃったのかというと、お気に入りだから。

2006-11-23 19:50:49

//////////////////////////////////////////////////////////////////////////

落ち込んだ自分の心を癒してくれるアルバムです。
ふう・・・つらい疲れが心地よくなる音だ・・・

東京の混乱はつづく・・・

2011年04月10日 | ほか
はあ・・・
久しぶりの投稿です。
都知事選が行われてましたが、石原が勝ってしまいました。
勝ったとたんまた強気な発言!マスコミも石原に痛めつけられてる割りに懲りないですね。
我欲そのものの石原の当選で、東京の混乱は引き続き・・・
震災や原発問題への対応はもちろんですが、都政そのものが混乱、破壊されちゃいますね。

当然、自分は小池さんに投票したんですけど、正しいものが必ず勝つとは限らない。過激だったり、新しそうな装いをしてみたり、そういうごまかしが通用してしまう。まだまだそういう時代が続くということですね。

4年前も同じようなコメントをしてるかもしれませんが、最後に勝てば俺のかちです。
住井すゑさんは、天皇より長生きすることが私のたたかいみたいなことを言ってましたが・・・
そのとき力が弱いように見えても、国民的なエネルギーが変化を求めている時代。
いつまでかかるかわからない長いたたかいではあるけれども、最後に生き残っていれば勝ちです。
長い闘い。
病気してしまったので、長い闘いができるか不安もあるけど、まあ、石原より長く生き延びてやる!(そういうことじゃない?)


それでですね。このブログを更新しないうちにテレビはさらにおかしくなってきました。
「震災で苦しんでいる人がいるから我慢せい」というのを、テレビでお説教されて、「はい、わかりました」と素直に従うわけないじゃないですか。それに、頑張ろう日本とか何とか、スローガンになっちゃうところがなんか間抜けな気がします。

被災者はだれに言われなくても、生きるために頑張っているし、身近な人を亡くしながら、精一杯生き抜こうと思っている人たちを馬鹿にしているようにも感じます。被災地発信のスローガンじゃないですよね。
被災地発信なら、「被災者を頑張らせないで!日本政府!」となると思うのですが・・・

生きるための困難を無くすことはできないかもしれないけれど、和らげてあげることが、行政や国の仕事です。
それをただ無責任にがんばれといっても、そんなの自己責任でしかない。

戦前のほしがりません勝つまでは!贅沢は敵だ!って感じでほんと、気持ち悪いです。
明るい未来のために今の痛みを我慢しろと言いながら、さらに痛い国にしてしまった首相もいましたが、その流れが、まだ続いている気がします。

震災のイベント化がこわい。