唐茄子はカボチャ

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プロメテウス

2012年08月28日 | 好きな映画・良かった映画
ぜったいみたい映画でした。すごい期待してました。エイリアンをいまの技術で作ったらどうなるか。みる前からそわそわ落ち着かない感じで。子どもの頃はこういう感じでわくわくして上映を待ってたんだよなあ…なんて思いました。

期待通りでした。ギーガーさんのデザインや、宇宙空間や宇宙船やカートなどの乗り物、何もかもがぴったりはまった感じです。ウェイランド社って、あの会社ですよね。エイリアンにつながる位置づけを持っているのでしょうか。
あとでエイリアンの最初の方を見たら、敵の宇宙船はまさにあの宇宙船でした。
またこれからエイリアンシリーズが始まるのか、それともあらたに、創造主とのコンタクトシリーズみたいなものになるのか。どっちの方もみてみたい。

これってエイリアンじゃん!というのを肯定的に喜べる人はいいけれど、がっかり否定的にみてしまう人もいると思います。いまの映画とテンポが違うし。40歳以上の人向けかも。自分的にはこの作品のエイリアンっぽさは期待通りで興奮しました。

あと、この映画では「神」がテーマです。創造主が宇宙人であっても十字架を手放さない、そこはロボットの人は理解できない。
この創造主の宇宙人が人類を何度か同じように人類をリセットしようとする行為は、旧約聖書での一連の人間への罰と重なるし、これから人類を滅ぼそうとする理由はなんなのか。とても面白くなってきますね。

手術シーンはものすごい緊迫してよかったです。
ただ、あの焼けた人が強くなって我を失って暴れたシーンは映画の雰囲気をぶち壊した気がしました。

映像がきれいでリアルで素晴らしい。
3Dの効果もいままで見た中で一番活かされていました。(大してみてないけど)

ロボットのような娘さん、ロボット的な美しさがたまらないです。
人間に似せたロボットもむかしのデビッドボウイみたいで美しいです。

日本よ!これが映画だ!って感じですかね。