唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

ロッキー・ザ・ファイナル

2008年12月30日 | 映画 ま・や・ら・わ行
ロッキー・ザ・ファイナル (特別編)

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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ロッキーはいい!
最初のチャンピオンのダウンのところでぐぐっときて、ずっと目頭が熱くなります。

試合のなかで昔の映像と今の映像とダブらせてたところは、見るほうも何が現実で何が意識の中なのかわからなくなってしまいますが、ロッキー自身が、殴り合っていく中で、そういう状態になっていったということなのでしょう。

判定を聴く前にリングから下りちゃうのは亀田と同じですが、こっちは批判の対象にはならなかったようです。

過去に縛られて、エイドリアンの死を引きずっているロッキーですが、ロッキーに縛られているスタローン自身でもあると思います。息子も父親の影に縛られていますが、スタローンもそうだったのでしょう。5では、試合がないまま終わってしまったことも悔いとして残ったのかもしれません。ロッキーはやっぱりリングで終わるべきだと。そういう心残りをすべて吐き出して、新たな出発点にするためのものなのかも。まわりがどう見るかでなく、自分の気持ちが大事だというのは、スタローン自身がロッキーを手がけるときに自分に言い聞かせていたんでしょうなあ・・・たぶん・・・
2007-11-11
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ロッキーの熱い思いにこっちも熱くなります。
周りがどうかじゃなく、自分がどうしたいかなんですねえ・・・
結果はやってみなけりゃ分かりません。
老いても挑戦する気持ちだけはずっと持ち続けて生きたいものです。

チャイニーズ・デモクラシー

2008年12月29日 | 音楽
チャイニーズ・デモクラシー(初回限定)(SHM-CD)

UNIVERSAL INTERNATIONAL(P)(M)

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お店で飛ばし飛ばしで視聴しただけです。
最初はずどんと来ましたし、アクセルの声が聴こえる!帰ってきたか!という印象を最初の瞬間は感じましたが、どうなんですかね。

もしかして元のメンバーはアクセルだけ?

そうなら、なんでガンズ・・の名前を出してやったのでしょうか。まあ、その方が売れるだろうしね。他のメンバーはどうなってるの?ブラックサバスもこんな時期ありましたね。ひとりじゃん!みたいな・・・・

たしか、ドッケンでしたっけ?ドッケンって名前を使っちゃいけないって裁判で出されて・・・本人の名前なのにドッケンって名前出せなくて、ドンドッケンでアルバム出したとか何とか・・・聞いたような気がするけれど・・・昔のことなんで記憶があまり定かでは無いですけど・・・

アクセルだけで、その名前をどうこうできるだけのちからがあるって事なんですかね。まあ、みんな勝手にいなくなっただけかもしれないけど・・・

たしかにアクセルあってのガンズ・・・であることはたしかだけど・・・アクセルだけのガンズ・・では・・・

といっても、おみせでチラッと見ただけなんで、詳しいメンバーとかは良く知らないんですけど・・・・

結果的には、ちょっと買うのをためらっちゃいまして・・・チェブラーシカを買っちゃったわけです。

・・・あいまいな情報とあいまいな記憶・・・何より中途半端な試聴だけで文章を書くと、こんなに不安な文章になってしまうんですねえ・・・

お店で試聴するまで、ニューアルバムが出たこともしらなかった私でした。

いろいろ他の人の感想見てましたけど、・・・良い方でも悪い方でも、自分が一番のガンズ・・の理解者だと思っているということなんでしょうね。いや、思ってることが悪いという意味じゃなくって・・・みんなガンズが好きなんだなあと。そういうはまり方って最近しないよなあ・・・
 (12/14)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

今度はちゃんと買ってききました。
やっぱり最初の曲のアクセルの声にまだドキドキしました。
なんだかんだ、バンドの特徴を一番わかりやすく最初に伝えるのはヴォーカルの声ですからね。そういう点では、やっぱりガンズだと感じます。

結構聞きやすいところもあって、悪いアルバムじゃないと思いました。誰からが聞けば聞くほどはまるといってましたが・・・

もっと聴いたらまた書くことにします。



ディレクターズカット ブレードランナー 最終版

2008年12月29日 | 映画 は行
ディレクターズカット ブレードランナー 最終版 [DVD]

ワーナー・ホーム・ビデオ

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わかりづらいと、やむなくつけ加えられたシーンとかあったみたいで、今ならこう編集するという「最終盤」だそうで・・・(本当に最終なのか?)

でも、色々何たら版とか出るというのも、人気の高さなのでしょう。

最後の空を飛んでいるシーンで、寿命の期間を超えてもまだ行き続けてる・・・みたいなナレーションがカットされていたのは解説で知ってましたが、それ以外はどこが堂代わってるのかもぜんぜんわかりません。

今回、あらためてみて、未だにおもしろくみれるし、ぜんぜん違和感が無い、すごい作品だとおもいました。

クローンじゃなくて・・・SW見た後なんで・・・ネク・・・いや、レプリカント(!)の悲哀ですね。人間に利用されるために生み出されたものが、人間の支配をこえて意思を持ったときに、人間は、それまでの「道具」として処分するしか対処できません。レプリカントの4年でしたか・・・短い寿命は、レプリカントが人間にはむかうのを防ぐために設けられた最後の安全装置でした。

その限られた命の中で必死に自由を求めるレプリカントの姿は美しいです。最後のはとが飛んでいくシーンはその象徴ですね。


スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ

2008年12月29日 | 映画 さ行
スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ 特別版 [DVD]

ワーナー・ホーム・ビデオ

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絵はきれいです。
エピソード2と3をつなぐお話ということです。クローンの人たちの活躍ぶりとか、ドゥークーとの一騎打ちとかはみどころです。何といってもオビワンがまた見ることができるというのは、やっぱりうれしいです。

でも、新しいキャラクターの変な女の子は、正直つまらないキャラクターだと思います。負けん気が強くて無鉄砲でという、なんかありきたりな感じがします。
生意気なセリフも、なんというか・・・無理してつくってる感じがしちゃって。

話も、そんなにおもしろくなかったし・・・2よりはおもしろいか。
ドゥークーのくだらない作戦に思わず失笑・・・って感じです。しかし、その流れも、皇帝にとってはシナリオどおりだったのか・・・な?

HERO

2008年12月23日 | 映画 は行
HERO スタンダード・エディション [DVD]

東宝

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普通におもしろかったです。

主人公の純粋でぶれない正義感はちょっとだけぐっと来るところがあります。でも、ぐっときながらへん!って思っちゃう自分もいますけど。

そのへん!ってところは、そんな正義感で・・・いや、正義感なんていう感情的なのでなくて、真実に忠実でいれるような検事っているのかねって思っちゃうんです。
かなり偏見があるかもしれませんが、弁護士だって、いい人ばっかりじゃないだろうし・・・

裁判って、よくわからないですもんね。どういう段取りでどう進んでいくかとか。

そういう良くわからない世界を、こうやっておもしろく紹介してくれるのはいいことかもしれませんね。

しかし、国会議員はこういう人!という作られた国会議員像はなんだかなあ・・・サングラスかけたままのタモリを議員役にしたというのは、あるいみ、これまでに無い国会議員像を狙ってのことかもしれないけれど、中味は何もかわっちゃいない。それなら普通にしても良かったのに。

この前の「相棒」の切れ者面の女議員もそうだったけど、薄っぺらい感じです。

いろんなそれっぽい演出も、効果的といえば効果的だけど、それっぽくしただけな気もして、だれがつくってもそうすればおしゃれに見えるみたいなお手本をそのままなぞっているようにも感じる。

会話の間の取り方とかしゃべり方とか、自然さを演出しているんだろうけど、自然といえば自然だけど、逆に不自然な感じがしてしまって、これもそういうお手本をなぞってというか・・・そういうつくりに感じます。

一人一人の個性もうりにしたいんだろうけど、深みがなく薄っぺらです。

薄っぺらでうけるけど、後に残らない。手作り感はなく、機械で大量生産・・いやというよりは、パソコンでコピーしたような感じかな?
こういう映画の宿命ですかね。

というわけで、薄っぺらいけど薄っぺらいなりにおもしろかったです。ダークナイトの10倍おもしろかったです。

相棒-劇場版-絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン

2008年12月20日 | 映画 あ行
相棒-劇場版-絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン <通常版> [DVD]

ワーナー・ホーム・ビデオ

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うまく表現できないけれど、なんか全体的にははめ込まれた感じとでも言いますか・・・ストーリーが感覚的に頭の中に入ってくるというよりは、映画のなかで説明された感じというか、そんなところもありました。

でも、事件を追うところなんかは普通にどきどきできて、出演している人たちのやり取りも違和感がなく、そこはそんなに悪くなかったと思います。

ただ、やっぱり政治が絡んでくると、どうしても身構えちゃうというか、ただ、ボランティアの人が政府によって見殺しにされたという、テーマとしては重いものなんだけど、それを取り上げるなら、もっと、社会背景とか、国家が何でそうしたのかとか、その辺の深いところで入ってくるようなものがあるとリアルになったんだろうけど・・・
なんかうすっぺらい感じがしてしまいます。

それをテーマにしただけでもたいしたもんだというのもあるかもしれませんが・・・・

政府やマスメディアのの情報操作の描き方も、いいたいことはわかるし、そのとおりだとも思えるんだけど、やっぱりどこか、「忘れる」というところに重点が置かれているところがなんっか違うような気がして、それでも、運動も含めてその積み重ねが原動力になるし、同じ繰り返しに見えても、質的な変化はおこっていると思えるので、そんなに「忘れる」とか、同じ繰り返しみたいな感じはやっぱり違和感がある。
感覚的に大衆は瞬間加熱してさっとさめてしまうみたいな批判的な感じにも受け止められるからなおさらです。
民主党の人気ぶりとか、ちょっと前の小泉旋風とか見てると、そういう傾向はあるのは確かだけれども、それで全て白紙になってしまうんじゃないと思うんです。

そこの0か1かじゃない部分が出てこないと、なんとなく映画のためにはめ込んだみたいな印象になってしまうのではないかと思います。

政治がなかったほうが、自分としては気楽に見れていいです。

犯人との駆け引きでは、誰かの映画評に結果的に必然がないみたいなこと書いてありましたが、確かにそういわれればそんな気がします。

一番必然じゃないのは、殺人そのものかな?殺人を犯しておいて、何を言うか!という感じです。
自分の主張を通すために殺人を犯したら、息子を殺したテロリストと同じことを自分がしていることになるわけで、結果的には、自分のそのやり方が息子を殺してしまったともいえるんじゃないかと思いました。

ダークナイト

2008年12月16日 | 映画 た行
ダークナイト 特別版 [DVD]

ワーナー・ホーム・ビデオ

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ダークナイト・・・名前の通り、暗い・・
暗くて重苦しくて・・・テンポが遅くて、退屈でした。
途中で何度も止めようと思ったけれど・・・とりあえずみていたら、病院のの爆発シーンはおもしろかったです。
その後またつらく長いお話は続いて・・・早送りして一気に最後に。
途中で寝なかったのは奇跡ですね。

リアルなバットマン。ぜんぜんおもしろくない。
新作でレンタルしたお金もったいなかったな。まあ、映画館に行かなかっただけよかったか。

マトリックス レボリューションズ

2008年12月16日 | 映画 ま・や・ら・わ行
マトリックス レボリューションズ 特別版〈2枚組〉 [DVD]

ワーナー・ホーム・ビデオ

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 リローデッドをみようと思ったら、中身がレボリューションズでした。
 一気に話をまとめちゃってる強引さはありますけど、なかなか見ごたえのあるシーンが多いです。
 話の流れは最初のにはかないませんけど、ロボットのやつとか、それまでにない激しい映像は見所のひとつだと思います。
 スミスのキャラクターは面白いです。

マトリックス

2008年12月13日 | 好きな映画・良かった映画
マトリックス 特別版 [DVD]

ワーナー・ホーム・ビデオ

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マトリックスは映像の革命だとか今でもいわれて、その後の映画を見るときの一つの基準にもなったような気がします。いや、基準というよりは、その映像がはやりになって、みんな真似したというのもあるかもしれません。
なんにしても大きな影響を与えたのは確かです。

今見てもすごいですよね。

始めてみたときの衝撃は忘れられません。でも、空まで飛ぶようになって、銃弾も跳ね返す。そんなところまで一気に成長して、その後の展開はどうなるのかと思ったら・・・・まさか、こんな結末とは・・・・最初の衝撃が大きかった分、次への期待も大きかったし・・・・

なんにしてもです。
やっぱりすごい映画だと思います。
一つ一つの場面が目に入り込んでくる感じです。

さすがに格闘シーンとかも何度もみてるのでそれほど興奮しなかったけれど・・・

チェブラーシカ

2008年12月13日 | アニメ
チェブラーシカ [DVD]

STUDIO GHIBLI,Inc.(BV)(D)

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旧ソ連時代につくられたものだそうで・・・いくつかをまとめたものです。3つか4つ・・・あれ?どっちだろう・・

みんなと仲良くなろうという大きなテーマがあって、チェブラーシカのかわいさも重なって、なんとなくいい気持ちになります。
主人公が元気じゃないところがいい。なんかもじもじしていて、自分の正体がわからなくて社会に受け入れてもらえないんじゃないかという変なコンプレックスを持っていて・・・でも、一生懸命なんですよね。そこがまたかわいくて・・・

出てくるキャラのちょっとぬけてるろころもきもちいい。なんか、失敗したり、だまされたり、気がつかないことも、そんなにわるいことじゃないなあ・・・なんて思います。むしろ、それで追い詰めてしまう社会のほうがわるいんじゃないかと。それぞれの人間の欠陥を補い支えあって社会はつくられていくんじゃないかとも思えます。

この話がソ連時代に作られたというのもちょっと驚きで、工場の環境破壊とか、町に子どもの遊び場がないとか、そういうことも描いているところがいいところだし、ソ連でも、その程度の表現ならできるのかと・・・ちょっと新鮮な感じがしました。

ソ連という閉鎖的で縛られていてくらいイメージからは想像できない暖かさを感じます。

もっとも、社会はどうあれ、子どもは万国共通だということもいえるのかな?

そうやって考えると、子どもが戦争に巻き込まれるというのは本当に理不尽だしあってはならないことですね。

チェブラーシカはロシアでは知らない人がいないくらいの国民的なキャラらしいです。フィギュアスケートの安藤さんもDVDでインタビューがありましたけど、ファンは世界的にも多いみたい。

最初はうとうとしながら見てましたけど、何度も何度も見ているうちにもっとはまっていくような、そんな気がします。

守衛さんの鐘に反応する熊がいい。

友達のいない人のための家を作ろうと、友だちがほしい人が手伝いに集まって、作っているうちにみんなが友達になって家が必要なくなったというのもいい話です。

わにの演奏にあわせて踊るところとか、行進で遅れちゃうのを橋って追いつこうとするところとか、おもしろいところがたくさんあります。

けなげで一生懸命さが本当に愛らしい。

泥流地帯 /三浦 綾子

2008年12月10日 | 
泥流地帯 (新潮文庫)
三浦 綾子
新潮社

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重い映画です。農村の貧困があって、そこで必死に生きている人たちの姿が描き出されています。
そういう点では、この間読んだ、塩狩峠や氷点とはまったく違う印象で・・・それまでのただ人の内面だけに焦点をあてたという感じのものとはまったく違い、かなり「社会」の中での人間の生活があるわけです。

この兄弟の姿を見ていると、橋のない川とダブっちゃいますが・・・

続きはまたあとで

機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙

2008年12月10日 | アニメ
機動戦士ガンダム 劇場版メモリアルボックス

バンダイビジュアル

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2007-12-22

いやあ・・・久々にみたら泣いちゃいましたよ。
なんか、いかにも宇宙戦って感じの最初の場面、ガンダムの登場で鳥肌が立っちゃったし、コンスコンでも、あっという間に敵を殲滅してホワイトベースの戦闘能力が格段に上がっているのにぞっとして・・・
そういえば、その最初の時だって、本当はシャアは挟み撃ちにしたかったんでしょうけど、ホワイトベースを止められなかったですもんね。おそろしや・・・

そのあとは一気にソロモン、ララアとの対決、アバオアクーと見せてくれます。

気になったのは、アバオアクーにガンキャノンが取り付いたときに3機いたことでした。カイとハヤトと・・・あと、誰?もしかして・・・リュウさんの亡霊が・・・なんてね。
Gアーマーは前から知ってたけど、こんなわかりすぎるくらいわかるシーンで気がつかなかったなあ・・・

角つきのザクとか旧ザクとか、うれしい映像もあったりして・・・

アムロがララアを殺して「取り返しのつかないことをしてしまった・・・」といっていましたが、もう、アムロは取り返しのつかないことを無数にしていることを気付いてはいないだろうなあ・・・

今見てもこれだけすごいと思えるのは何でなんだろう・・・物語の基本がしっかりしてるからというのもあるけど・・・絶対子ども向けのお話じゃないよね。それをテレビアニメでやっちゃった人たちってなんなんだろう。すごすぎです。

だって、子どもアニメで「ヒトラーの尻尾だな」なんて言わさないでしょう。
頭打ち抜かれたり頭吹っ飛んだり、人の死に方もかなりはげしいし・・・

今日、プラモ買っちゃいましたよ。ズゴックとゴックとシャアザク。そういえば、鼓のガンダムのモビルスーツの名前は、その世代の人ではまった人はみんな名前知ってるんだろうなあ・・・

そういえば、シャアが宇宙に上がってから、ホワイトベースに追いついたとして、何に乗って出動する気だったのかな?というより、ザンジバルに何が積まれていたのかな?ザクですかね。赤いドムだったりして。

あと10年経ってもみてるのかあ・・・


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それから一年たって・・・

今見てもじんと来ちゃうのはすごいですね。
こんなアニメを良く子どもむけにできたなと・・・今考えれば、不思議です。大人なストーリーです。特にこのⅢは、そう思います。

ザビ家の内部崩壊・・・この戦局を乗り切れなかったのは、明らかにザビ家の内部崩壊が原因だと思います。3本の矢じゃないけど、一枚岩で戦ったなら、もっと連邦を苦しめたでしょう。

デギンとギレンのやり取りはおもしろい。

デギンが、ジオンダイクンのやり方では市民運動的な盛り上がりにはできても、それ以上のことはデキン・・・ふう・・・
国家として確立して、連邦にそれを認めさせたのは俺の功績だ!ジオンではデキンかったことだ!・・・ふう・・・まあ、そういう信念が伝わってきました。

ギレンはソーラーシステムをコロニーを利用してやるわけですけど、そのためにみんなを疎開させて国民を大変な目に合わせるのは軍人のあほな考えだと指摘したのに対して、ギレンはあんたと同じことをやっているだけだよ!という返事をして、それに対して、いや違うぞ!!というところだったと思いますが・・・・

ニュータイプ・・・・

ニュータイプとは何でしょう。
これもおもしろいところです。この3で初めてテーマに座ってきます。
レビル将軍は超能力者なんてもんじゃないよ。そんな馬鹿げた事!と取り合わないところもおもしろい。自分がニュータイプであることも気付かないで結局死んでいくわけですが、ニュータイプという議論そのものがまだある無しの世界の段階だったのですね。

ニュータイプの研究は主流ではなく、ちょっと外れたところにあったんだと思います。
ギレンがニュータイプの存在を認めていれば、こんなに苦労しなくてすんだものを!と、キシリアは嘆きます。

ギレンにとってのニュータイプは、人の能力の発展にあるのではなくて、もっと政治的な、エリートだけの人間社会の完成の道具みたいなもんだったのかね。
ギレンにとってのニュータイプとはジオンの旗の下に集結するもの、その統治を受け入れるものなのかもしれません。

人間は、意識するとしないとに係らず、ニュータイプとしての覚醒をはじめていきます。
理屈や思惑を通り越して、人間はニュータイプへと進化していきます。しかし、それは、オールドタイプとの色分け、差別化ではなくて、人間の進化の過程であって、やがてニュータイプへ人類が進化していくのだろうけど、それを人為的にすすめようとしたのがギレンなのかなあ・・・その後のシャアも、同じようことやったりしてましたが・・・・

なんか、めんどくさいのでこれでおしいです。

また来年見よう。

ララアにドキドキしました。

ララアとアムロのやり取りがおもしろい。出会って、ぶつかりあって、分かり合って・・・意識の中で分かり合う・・・ララアのニュータイプは戦争の道具じゃない。というところが本質的な気がします。

そこがニュータイプには感覚でわかっちゃうんだけど、シャアのような半端なニュータイプにはそれがわかりません。戦争が、ニュータイプを発展させたと思っているところがそうですね。

戦争によって科学が発展したというふざけた議論に似ています。それを否定するということではなくて、スピードはともかく、戦争がなくても発展するし、戦争による発展の影で発展が妨げられたことをみないといけません。

戦争によってニュータイプの覚醒が早まった人もいるかもしれませんが・・・同時に戦争によって、その発展の可能性をつぶされているのだと思います。

うーん・・・深く考えちゃいました。

男はつらいよ 寅次郎かもめ歌

2008年12月10日 | 男はつらいよ・山田洋次
男はつらいよ 寅次郎かもめ歌

松竹

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1980年 26作

この作品も2度目の方が印象が良かったです。
試験の日、不安から「行きたくない」という女の子に後ろ指刺されるような人間になりたいのか?と説得する寅さんです。もっと気のきいたセリフがいえないのかと思ってしまうところですが、逆に、そうでないところがいいともいえます。
寅さんに理屈をこねるようなセリフを言わせるよりも、自分の感覚、経験から出たような思い付きのような言葉のが実は説得力があるんじゃないかと思うわけです。
理屈で説得させる必要はないんです。だって、本人は本当に学校にいきたいし、彼女の初心に訴えかけるだけでいいんですね。だから、シンプルで理屈っぽくないセリフが結果的に気のきいたセリフになっているんじゃないですかね。

朝帰りした彼女を寅さんが起こるシーンがかなり泣けます。
「怒らないで」と泣いて抱きついてくる彼女に「怒ってねえ。大丈夫だ」という寅さんはかっこいい。「幸せにならなかったら承知しない」というセリフがずしんと来ます。
セブンイレブンが紙袋でやってるのも時代なんですかねえ・・・コンビ二でなくて、小さなスーパーのようでした。7時から11時までだったんでしょうね。


2008-02-03
今までの「恋」とは一味違います。子どもを幸せにしてあげたいという親の愛情とでも言いましょうか・・・学校の編入試験に行くときに一緒に緊張しているところとか、その一生懸命さがほほえましいです。

そしてスミレちゃんが朝帰りしちゃって心配して・・・

寅さんがまた旅に出てしまうところでスミレちゃんが「怒らないで」と言って寅さんにすがるところ。寅さんは肩を軽く抱いて「怒っちゃいねえよ」「絶対幸せになるんだぞ。幸せにならなきゃ俺は承知しねえぞ!」というせりふが泣けます。スミレちゃんが結婚することで、自分から離れていくのがつらいんだけど、でも、寅さんだっていつかその日がくることをわかっているわけです。そして、寅さん自信も、それを望んでいるわけですから、本当は、やさしく接してあげたいんだろうけど・・・でも、そこはちょっとした嫉妬もありますよね。心配をよそに何の連絡もしないでそんな大事なことを黙っていたんだから。そこの複雑な気持ちなんだろうなあ・・・最初から「こういう人がいて結婚しようと思ってるの・・・」と相談されていたなら「がんばれよ」となるんでしょうけどね。

そこが親のつらいところで、子どもは勝手に大きくなって勝手に離れていってしまうんでしょうから。いくら手塩にかけて育てたって、そんなものなんでしょう。まあ、その辺はよくわかりませんが・・・

あと、「学校」ってこういうものなんだろうなあと・・・思いました。
学ぶ喜びを感じられると言うか・・・学びたいという欲求に正面から答えてあげなければならないところとでもいいましょうか・・・
どんな人でも、その気持ちがあれば、誰でもうけられるのが学校の教育じゃなくちゃいけないのでしょうね。

スターシップ・トゥルーパーズ3

2008年12月03日 | 映画 さ行
スターシップ・トゥルーパーズ3 デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD]

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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ああ・・・駄作です。
1の幻想が・・・3を借りさせましたが・・・。
ちゃちいです。
予算も少ないみたい。

虫の動きも殺戮シーンも、情け無いくらいちゃちいです。

やる気無いならつくらないほうがいいですよね。

やる気あったとして、これじゃ・・・。・・・あまりにひどい。

おもしろいくらいこうなるだろうと思ったとおりの展開になり過ぎて、あれ?俺が原作者?なんて・・・思わないけどね。

男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく

2008年12月01日 | 男はつらいよ・山田洋次
男はつらいよ 寅次郎わが道をゆく

松竹

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1978年 21作

自分の行きたい道を結婚によって断念してしまう・・・
寅さんは自分だったら踊りを続けさせるのに・・・と思うのですが・・・

本当に結婚が原因で踊りをやめるしかないということなら、それは男のエゴというものではないかと思うのです。

1978年の作品です。結婚して専業主婦なんていうのが普通に女の幸せ像だったのでしょうか。

下町の太陽では団地に住んで専業主婦みたいのがうらやましがられていて、その中で、倍賞千恵子さんが、それが本当の幸せなの?と思うところがありましたが、そんな疑問を投げかけつつ・・・・

でも、ななこさんはダンスを捨てました。

部隊の袖で私やめたくないといったのが本音でしょう。その彼女の思いをうけとめてあげられない男って・・・何なんでしょうか。

でも、それはあくまで、結婚が障害になっているのであればの話です。

ななこさんも何度か言ってました。体力の限界です。
年をとるともう若い時のようには動けなくなります。そして、自分がやりたくても、出来なくなってしまう・・・まだお客さんがついてくれていればいいけど、気がついたら、舞台にすら上がれないなんてこともあるかもしれません。

それと、いわゆる「普通の生活」こそが人間の幸せなんじゃないのかということ。妹の赤ちゃんのあやし道具をまじまじ見つめます。さくらをうらやましいといいます。

わが道を行く・・・奈々子さんはわが道を選びました。どっちが後悔する道なのかはわかりませんが・・・

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奈々さんは最初は自分の生きてきた道を捨ててまで結婚することはできないと思っていました。

しかし、年をとって若い人には色々とかなわないことも出てきます。体力的にもきついわけです。夢中で踊ってきたけれど、ふと気がつくと同じくらいの年の娘はみんな結婚して子どももいます。家に帰って一人というのも寂しい。夢中でやってきたけれど、自分の人生はこれでよかったのか・・・という思いもよぎるわけですね。

まだやめたくない!そして自分の生きてきた道はこれでよかったと歌うわけです。どんな気持ちだったでしょう。

まあ、それも自分の選んだ道です。幸せになることを祈らずに入られません。でも、寅さんの言うように、踊れなくなって後悔しないかなあ・・・というのもありますが・・・
寅さんは、踊って輝いている奈々さんにほれました。だから、奈々さんに踊りがあることが前提みたいなもので、踊り続けて輝く続けてほしい・・・それを見守っていたいと言う思いなんでしょうね。

だからふられたからとかよりも、踊りを捨てたことがショックだったのかもしれません。それで彼女を攻めることもできないし・・・結婚する相手を攻めることもできないし・・・

寅さんはかなしいねえ・・・

2008-02-05