唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

イーオンフラックス

2007年07月31日 | 映画 あ行
イーオン・フラックス スタンダード・エディション

ジェネオン エンタテインメント

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映像面でいろいろみせてくれそうでどこか中途半端な気がします。話も退屈だし、女の人も見せそうで見せないし・・・みせないならみせないようにそういう場面をつくるな!って感じですが・・・

パーツでいくらなのかな?谷間だけでいくらとか、後からふくらみいくらとか、ちょっと見えたらいくらとか、もろに見えたらいくらとか、そんなこと無いか。
なんにしても、作り手のまるっきり見せながらも「隠す」意図がありありとわかると、イライラする。
見えなかったことへの怒りではありません。(ほんとか?)映画への姿勢ですよ。これは。見せても、それが男社会の意図を感じるような見せ方ではだめです。それを売りにしない程度に見せる・・というかたまたま見えてしまった程度でいいのです。見せられないなら見せられないなりに自然にうつしてほしいのです。すけべ心に応えます!でも、はい、ここまで!残念でした!という撮り方は絶対だめだよ。

話に入りませんが・・・
見所はあの女の人だけだと思うので・・・

日本以外全部沈没

2007年07月27日 | 映画 な行
日本以外全部沈没

角川エンタテインメント

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日本以外が全部沈没しちゃったら・・・という、日本沈没をパロった筒井康隆さんの小説(だったよね)をベースにした映画ですが・・・・

つまらなくは無いです。風刺もちょこっときいてて・・・だからなに?というぐらいですけど。
あと、そのころの(?)日本人の「幸せのカタチ」みたいのが型にはまってて面白いです。でも、幸せになりたいなあ・・・

あの飲み屋のシーンだけが、小説の雰囲気があります。そういえば、この前、星新一さんの本を読んでいたら、やっぱりスナックが結構登場しますけど、そのころの(?)小説家の憩いの場だったりするのかな?なんて思いましたが・・・

よく考えたら悲惨な話ですね。
さいごの、人類が滅亡する最後の瞬間にみんなが仲良くなったみたいなところはなかなかいい感じでした。

Planet Earth/Prince

2007年07月26日 | 音楽
Planet Earth
Prince
Sony

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いつのまにかプリンスがアルバムを出していました。エヴァンゲリオンを観たばっかだったので、ジャケットが気になった。あと、例のマークが強調されてると、警戒心が強くなる。

・・・自分の人生の中で、こんなさめた気分でプリンスのCDを手にしたのは初めてかもしれません。ダイヤモンド・・・あたりからのプリンスも名前を変えちゃった時も、不満はいろいろあったけど、それでも、プリンスのを買うたびにドキドキしたものです。

レインボウチルドレンから新たなプリンスの歴史が始まる・・・と思っていたのだけれども・・・・ミュージコロジー、3121も、聴いた当初は「良いじゃん!」と思ってたんだけど・・・昔のアルバムやレインボウ・・・のような、「はまる」ことはなかったし・・・

新しいアルバムを手にとっても、プリンスの新しい世界・・・というか、衝撃というか、そういうものはないんだろうなあと、期待感というか、ドキドキ感が無いんですよねえ・・・
また似たようなアルバムが実績として積み重なるだけみたいな・・・プリンスっぽい曲をプリンスがつくったような・・・これならプリンスじゃなくてもつくれる・・・って感じもしないでもないし・・・

聴いていても、確かに安定してる気はするけど・・・ひとりよがり度が薄れたのかなあ・・・

でも、どうなんでしょう。昔の、自分を興奮させたアルバムがメロディが斬新かというと、そういうのもたしかにあったけど、結構普通だったりするんですよね。だからその料理の仕方がすごかったんだと思うんだけど・・・

昔はいじりすぎもらしくて良いかもなんて思っていたんですけど、そこがなくなった。こもっていじってる感じがなんかいやだったりして、逆に、レインボウ・・・みたいな勢いでいっちゃうような、みんなで簡単に作っちゃいました。みたいな方が、ドキドキするんだよなあ・・・

ねながら2~3回聴いただけなので、なんともいえませんが・・・

これから聴き重ねていく中で印象も変わるかな?
いま、5から6に入っていくところは「はっ」とした。8もいい。

・・・つうか、明日早いんだから寝ろやって感じですね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

7/30
眠れんよ・・・寝ていい時間があったからってずっと寝ていられるわけじゃないんですね。それで、プリンスを聴いてるんですが、なかなかいいじゃないですか。眠くなってきた・・・


新世紀エヴァンゲリオン 劇場版

2007年07月22日 | アニメ
劇場版 NEON GENESIS EVANGELION - DEATH (TRUE) 2 : Air / まごころを君に

キングレコード

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なんかぐったりしちゃいます。テレビ観てないとわからない話ですよねきっと。
9月に新劇場版ができるそうで、楽しみですね。また落ち込むのかなあ・・・・

で、最後までみましたが、ほんと、グッタリです。
「気持ち悪い・・」という最後のセリフ。そりゃ、首しめられたら気もち悪くもなりましょうが…そうではなくて・・・まあ、わからなくもないか。復活してもアスカはおかしかったもんね。おかずにされちゃ…ね。最後まで拒絶されました。

でも、それはしんじくんの選んだ道なのでありました。だからハッピーエンドなのだと思います。

しかし・・・・作者の頭の中で考えた世界観。その世界観が正しいとか、そんなことを思ってやっているのではないと思いますが…かなり異常な世界ですね。
そういえば、枝雀さんが「人間はもともとひとつなんです」みたいなことをマクラで言ってたのを聞いたことありますけど、仏教的な世界観でも、そういう考え方があるのかもしれませんね。

なんにしても、そんないち人間が頭の中で考え出した(しかも本気で思っているわけでもない)世界の構図をああだこうだとそれっぽく他人が論じるのは、かなり意味のないことだと思いました。それで、論じきれていない部分を「深い」なんて考えて、つくり手よりも、まわりの考え方が一人歩きしちゃったりして…

まあ、あまり考えないでみた方がいいのかも。でも、考えないでみたら、こんなつまらない映画もないか?・・・映像見てるだけでもいいか?残酷だし、巨大なレイちゃんとか、おかずにされるアスカとか、ミサトさんと帰ったらあんなことやこんなことを教えてもらえるかな?(爆発したけど…)とか、あるいみ、みている側の願望をかなえてくれているのかもしれないし…そう、そういう人をまた残酷にいじめぬくところもいじわるといえばいじわるだし、サービスと言えばサービスなのか?

まあ何でもいいか。

Gabby

2007年07月22日 | 音楽
夏だからというわけではないですけれど、友達にCDをプレゼントするついでに購入したのがこれです。

ギャビーパヒヌイさんは、ハワイ音楽のカリスマの一人で、70年代のハワイ音楽に大きな影響を与えた方のようです。1980年に亡くなりました。

いきなり、え?音がわるすぎないか?と思っていたら、1947年の音源だそうで、そこから現代(1972年)に切り替わって・・・もったいぶったように澄み渡る弦の音色。優しい声。このアルバム、オープニングがすばらしい。

ハワイアンって言うと、ぽにゃ―っとした音楽しか思い浮かべないですけど、この人のアルバムを聴いて変わりました。本当に感動的です。

最後に1の古い音源の曲を新たに録音した憎い演出とかいてありました。同じ局に聞こえないけど、憎いねえ・・・・最後は、別れを惜しむように・・・ゆったりと、ゆったりと・・・

ぜんぜん70年代に録音したとは思えません。
新鮮です。透き通る音楽。心に残る音です。

ちなみに友達にプレゼントするのに買ったのは、この人とライクーダが一緒に作ったやつです。とても喜んでくれてよかったです。偶然にも、ライクーダが好きだったようで、よかったです。

あと、そのアルバムは、他の友達にもかしました。用があって電話したら、今聴いてるとのことで、結構気に入ってもらえたようです。

・・・というわけで、この2枚のアルバム、忙しい現代人だからこそ聴いてもらいたいアルバムですね。

Gabby
Charles "Gabby" Pahinui
Panini

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阿弥陀堂だより

2007年07月16日 | 映画 あ行
阿弥陀堂だより 特別版

アスミック

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時間の流れが違います。タイムスリップしたような田舎の風景に、とても和みます。こんな都会にいると、人間は、人間社会という王国のなかで生きている気がしますが、田舎に帰ると、様々な生き物の中で人間も共存していることを実感します。

共存の中で人間が自然に対して重要な役割を果たしていることも感じてきます。おもひでぽろぽろで田舎の風景は人間が作ったと言うセリフは好きなところですが、そういうことです。狩人と犬で自然を守ってきたのはハンターだと言うのも同じような気がします。人間が自然の営みの歯車のひとつになっている状態がいいんだろうなあと…思いました。

オウメばあちゃんがいいですね。生きていることも自然だし、死ぬことも自然に受け止めている。

ただ、人間の生き方はこれしかない!とも思わないですけど。そういう生き方もあるし、そういう生き方への憧れもありますが…でも、その境地に到達するには、大変な苦労もあったと思いますから。田舎のいいところにあふれた映画ですけど、一方で田舎の過酷さもあるわけで・・・

この凍狂で生きている自分にとっては、田舎で暮らすということは、逃げだしネ。いや、逃げるのがよくないと言っているわけじゃなくて、自分も最後の逃げ場にしているし・・・でも、まだ自分にとって逃げる時じゃないし…にげかえったところで、今の生活よりも厳しい生活が待っているとも思うし…

ううむ・・・だから、結論として、確かに田舎の風景は郷愁をそそるし、あんなおばあちゃんをみたら愛しちゃうの分かるし、でも、それは外からみた田舎の姿であって、中で生活している人たちにとっては、やはりその場所なりの苦労があると言うことだと思います。

なんか、定年になって、都会のしがらみを捨てて田舎に家を建ててのんびり暮らそうなんて考えている人を好きになれない。いや、別にその人がどう生きようが、興味ないですけど、自分の田舎には来てほしくないなあ…金にものいわせて楽しようなんてむしのいい話し…あ・・・いいすぎですかね。でも、まあ、それだけのことをしてきたんだから(金があると言う意味でですけど)別にどう生きようが自由か。

・・・と言うわけで、俺も田舎に帰ろう!


話がわけわからなくなってきましたが、要するに、樋口さんと小西さんが可愛くてよかったです。可愛いなんて失礼ですけど、そういうことです。

いつか私たちもご先祖様になれるかな?と言うセリフは単純だけどすごい深みを感じるセリフでした。あと、歳をとるほどわからないことが増えるってところ。

でもね。子どもがバイバイしたあと、歌うところがわざとらしい。自然な子どもたちになんで不自然に歌わせちゃったのかなあ…分からなくも無いけど、オイオイなくなよ。でも、そのなくのもわからなくも無いけど。

刀の病気で死んじゃう人はぜんぜんだめでした。自分の生き方じゃないですね。我慢大会の優勝候補がただ気取ってるだけだし、自分は奥さに対しても、あんな関係にしたくないし、自分はあがいていきたいですもん。

てらおあきらさんも、よしおかさんも、自分にとってはいまいちでした。

ちょっと退屈な感じもありましたが、それが田舎です。いつもキリキリしている必要なんてありません。

おばあちゃんと女の子の再会シーンはちょっとなけます。

午後の遺言状

2007年07月10日 | 映画 か行
午後の遺言状

角川エンタテインメント

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正直に言うと、よくわかりませんでした。裸の島をみたので、「老後」をかなりリアルに映してくれるのでは?と勝手に想像していた分、ちょっと間抜けな喜劇のような展開に戸惑いました。

・・まだ「老後」をどう生きるか・・・どのように死んでいくのか・・・が自分の中での課題になっていない分、理解できないところもあるのかもしれないですが・・・

絵的にもコントを見ているような・・・演劇を見ているような・・・特に別荘の食堂だけで基本的に話がすすめられていきますが、そこでも「演劇」的と思いました。セリフも結構演劇的。

古い風習の足入れ式(だっけ?)とかなんとか・・・すごい違和感がある。日本にこんな風習が本当にあるのだろうかと、信じられない気持ちでいっぱいです。あれって、やっちゃうの?って感じです。天皇家がなんだかの儀とかいろいろことあるごとに儀式を行うのを見て、男根挿入の儀とか女穴受入の儀とかテレビで生でやるんじゃないかとか勝手に考えて茶化していましたが、本当にそういう儀式があるなんて。天皇家じゃないけど・・・
日本の風習侮りがたし。

あの女の子、男の前で裸で平気でいられる神経に違和感を感じましたが、その違和感のルーツはそこになるのかなんなのか・・・よくわかりませんが、あの子だけ、違う世界の女の子に見えた。おいおい、そんな簡単に話とあまり関係なさそうな場面でおっぱい見せて、ヘアも見せて、どうしたの?って感じでしたもんね。それぐらい普通に素っ裸だったから、こっちも別にドキドキしないけれど・・・不思議な空間です。

音羽さんの「おらOOだ」みたいなセリフもかなり違和感があって・・・リアルさが無いというか、どこの人?って感じでした。「おら悟空!」っていうくらい、どこの地域訛りかわからなそうなかんじで・・・・わざとそういうリアルさを取っ払ったのかもしれませんが・・・。

あの凶悪犯の登場も、警察の登場も、リアルさとは違う不思議な感覚で・・・というか、全然リアルじゃない。意識的にそうしてるとしか思えないんですけど、何でそうしたのかが理解できない。

あの老夫婦。心中しちゃいますけど、少しずつ、そういう影を感じます。最後はもう、それしかないという予感をさせます。でも、あの2人にあたらしい思い出を刷り込んでおいて、その道を行くというのはなんというか、残された方はショックでしょうね。
2人にとっても「死」は他人事ではなくなってきているし・・・音羽さんの言うように、認知症というのも、他人事ではないのでしょうし・・・そういう中での出来事ですからね。自分のことのようにショックだったと思います。海のシーンはきれいでした。

じぶんは、そうはいってもまだ30代ですから、「死」というものは身近な存在という認識にはなっていません。でも、その年齢になれば、どのように死ぬかというのは、人生の大きな悩みなんでしょう。思春期に異性の事が気になってしょうがないのと同じぐらい、死ぬことへの悩みは大きかったりするのかも。なんて、わかりませんけど。
 
自分にとっては全然リアルと思えないあの世界は、観る人が観れば、リアルで身につまされる・・ということになるのかもしれません。

このえいがは、また10年後、20年後に見たら違う印象かもしれません。

人間は、確実に歳をとるんですね。

シャラポワ VS. V.ウイリアムス 

2007年07月05日 | スポーツ
なんかすごい戦いをしてます。
激しく燃えるシャラポワと、静かな炎を燃やすヴィーナスというのでしょうか。対照的な燃え方ですが、両方集中がすごい。シャラポワはかなり苦しんでます。かなり面白いです。でも、観ないで寝ます。
シャラポワ・・・崩れちゃうかな?・・・ああ・・・ブレークされちゃった。
そのまま崩れて負けるのも、持ち直すのも自分次第。でも、相手がいるからね。相手の集中がすごいから、これはだめかも。

イン・ディス・ワールド

2007年07月05日 | 映画 あ行
イン・ディス・ワールド

アミューズソフトエンタテインメント

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イスラム教徒・・・アラブ系・・・自分の考えるイメージは、かなりあいまいで画一的といいますか、岩とどこまでも続く砂漠・・・水の無い誇りっぽい感じ・・・土の壁、男の人は白い服装円筒形の帽子、女の人は顔を隠して・・・どこも同じイメージでとらえていましたが、ロンドンに向かうたびの中、場所によって景色も服装もちがくて、それが新鮮でした。

そう。景色といえば、雪山が出てくるけど、それが驚きです。

そして、どんどん道路事情もよくなっていくことが、カメラのぶれ具合とかでよくわかって・・・そういう演出なんだと思いますが・・・でも、旅が進むに連れて・・・目標に近づくにつれて、顔から表情がなくなっていくような気がして・・・・厳しい体験をしてきたからというのもあるんだろうけれど・・・最後のほうで、難民キャンプの映像がまた出るんですけど、そこでの子どものはにかんだかわいい表情とのギャップがあって、果たしてこれでよかったのか・・・とも、思います。

話が進んでいくと、あれだけいっぱい走っていた「TOYOTA」の文字がなくなったところもおもしろい。
タイに行ったときもあのでかい「TOYOTA」の文字が気になっていたんですが・・・本当にトヨタなの?って言うぐらいどの車もトヨタの文字がペイントされていました。

生きるために命をかける。これって、なんなんでしょう。夢を実現するとかでなく、生きることそのものを目的として、命をかけて出て行くって、自分では考えられない。

The Gabby Pahinui Hawaiian Band, Vol. 1

2007年07月04日 | 音楽
The Gabby Pahinui Hawaiian Band, Vol. 1
The Gabby Pahinui Hawaiian Band
Panini

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夏だからハワイアンというわけではないですけど、昔、ライクーダが参加しているということで、衝動買いしたやつです。基本的にハワイアンなんて聴く人間ではありませんが、弦楽器のはじけるような音が重なり合って、本当にさわやかな気分になります。ちょっと土くさいところもあって・・・

知り合いがマンションを買って、部屋をハワイ風にしているということで、じゃあ、CDでも送ろうかな?なんて思って、アマゾンで見てみたら、紙ジャケ仕様(ジャケットの絵がいい感じ)とかいうのが近日発売とか書いてあったので、注文しちゃいました。近日って、いつだ?気に入ってもらえるかな?

あの頃ペニーレインと

2007年07月03日 | 映画 あ行
あの頃ペニー・レインと― デラックス・ダブル・フィーチャーズ

ソニー・ピクチャーズ

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音楽はテレビやラジオ、レコードやCD、いまはネットですか。どんどん、ミュージシャンの人間そのものとかけ離れたところでその人を知るようになるわけで、そこでイメージするだけの間はいいのです。彼らは自分の生活している世界とは違う世界にいるから。
でも、そのイメージする世界が自分の生活になった時に・・・現実の世界もきちんと認識していないと、その世界の中で犠牲になってしまうのかもしれません。

そういう点で、あの記者さんは、お母さんという、現実の人間がいたから、そういう生活に憧れつつも、一定の距離感をもてたのかもしれません。何より、ペニーレインを本当に愛していたからその架空の世界から引いてみていられたのかもしれません。

人間は、やっぱり現実の世界に立たなければいけないのです。
それはミュージシャンにも言えるとおもうんだけど・・・
まあ、あの頃の人たちより、現実的な人多いかもしれないけれど・・・・

お母さんがいいですね。どこかで見た顔なんだけど・・・どこでみたのかなあ・・・・

ちなみに、長いやつを見たみたいです。

IRON MAIDEN / SEVENTH SON OF SEVENTH SON

2007年07月02日 | 音楽
Seventh Son of a Seventh Son
Iron Maiden
Raw Power

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自分にとってのアイアンメイデンはこれです。それより前でも後でもないんです。なぜならはじめての出会いがこれだったから。・・・あとで考えてみると、ランニングフリーのライヴのプロモとか見たことあったんですけど、そのときはあまり興味がなかったし・・・

このアルバムも、当時の寮の同部屋の人が毎日聴いていて、うざったいなあ・・・なんて思っていたんですけど、結局それではまってしまった次第でして・・・・

そのあとのアルバムも買いましたし、さかのぼっても買いましたし、ファーストテンイヤーズとかいう、シングルCDを集めたセットのやつ・・・結構値段のするのも買いました。全アルバムがあると思って買ったらそうではなかったのです。当時はある程度金回りよかったからなあ・・・・・・

それで、アルバムの中身ですが、一曲一曲ばらばらだとそんなに魅力を感じないですけど、アルバム全体で聴くと、これがすごい力を発揮します。かなりいいアルバムです。

でも、もっと前のやつのが評価高いんですよね。このアルバム、あまり評価されてなかったような・・・

というわけで、自分的には一番好きなアルバムです。
ブルースディッキンソンの音程があってるかあってないかよくわからないスリリングな歌もいいですし・・・構成がいいですね。

出口のない海

2007年07月02日 | 映画 た行
出口のない海

ポニーキャニオン

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最初はちょっと退屈でした。というのも、みんなすらっとスタイルがよくて、まずそこが違和感。で、自然な台詞回しに違和感。戦争映画の台詞回しはこう!というものにもしかしたら自分のほうが毒されているのかも。

いずれにしても、大学生という身分が、とても自由な感じで、もしかしたら、大学という場所は、軍国主義に支配されているとはいえ、それでも、多少は自由度があった・・・とも思わせてくれますが、果たして本当のところはどうだったのでしょうか。

何にしても、大学に行くなんていう人は、それなりに、それなりなんでしょうし・・・それでそれなりだったら、それなりにそれなりでもそれなりにそうだったんではないのかなあ・・・と・・・なんのこっちゃですが・・・

それと、違和感は、女の子を送った時にいきなり空襲。え?もう空襲されてんの?って感じで・・・学徒出陣の時期はもう、最後のほうだったのかな?と、あらためて、自分の戦争に対する認識があいまいだったことを感じまして・・・いろいろ語りたがるくせになんにも知らないんですよね。

女の子がいい子だなあと思えなくて・・・

妹はいい子だと思ったが・・・

お父さんは、インテリな感じで、みんな知っていますって感じでしたね。そういう人もいたのでしょう。

面白くなってきたのが、回天の運転の訓練のところ。実際に動かすとなると、考えていたようには体が動かなく・・・という感じがよく出てました。

食事のシーンは、最初の女の子も交えての食事と、戦争が長引いて、食料が入らなくなってからの食事のギャップでなるほどと思いました。

いざ、一人で回天に乗り込み・・・そのときにはじめて恐怖が襲ってくる感じが出てたと思います。それまでは、明るかったり、立派に死んでいきます。見たいな雰囲気が一気にひっくり返るところです。

そして、しねなかったことがひとを動揺させるという状態はやっぱりおかしいですよね。

そもそも、回天の設計がおかしい。人が死ぬようにつくっているんだから。回天の設計自体が日本の戦争の狂気をあらわしているのかもしれません。

作品の内容はがんばっている感じはしますが、かなり冷めてみてしまいました。何ででしょう。

工場とかいい感じでしたけど・・・

あと、艦長さんは、ゆれるのお兄さんですね。