唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

死んだら死んださ

2010年09月27日 | ありがたいお言葉
米ソ対決の世界だった当時の、ソビエトのボクサー、ドラコが、元世界チャンプのアポロクリードとのエキシビジョンマッチで、アポロからダウンを奪い、倒れてひくひく痙攣しているアポロの前でつぶやいたのがこのセリフ。あれ?もしかしたら、インタビューだったか?
そうです。実はロッキーの話です。ロッキー4の海賊版のビデオで、ドラコが行ってました。「死んだら死んださ」と。本当の訳は知りませんけど・・・
その試合に臨む前の、控室でのロッキーとの会話も面白かったです。エスカルゴの話かなんかしてたと思ったけど、カタチンバがどうだらこうだら。わけわからん・・・

光る眼

2010年09月27日 | 映画 は行
光る眼

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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謎の集団失神、そして、集団妊娠、集団出産。
生まれた子どもたちは、白い髪の毛で頭がよくて、感情がなくて、同じ行動をとる。
そして、目が光ると…

何度見ても面白いです。
子どもたちの冷静ぶりが不気味で、ほんと、こんな子供たちいたら、怖いです。
みんな整った顔立ちをしているので、その子らに無表情でにらまれると、ほんと、怖いですね。
煮立った鍋に手を突っ込まされるシーンとか、胸をメスで切らされるシーンとか、見せ方というか、見せな方(?)がいいです。心臓にちょっとぎゅっと来ました。
見せないでも十分、見せることができるんですね。

最後のだるまさんが転んだ状態も面白かったです。
爆弾置いて、逃げる準備をしてくるとか言って、逃げちゃえばよかったのに。とは思いつつ…

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ジョンカーペンターと言うと、ちょっと間が抜けたような感じの印象があるんですけど、この映画はいい意味で普通です。

「白人の村」という感じの空気もよく出ているように思いました。

子どもの無表情さがこわい。並んで一緒に歩いている姿は本当に心が無いように見えます。

最後はだるまさんが転んだで勝利!

しかし、よく考えてみると、クリストファーリーブとマークハミルの共演ってすごいですよね。
あの、最後におなかを裂いちゃう女の人、オースティンパワーズに出ていたイヴォナなんだかか(?)に似ていたなあ・・・チェスのこまをなめまわすワイルドな人。

これで999円(DVD)はお徳ですよね。

2006-11-29


歩きと食事

2010年09月27日 | ほか
退院して、数日家でお休みさせてもらって、いま、少しずつ仕事場に行っています。

毎日、片道1時間近くかけて、仕事場まで歩いています。食事も、家でご飯を炊いて、ある程度セーブしながらやってます。

看護師さんにも言われたんで、家庭用の血圧計も買って、毎日はかっています。

足が結構筋肉痛になっていますが、これを続ければ、かなり、ダイエットにもなるんじゃないかな?

神国日本のトンデモ決戦生活―広告チラシや雑誌は戦争にどれだけ奉仕したか/早川 タダノリ

2010年09月27日 | 
神国日本のトンデモ決戦生活―広告チラシや雑誌は戦争にどれだけ奉仕したか
早川 タダノリ
合同出版

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この前読んだ山中さんの本は、詳細な資料をつかって、少年Hの間違いを正しつつ、銃後生活の事実を説明していました。内容的にはすごいことが書いてあるのはわかるのですが、内容が濃すぎて、かなり専門的でなかなか資料を読みとおすことがつらい本でした。

そこれ比べるのも何なんですが、この本は、当時の雑誌やポスターなんかを見せながら、2ページで一つのテーマが終わるようになっているので、とても読みやすい。ブログ的とでも言いますか。
しかも、この本の著者は、1974年生まれと、まだ若い人なんですね。戦後生まれの若い感覚で、戦時中のめちゃくちゃな雑誌の記事を笑い飛ばし批判する。当時の総理や閣僚の「神の国」「産む機械」発言など、今の政治家の後を絶たない暴言の数々と重ね合わせて、その思想の根拠が何となく見えてくるようにもなっているのもなかなかに面白いと思いました。

当時の雑誌記事から見えてくるのは、本当にすごいんです。
女性は本当に神国日本の兵隊をつくりだすための「産む機械」であったこと、軍事力で海外に乗り出していった行為が、自由のためとか、解放のためとか、他国の経済封鎖とか、そんなところにあるんじゃなくて、世界を大東亜共栄圏、八紘一宇、神の国、神の世界の建設にあったこと、神というのはもちろん、現人神=天皇のことですが、それは、他国との対等の立場からの進出ではなく、明らかに、日本は神の国だから偉い。それを程度の低いほかの人種にもたたきこんで、世界を天皇のもとに置くことがいいことなんだという、本当にありがた迷惑なところから出発していることがよくわかります。

あの戦争を侵略戦争だったと思っている人はぜひ、その確信を深めるために読んでほしいし、反対に、そう思っていない人にも、この雑誌に書かれているものを見て、判断してほしいと思いました。そんなに、当時の日本が偉い国だったのか、考えてほしいです。

そうそう、北朝鮮のことをみんな馬鹿にするけれど、これを読んだら馬鹿にできないと思います。北朝鮮のさらに上を行く馬鹿な国家があったことがわかるでしょう。北朝鮮のが、戦争しないだけましです。


ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ

2010年09月22日 | 好きな映画・良かった映画
ブエナ☆ビスタ☆ソシアル☆クラブ

バップ

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何か魔法がかかったように感動します。
やはり、皆さんの苦労が刻まれた顔のしわがにこっと笑うととても素敵に見えて、この人たちは音楽が好きなんだなあ・・と。
音楽に希望を失って一時期やめていたという話もありましたが、その音楽がまた希望を持たせてくれて、夢のニューヨークにたどり着けた。なんか、本当に夢のような、魔法のような時間です。

キューバの景色と人が、とてもゆったりしてる感じでいいです。古い車が走って、波がザブーンはじけて、お掃除のおばさんまでぶっとい葉巻を口にくわえていて・・・
一度行ってみたい国ですね。
病気がひどくなったら、病気亡命してキューバの医療のお世話になろうかな?

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2007-01-11

キューバの風景が美しいです。キューバの人たちはニューヨークがきれいといっていますが・・・
今回もピアノの人が一番かっこよかったです。
女の人のコンサートでの涙にはまた泣きました。
会話のおおらかさというか、ちょっといいかげんな感じが人間のよさを感じさせます。最後のニューヨークのシーンの、「家族も連れてきたかった。このすばらしい夢のような景色を見せてあげたい。」といいながら、「でも自分だけ楽しもう」・・・って感じ。あと、神棚みたいなところにラム酒をお供えして、おれがすきなんだから神様(?)も好きに決まってる・・・とか、マリリンモンローの人形を見て、「これは誰だ?」「ここに書いてある」「・・・・」「ずらり勢ぞろいだ」みたいなやり取りとか、大きなビルと見比べて自由の女神があんな小さいはずはないとか、みんなそんな感じなんです。


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2004/04/25 00:55

 キューバの音楽の巨人たちとライ・クーダ

 キューバの忘れ去られた巨人たちを集めての演奏は、とてもすばらしかったです。
 しょっぱな、音楽が流れた時点でもう鳥肌が立ってしまいました。
 
 音楽がみんなを楽しませてくれるものであり、笑顔にしてくれるものであることを思い出させてくれます。
 
 しかも、それだけでなく、人生そのものなんでしょうね。生活の中に音楽があって、音楽の中に生活がある。(かっこいい!)
 そんなことを感じさせてくれました。

 女性のヴォーカルの人が歌いながら目が潤んできて思わず泣いてしまう姿は、もらい泣きしてしまいました。感動ってこういう理屈じゃないところにありますね。

 ピアノの人が演奏しているところに子どもが集まっている光景もとてもよかった。その人がきていたオレンジの洋服がとても目に焼きついた。

 キューバの風景が、これまたいいです。生活を感じます。歩いている人に、なんかゆとりというかやわらかさ、力強さ・・・何でしょうかね。エネルギーを感じます。

 アメリカに彼らが渡っての演奏では、国境を越えた連帯を感じました。
 そこでの観光中の会話は、とても面白いです。自然体で、感動したものは素直に感動して、信じられないことは素直にそれを口に出す。そこがとても「いいなあ・・・」と思いました。

 ストーリーはあるようなないような・・・でも、出演した皆さんの顔や手のしわに、さまざまなストーリーが刻まれていると感じられます。年を重ねる中でしか出てこないかっこよさです。

 「花と女性を愛する」・・・この言葉に、何ともいえない女性への敬意を感じました。私も一生女性を愛します。女性大好きです!花は・・・
 デパートの薬局売り場で薬を選んでいるような女性が好きです(なんのこっちゃ・・・)



米価暴落 60キロで1万円割れ

2010年09月21日 | ほか
新聞記事で目にとまった米価暴落の記事。
農家の手取りとなる新米の農協「概算金」が、生産費の1万6500円(60キロ)を下回り1万円割れとなった・・・と書いてありました。

原因は、主食用米の「過剰」だそうです。
豊作は今の世の中ではうれしいことではないのかな?年間77万トンの輸入米の流通も大きな原因のようです。
物がたくさんあれば安くなるのは道理かもしれないけれど、主食の米を作ってくれている農家が、生活できなくなるような状況はまずすぎます。何でも、2008年産の生産者米価を家族労働報酬に換算すると、時給325円だそうです。

政府は、個別所得保障モデル事業で対応できると言っているそうですが、それだと、満額保障できても60キロで13,703円にしかならないそうです。
農協などは、政府に40万トンの過剰米の買い入れを求めているそうです。それでどうなるのかいまいちわかりませんが、要は、国で保証しろってことなんでしょうね。

主食のコメを安定的に供給しるしくみ、きちんと蓄えておく仕組みはとても大切ですね。
輸入米が入ってきて、国内の農家が大変だというのも変な話ですね。

核兵器の数

2010年09月21日 | ほか
ちょっと前に、友達から世界の核兵器の数ってどれくらいあるの?と聞かれましたが、答えられなかったので、調べました。世界の核兵器の数は2万3千ぐらいみたいですね。
米ソ冷戦の時には、「両国が保有する核兵器は1986年にはおよそ7万発」だったそうです。

長崎市のホームページには、原爆のことや核兵器のことについていろいろ書いてありますが、そこには、世界の核保有国がどれだけ持っているかを地図にして書いてありました。ロシア13,000、アメリカ9,600、フランス300、中国186、イギリス160、イスラエル80、インド60~70、パキスタン60、北朝鮮不明。

長崎市のホームページ
http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/peace/japanese/abolish/data/weapon.html

シャーロック・ホームズ

2010年09月20日 | 映画 さ行
シャーロック・ホームズ Blu-ray&DVDセット(初回限定生産)

ワーナー・ホーム・ビデオ

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名探偵シャーロックホームズのイメージって、紳士で、落ち着いているという感じでしたが、これはかなり荒っぽいというか、野性的なホームズさんです。

でも、映画のメイキングをちょっと見たら、むしろ原作に近いとか言ってましたね。
自分はホームズの小説を読んだことあるんでしょうか。全く記憶にないです。

ちょっと途中で退屈してしまいましたが、キャラクター的には、結構気に入りました。

谷亮子の1段階格下げ決定…強化指定ランク

2010年09月20日 | スポーツ
谷亮子の1段階格下げ決定…強化指定ランク(読売新聞) - goo ニュース

強化指定ランクが下がったからと言って、頑張り次第で行ける可能性は残っているんだろうけど。
谷さんはきちんと引退した方がいいと思いますね。
まじめに国会議員として働く気があればですが。
民主党というところは、あまりやることないのかな?
まだ、オリンピックにこだわってるのかな?
北京でも国内の試合で負けちゃったのにオリンピックですからね。負けたことを理由に、オリンピック辞退するぐらいの勝負師であってほしかったけど・・・

息子

2010年09月19日 | 男はつらいよ・山田洋次
息子

松竹

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この映画は、大船の撮影所の試写室で見ました。ちょうど、映画上映のサークルの集まりみたいのの企画で息子を見て、山田洋次さんと永瀬正敏さんとの懇談・・みたいのもやってくれて・・・

それでちょうどそのときは男はつらいよのうなぎやさんのシーンの撮影をしているときでその見学もさせてもらって、セットの入り口近くで眺めてたら、渥美清さんが入ってきて、ちょうどそのとき撮影が始まったんで自分の横に止まってじっとしてました。ああ・・・でかい人だなあ・・・と思いました。本当に大きかったのか、存在が大きかったのか・・・わかりませんが・・・

息子の話です。

田舎の「生きている」風景と都会の「死んでいる」風景が対比されているようで・・・でも、その死んだ風景の中で息子達は一生懸命に生きているんですなあ・・・田舎が「生きている」といっても、一人の人間が生きていくには厳しい環境でもあるわけで・・・そして、長男と妹に「一人で何かあったらどうする?」と、自分の死に場所の選択を迫られるおやじ。どこで死ぬのかという話しか出されないわけですけど、弟の所では、そのお父さんが、生きていくことを考えるわけです。孫の世話しなきゃとか、それまで考えていたどう死を迎えるかではなく、生きる希望が出てきたわけで・・・

そうですね。生きる希望をもって死ぬことができれば、どこでどのように死のうが関係ない気もします。死ぬための場所選びなんていうものは、後ろ向きですもんね。

息子の前で歌ったお富さん。息子にとって最高のプレゼントであり、自分がお父さんに愛されていたことを確認できた良い場面です。

あと、2人のやり取りの間には、何も壁が無いんです。良くも悪くも、自然に思ったことをいえる関係です。だから、長男のときの窮屈さがなくって・・・お父さんは長男には気を使っているんですね。長男もお父さんが自分のところに来たがってないことを知ってるし、お父さんも自分が歓迎されてないことを知っているわけで、そこのどこか寒い関係・・・いや、2人のあいだにはたしかに親子で、そこ自体にいづらさは無いんだろうけど、そこにいろんな関係があるからいづらさを感じてしまうのでしょう。

長男の嫁も悪い人ではないけれど、いてほしくない気持ちもよくわかる。今まで家族で築き上げてきた家族の居場所というか、関係が、お父さんが入ることでどうなるか、それは不安でしょう。最初から一緒にいたりしてれば自然とつくられていく関係も、いきなりドンと突きつけられたらそりゃ迷惑なのもわかります。家の狭さ、庭の狭さは、もしかしたら、家族の関係も窮屈にしてしまうのかもしれませんねえ・・・

いや、窮屈だというなら、弟の方だってよけい窮屈だから、場所の広さではないんでしょうが・・・

お父さんが求めたのは仕方なく差し出された救いの手ではなく、心から居場所と思えるところだったのでしょう。戦友も家族のところを飛び出して(?)老人ホームにはいって・・・居場所と思えないところで生活を強いられているわけで・・・弟はもしかしたら、同じ生きる者として、対等というか、同じ目線というか、周りからつくられったこうあるべき的な立場で無く話をしているから安心できるのでしょうが・・・だから、お兄さんは、そういう意味では、かわいそうなのだと思います。自分の気持ちとは違うところで動かなくてはいけない立場に立たされてしまっているから。

それでですね、さいご、思ったんですが、結局お話が始まる前と終わる時のお父さんの状況は解決したわけではありません。むしろ、環境は、暑かった夏からいつのまにか厳しい冬になって雪も積もって・・・厳しい環境に帰って来たわけです。でも、見終わった後に温かいものを感じるのは、そこに「希望」があるからなのでしょう。街の灯と同じで、弟夫婦と仲良く暮らしましたとさ。おしまいとはなっていません。でも、そうなる予感を感じさせる希望・・・もし離れていても、ファックスでやり取りをして新しい心の結びつきができたわけですから、そこはやっぱり生きる希望です。死ぬことだけを考える生活は終わったわけです。

やっぱり映画は「希望」で終わらなければね。

2006-12-04 00:25:34

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ひさしぶりに観たけれど、良い作品というのはやっぱり何度見てもいいですね。

お父さんのお富さんの歌はやっぱりグッときます。
お父さんの喜びが伝わってきます。歌っているお父さんを見る息子の表情がいいのです。自分のために歌ってくれているという感動が伝わってきます。

お兄さんの苦悩もわかるし、お兄さんの奥さんの何となく扱いずらそうな感じとか、わかりますね。そういう一人ひとりの立場からの行動というのが、きっちり描かれてます。

和久井さん、いい女だなあ…

なんでも、最初の題名は「祖国」だったそうです。
祖国という題名から考えると、田舎の景色、懐かしい景色、もしかしたらこれから失われてしまうかもしれない風景も祖国だし、首都圏の変わっていく景色も祖国だし、お父さんは戦争に行って、お国のためにと戦った、祖国。歳をとって居場所がなくなっていく祖国。車の中で運転手さんが話す祖国。これからの日本はどうなって行ってしまうのか、考えさせられます。
1991年の作品だということなので、あれからもう、20年近くたってしまうわけですが、これからの日本、どうなっていくのでしょうか。
よく考えたら不思議ですね。衰退期にでもなったように歳を重ねるごとに悪くなった悪くなったって言います。生まれてから、悪くなって行く祖国にしか生きていないのでしょうか。

バットマン リターンズ

2010年09月19日 | 好きな映画・良かった映画
バットマン リターンズ

ワーナー・ホーム・ビデオ

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やっぱりこのシリーズの最高傑作です。
ペンギンとキャットウーマンがすごいいい味出しています。
特にペンギンからは目が離せなくなります。
そしてこの2人の人生の影の部分についつい涙が・・・というほどでもないけれど、ほんと切ないですなあ・・・

ダニーエルフマンの音楽も最高です。オープニングのペンギンの誕生秘話は、ただ川をかごが流れているだけなのにぐぐぐっと引き寄せられていってしまいます。
そして最後の雪の中でキャットウーマンを追うシーン・・・ああ・・・切ないのう・・・

2006-11-09 21:21:42


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久々に観ましたが、ペンギンのキャラクターが、やっぱり最高です。
最初から最後まで、そのキャラの魅力に引っ張られていった感じです。

そして、キャットウーマンのミシェルファイファーさんもすごいです。
我に帰るところの戸惑ったような悲しそうな表情がなんかぐぐっときます。

バットマンがちょっと2人のキャラにくらべると、かすんでしまう感じもありますが、これは、2面性を持った3人の物語なんでしょうね。
2面性…でも、2つの面がころっと入れ替わるというより、2つの面を使い分けているといった方がいいのかもしれないけれど。

殺し殺されるみたいな殺伐とした映画じゃないし、ちょっと変なところが良いです。わざわざバットモービルを改造して、ペンギンに運転させるなんて、わざわざ回りくどいことをしなくても、あそこまでの技術があるのなら、爆弾しかけちゃえば、終わりですしね。まあ、バットマンをただ殺すのではなく、悪者にしてから殺すという前提があったにせよ、ですけどね。