唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

ブラジルから来た少年

2006年11月05日 | 好きな映画・良かった映画
ブラジルから来た少年

ビデオメーカー

このアイテムの詳細を見る


2006/01/25 20:41

いきなり謎で始まります。
題名のブラジルから来た少年の意味、そして、ナチスの残党が、世界各国の平凡な65歳の公務員95人(だったかな?)を殺すのはなぜか・・・
話が進むに連れて何か違和感を感じ、そしてああ!なるほど!!となっていくあたりはとても面白いです。
謎を探るおじいちゃんも知り合いに似ているし、いい感じでした。




ニュースの天才

2006年11月05日 | 映画 な行
ニュースの天才

ハピネット・ピクチャーズ

このアイテムの詳細を見る


2006/10/04 01:57

何の予備知識もなく観たので、こんな結末が待っていたとは思いませんでした。
しかも実話なんですね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
これ以降は、けっこう内容に触れているので観てない人は読まないほうがいいです。
何の予備知識もないで観れるのが一番いいと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・





大衆に正しい正確な記事を提供するのはこういう新聞や雑誌の使命なんでしょう。だからその雑誌にしてみれば最悪の結果になったわけですけれども、そこで、その問題をあいまいにせずきちんと真実を突き詰めたところに好感が持てますね。
日本では問題があってもあいまいなまま何の反省もなく何事もなかったかのようにしてしまうのが当たり前みたいなところがありますからね。

役者さんはアナキンのひとでした。知的で、どこか傷つきそうなちょっと壊れそうな感じはとてもあっていたかもしれません。

あのフライトプランにも出てた人(だと思うんですけど)も、いい感じでした。ちょっと野心家のように描いておいて、実はその時点で観るものはアナキンにだまされてるんです。アナキンを中心に描かれるから。
でも、考えてみると、編集長が野心家の見えるのは、他の人の言動からであって、彼の行動からは、そういう野心家的な部分とか、誰かを落としいれようとか、そういうところは見えてこないので、いや待てよ・・・この人は本当に悪い人なのかと、観るものに待ったをかけるわけですね。その微妙なバランスがなんかよかったです。

最初の生徒に話していたジャーナリストの精神みたいなところが最後の拍手でいかに空虚なものになってしまったのか、一方で真実を貫いた編集長に送られた拍手との対比で映し出されるわけですね。みんなのサインが入った謝罪文はなんとも感動的でした。そしてあれが、ジャーナリストの精神なんでしょう。
真実のみに忠実でなければならないのだ!!
だから、編集長もそうだけど、同僚の人にもそれが問われたわけですね。
とはいえ、記事を捏造して自分たちもだまされたとわかったらそりゃ頭くるから、感情的にも当たり前ではありますが、もっと理性の点で、その仲間たちはすばらしかったと思うんです。

ドキュメントも入っていて、捏造した本人の話も入っていましたが、それをきいている限り、あまり反省しているとは思えませんでした。彼の反省は、東横インの反省ぐらい心がこもっていない。

ネバーランド

2006年11月05日 | 映画 な行
ネバーランド

アミューズソフトエンタテインメント

このアイテムの詳細を見る


2006/02/07 07:53

子どもが出てくるのはまずいんですよ。泣けちゃうから。
でも、それだけじゃなくて、お母さんとの関係もいいですね。子どもを通してつながっているように見えて・・・またはそうみせながらお互いを必要としているという感じは大人の愛ですなあ・・・それで簡単に不倫とか、別れてくっついちゃうとかしないところがいいと思いました。選択が正しいとか正しくないとかじゃなくて、その愛情を求めながら表に出せないじれったさがいいんです。

凧揚げのシーンとか、ピーターパンの上演で子どもが笑うシーンとか、いいシーンがたくさんあります。
「君は30秒で大人になった」というところはすばらしいせりふです。

最後、ピーターとの会話のシーン、いいところで「ディスクが読み取れません」だって。何だよそれ!!傷物を貸しやがって!!

このピーターの役の人、チョコレート工場のチャーリーですってね。




手塚治虫

2006年11月05日 | ほか
今、テレビ見ました。

生命と宇宙のつながり・・・命はもっと壮大なものだという感覚に手塚さんのスケールの大きさを感じました。単純に命は大切だから死んだらダメだよというだけにとどまらない、大きなものを感じました。

ただ、テレビの作り方としてはスケールが小さい気もします。子どもの変化、その子どもたちに何が起こったのか、手塚さんの「よくわからない」という言葉だけで終わっているからです。多分、手塚さんの目は社会の問題にも向いていたと思います。そこの掘り下げが無ければ、希望は出てきません。
子どもに夢や希望を与えること・・・手塚さんにとって子どもたちこそが夢であり希望だったのかも知れませんね。

ただ単に「命を粗末にすることを憂える手塚さん」という小さなところに囲ってしまったような気がします。いま、学校の問題がいろいろ出てますからね。自殺を考えた子どもや「死ね」と言う子どもに責任をなすりつけているような気もしたんです。番組の作り方が。

昔の人は命を大切にしていたともとれるつくりかた。でも、一番命を粗末にした戦争をしたのは今の子ども達ではないですし、それへの反省もできない大人が政治の中心にいるなかで、どうして子ども達だけに命を大切にしなさいと伝えられるのか。
まあ、そこまで深く描いてしまったら、また圧力がかかるかな?
手塚治虫さんのように命を大切にすることを大人がしなくちゃいけないということだと思います。大人が命を大切にしなければ、社会が命を大切にしなければ、子どもたちに影響が出るのは当り前です。
地球にも命があるって言ってましたね。地球の命をおびやかしているのは今の大人であり、いまの社会です。


スタートレック ENT / 選ばれし領域

2006年11月05日 | スタートレック
ちょっと思考が止まってきました。

平和をもたらすために強力な武器=エンタープライズをのっとって異教徒達をやっつけようとしました。でも、力で相手を押さえつけることでもたらされる平和はありえないということなのでしょう。

そして、一人一人の人間の命を大切にしない人が、何で全体の平和をもたらすことができるのでしょうか。

まったく、なんて宗教者だ。真実は一つというんだったら、その真実に正面から向き合わなければいけないのに、真実=創造主であったら、真実はその人の信仰の数だけあることになってしまいます。客観性がないんだから。まったく。

というわけで、バルカンの女の人が出てればそれで満足です。

スタートレック ENT / ライサリア砂漠幼虫

2006年11月05日 | スタートレック
簡単にいえばトリップさんが重態になってしまって、治療のためにクローンをつくるという話です。納得行くかといえば納得いきませんが、ほかに方法があったかといえばなかったのかもしれません。

クローンを作ること自体が誤りです。トリップさんを絶対に生かす→任務のために絶対必要→任務遂行のためなら何でもやる!!ってなったら、もうどうにもならないですよね。
せめて、お互いの傷を浅くするためにも、意識を持たせないまま成長させるのが一番良かったのかも。それじゃドラマにならないけれど・・・

クローンにしてみれば、死ぬためにつくられた、他の人を助けるために自分の意志でなくつくられたという点では納得いかないはずです。死を選ばされたという感じです。そういう自分の生きたい気持ちを抑えて死を迎えるという話ですから、涙が出てしまうわけですけれども・・・自分の意志と関係なく殺させるという意味では死刑囚と同じですもんね。

やっぱり納得がいきません。たぶん、これが正しいんだということで話を作ったのでもないとおもいます。この結論が出ないとこで悩むことが大切なのかもということにしておきます。

それはそれとして・・・やっぱりバルカンの女の人・・・セクシーなかっこしやがって!もう!
オレもマッサージしてほしいです。膝の上に頭をのせたいです。でも死ぬ前のキスは・・・ねえ・・・・してもらわないよりされたほうがマシかもしれませんが・・・おれだったら、「おねがい!もう一回!一生のお願い!!」とか言っちゃうと思います。

ショーシャンクの空に

2006年11月05日 | 好きな映画・良かった映画
ショーシャンクの空に

松竹

このアイテムの詳細を見る


2006/02/17 23:15

何度も観ましたが、いつでもそれなりに感じるものがあります。人間には希望が必要ですね。

いつも泣いてしまうのが音楽をかけるシーン。さすがスティーブンキングといいたい所ですが、実は原作にはこういうシーンはないようです。一回読んだことあるんですが、覚えてません。音楽の魔力を感じますね。そして心は誰にも支配されないということを感じさせてくれます。

そして、今回面白いと思ったのはレッドという名を「面白い名だ」といったのに対して、「アイルランド系だ」と冗談を言うシーン。原作がアイルランド系だということでそれを利用したせりふなわけですけど、監督さんの音声解説でもそこにふれてると思ってレッドの登場のシーンとか、キャッチボールのシーンとか、飛ばしながらみたらやっぱり言ってました。

不思議な感覚なのが、看守さんとか、悪いことをしていても、主人公に一目置いたり、やさしかったりするところで、普通の人でも悪いことをしている人でも、悪いことをしてしまった人の間で一定の絆というか、そういうものをつくっているところです。そんな固い絆とかそういうんじゃなくて、軽いつながりとでも言うのかなあ・・・主人公にみんなが甘いでしょう。見る目がやさしいでしょう。情けは人のためならずということですかね。

善と悪というくくりって実はあいまいなのかもしれません。ゼロか1かというものじゃなくって、複合的なものなのでしょう。そういえばいってましたね。「外にいるときはまじめだったのに、刑務所に入ってからは悪いことをしている」と。主人公自身が無実の罪で塀の中で暮らしていることもそうなのでしょう。そして脱獄してからは一市民として汚いお金で生きてるわけですからね。

このお話は20年を超えるお話です。希望の小さな光を20年の歳月をかけてみごとこじあけたということでしょうか。
そうはいっても20年は長いぞ・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2004/09/19 23:02

必死に生きるか、必死に死ぬか

希望は大切ですね。

そして、人間の心は誰にも支配されない。この物語のテーマですね。


音楽を館内に流すシーンは何度見ても泣きます。この罪で独房に入れられてからも彼の頭の中には音楽が鳴り響いていたというところもすばらしいです。

監獄というところは社会から隔離され、肉体的に縛られている中で、いつの間にか心も縛られ、そのシステムに依存してしまうということなのでしょうか。図書館のおじいちゃんの死はとても悲しいです。

聖書でのやり取りが、落ちがあるところが面白いです。

かわいそうなのは、殺された若い人。あそこは納得いかない。でも、それがきっかけで脱獄を決意したって言うんだから、しょうがない。

さあ、何にも縛られない自由な心。そして、希望を持って生きようではありませんか!!
なんつって・・・





スタートレック ENT / ウエスタン

2006年11月05日 | スタートレック
いまさらこのお話でウエスタンをみたいとは思いませんでしたが・・・

バルカンの女の人が素敵すぎます。衣装が素晴らしい。木の間をくぐっちゃったりして・・なんじゃそりゃ!馬にも乗っちゃったりして。

エンタープライズに帰ってからのスーツ姿もいいですねえ・・・
撃たれちゃうけど・・・

そういえば格闘シーンなんかも本格的な感じがしますね。スタートレックの格闘シーンのイメージは、みてるのがつらいという印象がありましたが、ちゃんと頑張ってる気がしました。

本題に入ってませんが・・・まあ、いいでしょう。

そうそう、教師の女の人の医務室で横になっている姿も、なかなかに良かったです。

本題からずれたところしかみてませんなあ・・・・