唐茄子はカボチャ

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シャッターアイランド

2020年01月24日 | 映画 さ行
前に映画館で見たことあります。
大筋はなんとなく覚えていましたが、ほとんど初めて見たような感覚です。

特に、ナチスの収容所のところなんか、全然覚えていませんでした。そこがとても強烈なインパクトがあって、そのトラウマで精神的に追い詰められていったのかと思いきや、すべてが妄想だったとは。強烈に印象付けられたので、びっくり。

だんだんディカプリオさんの顔がおかしくなっていくところもすごいですが、そのうえで、主人公の思っていることは、真実なんじゃないかとまたまた、主人公に心を寄せてしまいます。一度見てるのに。

そして、最後のネタ晴らし。そのまま素直に受け止めていいのかもわからないまま、話はその方向で進んでいきます。

もう、主人公以外のところでは、すべてが仕組まれたレールのようにも感じます。

たぶん、最後に、自ら治っていないように見せて手術を受け入れたのは、ささやかな抵抗だったような気もするし、あの時のシーンだけが本当のシーンな気もしました。

よくわからない話だけど、物語自体がわからない話でなく、映像がきれいなので、最後まで引き込まれました。


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