唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

目に付く

2012年02月26日 | ありがたいお言葉
1 よく見える。目立つ。「欠点ばかりが―・く」
2 見て忘れられなくなる。

このブログで記事を書きながら、「目に付く」と書いて、なんとなくいい表現じゃないような、へんな違和感を感じて、どっちかというと「目に留まる」の方がいいのかな・・・なんて思ったので、調べてみました。


「目に留まる」
1 見て、特に関心を引く。「スカウトの―・る」
2 際立って見える。「派手な看板が―・る」

「付く」という表現では「鼻に付く」というのがありますね。それと重なったからあまりいい表現じゃない気がしたのかもしれません。

「鼻に付く」
1 においが鼻につきまとう。「香料が―・いて食べられない」
2 飽きて嫌になる。また、人の振る舞いなどがうっとうしく感じられる。「きざな話し方が―・く」


それで思い出しました。1~2年前、友達とメールのやり取りで、「わざわざメールくれてありがとう」と返事を書いたら、「不快だ」とか言われて、「一般常識的を学んだほうがいいよ。わざわざは使わないよ!」とか言われたことがあって・・・「不快な思いをさせてしまったのなら申し訳ないけど、自分のために時間をとってメールをくれたことを感謝する意味で使ったし、間違っていると思ってません」と返事して・・・まあ、そのまんまその話は終わったんですけど・・・という、言葉でちょっとしたトラブルになってしまったことがありました。今思い出してもなんかムカッと来るんですけど、「わざわざ」という言葉をちょっとおせっかい的に受け取られちゃう傾向があるような気がしました。

わざわざ
1 他のことのついでではなく、特にそのためだけに行うさま。特にそのために。「―出掛けなくても電話で済むことだ」
2 しなくてもよいことをことさらするさま。故意に。「御親切にも―忠告に来る人がいる」

辞典の表現からみても、あまりいい言葉には扱ってないみたいですが・・・
じっさい、「わざわざ」という言葉は、お礼のときには使ってはいけないんでしょうか。自分の頼みごとのメールを、ちゃんとした返事をくれたことの感謝を表すのに、「わざわざ」とつけることが自分の気持ちに合ってるなと思ってつけたんだけど。

「わざわざ遠くからお越しいただいてありがとうございます」とかいいますよね?

でも、それでいやな思いをする人がいるなら、わざわざ使わなくてもいいのかもしれませんが・・・。

最近こんな本を読んだ

2012年02月25日 | 
完全なる首長竜の日
乾 緑郎
宝島社

本屋でなんとなく目についてなんとなく買ってしまいました。
現実と非現実の区別のあいまいな世界。本当の現実は、こういうことだったのかという話ですが、ある程度予想はつきながらも、なんか憂鬱になってしまう終わり方です。この主人公はずっと孤独だったんでしょうか・・・
こういう悲しい、寂しい余韻も小説ならではなのかな?とおもいつつ・・・



バッテリー (角川文庫)
あさの あつこ
角川書店


とても有名な本なので、何をいまさらな感じですが、これも古本屋でなんとなく手にとって100円という安さもあって買って読んでみました。
あっという間に読み終わってしまいましたが、心の中の叫びというか、葛藤というかいろんなものがあふれてくるような感じで、特に青波君の野球をやりたい思いというのは、野球をすることがこれからの人生を生きていくために自分にとってどうしても必要なものと思われるぐらいの強い意思を感じてボールを捜して家に帰ってこないところのくだりは泣けました。

おにいさんは見ただけですごい人というのがわかる設定です。でも、ここに出てくる豪君とか青波君とかも、一回見ただけではわからなくても、かなりすごいということを感じます。一人ひとりの子どもがそれぞれの個性を持っていて、それを伸ばすことができたら、すごくいいんですけどね。
子どもたちにうざったがれるお母さんですが、お母さんも率直で好感が持てます。

おにいさんって、自分のいる野球という範囲が世界、自分のいるマウンドが世界で、そこしか見えてなかったし、そこだけ見ていればこれまではうまくいっていたと思うんだけど、青波クンの変化とか、豪君との出会いの中で、明らかにそれまで考えていた世界の幅を広げざるをえなくなってきたんじゃないかと思うのです。2人のことをすごいやつだと思う瞬間があったりして自分が確立していた完璧なものがすこしずつ揺らいでいくというか・・・いい意味で自分を変えなくちゃいけなくなっていくんじゃないのかな?
なんておもいつつ・・・

バトルシティーやらなにやら

2012年02月19日 | ほか
バトルシティー
クリエーター情報なし
ファミコン ファミリーコンピュータ 任天堂


バルーンファイト
クリエーター情報なし
任天堂


スーパーダイナミック バトミントン
クリエーター情報なし
バップ


六三四の剣
クリエーター情報なし
タイトー


また対戦です。

六三四の剣は、イメージ的にはリンクの冒険の上下の攻撃と防御の動かし方に似てると思ってやったけど、上=面、中=小手、下=胴の動きの攻撃と防御のほかにそれぞれの人に得意技があって、それをいきなりやるのは難しかったです。完敗でした。なんか、ただ向かっていって簡単に得意技でもない普通の技でやられちゃうのもあって。まれると面白いかもしれませんが・・・そこまでやつきもちにはなれないなあ・・・場外もあって、がけっぷち感があるんだけど、その境界線がハッキリしなくて・・・
でも、なぜか修羅との一騎打ちは2回も勝つことができました。

バトミントンは、べたつき感がバレーボールになんとなく似てる気がするけど、もうちょっともっさりしています。でも、なれるとかなりラリーもできて、後半ではお互いに結構なれて着ていい試合をしてました。友達は手が痛いといいながらやってましたこの年になって、そこまでしてやることなのかという疑問もありつつ・・・ラリーーはそれでも続いていきました。

バルーンファイトは、マリオの海中の動きに似てるかな?なかなか動きがかわいくていいんじゃないでしょうか。でも、すぐあきましたけど。

今回は何と言ってもバトルシティです。
協力プレイは結構はまりました。
2人が勝手に動いていると、結構相手が攻め込んでくるんですよね。
それで始まったらポーズボタンを押してマップを見ながら作戦会議。
ああでもないこうでもないといいながら、作戦を立てていざやってみると思わぬ穴があったりして。
それで、けっきょく、今度の作戦は自由に動く作戦でいこうという大胆な・・というか振り出しに戻る的になったりして。まあ、そんなこんなで楽しみました。

そして、やっぱりしめはダーティペアです。
とうとう1面を突破しました。強制スクロールを突破したら、今度は迷路だって。なんか、それまでの強制スクロールのときの爽快感がないです。それまでは死んでもハッピーだったのに。今度は死ぬのがこわくなりました。この難関を乗り越えないと、また楽しい強制スクロール画面には行かないようです。

ちはやふる その2

2012年02月14日 | 
ちはやふる(15) (BE LOVE KC)
末次 由紀
講談社


最後まで買ってしまいました。
あっという間に15巻まで行っちゃいました。

それでアニメの方もみてみましたが、たしかにかるたのルールがわかるようにつくられていて、マンガの中でやっていることがこういうことだったのかと、納得させてくれました。

マンガの世界とアニメの世界、どっちも大事です。
マンガは、読んでいて、時間の制約はないし、早くとばしたり、じっくり読んだり、読むスピードもそれぞれ違うし、自分のペースですすめられる気がします。手近にあるその巻だけを何度も読んじゃったり。適当においてあると抜けちゃう巻もでちゃってこの先読みたいと思っても読めなくなっちゃったり。
早く先を知りたくてあまり理解していないまま先に進んじゃうことも多いんだけど。それはそれで、その欲望のままに突っ走るのが好きなんだけど、とばしてしまったことで先のほうのストーリーが難解になって行き詰まってしまったりもします。
何度も読むうちに、気づかなかったいいところが見えてきたり、逆に、ちょっと胡散臭く思えたり。
マンガは最初のインパクトも大事だけど、長く読者の心をとらえ続けるのも大変です。
なんか、マンガそのものの話をしていますが・・・

で、アニメですが、百人一首の世界を映像や色で表現したり、札を取るスピードの早さとか、競技がどのように進んでいくのかがとてもわかりやすくて、こっちも大事ですね。マンガでわからなかったことがアニメでわかるというのはなかなか珍しいことです。

こんな風にマンガとアニメを同時並行で見比べたことってなかったなあ・・・
どっちも面白いです。

ところでちょっと話が変わりますが・・・
インターネットでいろいろみているうちにこの作者さんが、盗作をして問題になった人だと知りました。
それまでちはやふるって全面的に面白い!と思っていた気持ちに余計なものが持ち込まれてしまったような複雑な気持ちになりました。
このカットはこの写真をトレースしたとか、このマンガのシーンと同じだとか、いろいろ検証しているサイトなんかもあったりして。あまりいい気分じゃないですね。

他の作品で結構映画のパクリとか恥ずかしげもなくしちゃってたりするのをみて、それがマンガの世界では当たり前で「あり」だと思ってたんですが、さすがにそのままなぞった絵はダメだったんですね。

そんなこんなグルグル考えながらこのちはやふるのことを考えると、この作品で同じことやってもそう簡単に気づかないよな・・・とか、マンガの表紙が顔のアップが多いのは、そういうことを引きずっているんじゃないかとか、とても不安になったり・・・
知ってしまうと引きずってしまいます。作者もその過去をずっと引きずっていくんでしょうね。人気がでれば出るほど、過去が大きくなっていくのかも知れません。

それでたいちくんが新君のめがねをかえすシーンとか、周りの人がひそひそと悪口を言っているシーンが多かったり、肉まん君が一時期かるたを諦めていたりするのも、作者の気持ちとか体験とかが反映されてるんじゃないかと思ったり、登場人物のまっすぐさとかはそういうごちゃごちゃした世間の中でまっすぐに走りたいという思いなのかな?とか、ほんと、余計なことも考えてしまうようになってしまいました。

これだけ面白くて泣いちゃうシーンもあって、一生懸命なマンガですから、それは作者の今の気持ちであってほしいですね。

で、また話しかわりますが、つきあうならかなちゃん!っていうのなんか納得ですね。

ちはやふる

2012年02月11日 | 
ちはやふる (1) (Be・Loveコミックス)
末次 由紀
講談社


気になっていたマンガでしたが、1~8巻まで買い揃えました。
いやあ・・・面白い!!
かるたをやってみようとは思わないけれど、その世界のなかでもこんなに広く深い世界があるなんて。
お正月にかるたをやったりしたけれど、もうそれも子どものころの遠い記憶。
大人が競技としてやっているのが面白いです。
それだけでなく、百人一首そのものに入り込んでいくとまた深そうで。

しかし・・・ルールがよくわかりません。

ファミリーテニスなどなど

2012年02月11日 | スポーツ
ファミリーテニス
クリエーター情報なし
ナムコ


醜い・・・なんと醜い・・・
バレーでストレート負け!2セット目を5点ぐらいリードしていながら連続失点で逆転されちゃったのが痛かった。自滅しました。
普通の動作を確実にこなしつつ、確実に点を取る自分の武器を持たなければ。
しかし、バレーボールはすごいいいゲームです。

というわけで、今日のメインはテニスです。ファミリーテニスです。
いやいや、最初サーブが入らなくてどうなることかと思いましたが、少しずつ勘を取り戻し、なんとか試合になるぐらいになりました。
2試合、1セットマッチでやったんですが、一試合目はファイナルゲーム(用語あってる?)までもつれ込んで、7ゲーム目、なぜかがたがたと崩れて負けちゃいました。
2試合目は結構いい感じで勝てましたが、なんか、対戦疲れるなあ・・・
ダブルスあると思ったら、このソフト、ないんですね。

やっぱりいちばん盛り上がったのはダーティペアです。
制約が多い中で、死線をくぐり抜ける醍醐味ですね。
信じられないぐらい理不尽な死にかたします。でも、それがとても魅力的。
ダーティペア完全必勝本 (ファミコン必勝本・フライデースペシャル)
クリエーター情報なし
JICC出版局

リンクの冒険を最初のボスのところまで見せてもらいましたが、少しずつあのころの記憶がよみがえります。でも、腕は相当ぼろぼろになってます。観てるのがいちばんみたいです。
あと、音が相当いいですね。ダーティペアに比べると〈笑)
The Legend of Zelda 2 リンクの冒険
クリエーター情報なし
任天堂


第22回きゅりあんスプリングコンサート

2012年02月11日 | 音楽
Original Broadway Cast
クリエーター情報なし
Sony


ガーシュウィン:ラプソディ・イン・ブルー
バーンスタイン(レナード)
ポリドール


ムソルグスキー:展覧会の絵(ピアノ&オーケストラ版)
カラヤン(ヘルベルト・フォン)
ユニバーサル ミュージック クラシック


オーケストラって聴こうと思っても、なかなか敷居が高くてなかなか観にいくことはできませんでした。なんとなくクラシックを聞きたくなってCDを買っても、結局一回きいて眠くなってそのままお蔵入りするか、たまに寝る前に聞いてはみるものの、結局子守唄代わりになっていたり。

映画の「オーケストラ」チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲を知って、やっぱりすごい!とおもって、いろいろそこから幅を広げて買ってみたものの、やっぱり長続きはしなくて。

結構テレビでもクラシックに出会う機会もあって、ニューイヤーコンサートなんかを録画してみても、やっぱり聞きとおすことができなくて。絶対途中で眠くなっちゃうんです。

敷居が高いって書きましたが、実際のそういうコンサートとかに行くと、洋服とかどうするのかなとか、余計なことが頭に浮かんできます。

まあ、品川レベルの催しなら、ごちゃごちゃうるさいことはないだろうと思い、行ってきました。

いきなりこのキャンディード序曲ってやつで、打ちのめされてしまって・・・生音の迫力。いろんな音が混ざり合って、ぐいぐい押し寄せてきます。さびにならないと何の曲かわからないHMのライヴとは違うすごい迫力。身体がしびれてちょっと涙が出そうになったのは、疲れのせいだけではないでしょう。

そして、ジャズピアニストの山中千尋さんが登場して次の曲、ラプソディ・イン・ブルー。これもいつかどこかで聞いたことがあるって感じの曲ですが、ピアノのソロがすごい!といいたいところですが、実際には大会場でピアノだけの音というのは、それほど心に来るものでもなく、ちょっとうとうとしてきました。他のオーケストラがバッと入ってくると、目が覚めてまたググッと来るんだけど、それで今度はピアノがきこえないみたいな、そんな印象を受けました。しかも、山中さんはこの曲だけなんですね。
山中さんの話はまた後で。

最後の展覧会の絵。
いや・・・
CDで聴いたこの曲を名まで聞けるってすごいことだなと。あらためて思いつつ・・・最後のもりあがりも良くて。なんちゃら珍百景かい!と心で突っ込みつつ・・・・最高のフィナーレでした。
なんでも、ムソルグスキーの親友の画家がなくなった後の個展の絵を見てつくられた曲みたいですね。そうやって考えるとまた感慨深いものが・・・特にないかな?

なんにしても、来てよかった。またこういう機会があったらいきたいです。

レミニセンス(初回限定盤)(DVD付)
山中千尋,脇義典,ラリー・グレナディア,ジョン・デイヴィス,バーナード・″プリティ″・パーディー,バーナード・″プリティ″・パーディ
ユニバーサル ミュージック クラシック


で、山中千尋さんは終わった後にサイン会。
横でうろうろ見てましたが、とても透明感があってきれいな人で、なんか、見つめられたら溶けちゃいそうな・・・声をかけられたら空を飛ぶことだってできそうな、この人のためになんかしてあげたいと思うような不思議な気持ちにさせてくれる人でした。とはいっても、なんかしてもらっても喜ぶタイプかどかは別ですが。一人ひとりに気さくに声をかけてくれて、見た感じ本当にいい人そう。

そこまで言っといて、何とかしてあげたいと思うならCDぐらい買ってあげればいいのにとなってしまいそうですが、まあ、演奏中うとうとしといていい演奏でしたとか言っちゃう方が失礼だしね。AKBじゃあるまいし。握手するためだけに買っても良かったけれど、それってなんなんだろうと思っちゃって・・・金もあまりなかったし。
並んでいた中には結構ファンの人もいたんだろうな。そんなファンとの交流を大切にする姿勢は大事ですね。プリンスやオジーがサイン会やってくれたらどうなっちゃうだろうか。舞い上がっちゃうかもしれませんね。

というわけで、耳にも目にも素敵な一日となりました。

リアル・スティール

2012年02月11日 | 映画 ま・や・ら・わ行
リアル・スティール(スティーブン・スピルバーグ製作総指揮、ヒュー・ジャックマン主演) [DVD]
クリエーター情報なし
メーカー情報なし


今になってなぜかみてしまった映画です。
しかし・・・
意外となけました。

ロッキーとオーバーザトップを足して2で割ったような・・・
親子の関係や女の人もよかったし、試合も結構盛り上がって、マジでロッキーを見ているような感情の盛り上がり方をしました。

アトムという名前もいいじゃないかと思いつつ・・・なんでスパーリング用のロボットにアトムってつけるかな・・・という疑問もあります。