唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

橋のない川 第1部

2006年11月28日 | 映画 は行
橋のない川 第一部

ビデオメーカー

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2004/12/19 23:45

天皇も糞をするただの人間であり、小森の人たちとなんらかわりがないはずなのに、生まれながらに、絶対的に存在する「身分」。

ただ、差別されて悲しい・・というだけの作品でなくて、天皇を出すことによって、社会の構図にしているところがすごいと思いました。

まちえに手を握られてあとでその真相を知るところや、漂白するときのにおいが小森の匂いというところ、武やんが死んでしまうところ、バケツを持たされるところ、服で廊下を拭くところ、修学旅行の寝泊りのシーン、ポンプのシーンなど、印象的なシーンがありました。

原作に忠実ではあると思いました。基本的に、それから外れた感じはなかったです。武やんはイメージどおりですし・・・

でも、原作の方がさすがに衝撃は強かったように思います。
まちえのやつも、記憶では、本人から真相を知らされるんではなかったと思ったんですが、が、原作の方が、長い年月思いを引きずっていて、あとで真相がわかって・・・という感じだったと思うし、武やんの死も、死ぬ間際の会話があってもっと衝撃的だったような記憶があります。

結果的にまちえはひどいひとです。
でも、まちえは、純粋で正直で、他の人たちよりもやさしい子だと思います。手を握ったのも、確かめたかったからという気持ちで握ったわけだけれども、考二(だったかな?)に対して悪意があってやったわけじゃない。
うまくいえないけれど、これが社会によってつくられた悲劇なんでしょうね。

何度も泣かせていただきました。

あ、そうそう・・・最近、・・・といっても結構前になってしまいましたが、リメイクされましたよね。あれはつまらなかったです。感じるところもまったくなかったです。視点が違うのかなあ・・・

いま、映画評を移動中です。

2006年11月28日 | ほか
今、HPで公開していた映画評を毎日こつこつと移動しています。
更新しないと6ヶ月で消えちゃうってきいたからなんですが・・・

少しずつさかのぼってやっと、2004年に突入。
あと、300ぐらいあるみたいなんで、少し時間はかかりますが、気長に見守ってやってください。

※映画評は、その観たときの状況によって変わるものだと思うので、このブログに投稿した日とは別に書いた日をのせています。投稿した日だけが書いてあったら新しい書き込みだと思ってください。新しい映画や音楽もどんどん書き込んでいきます。



草の乱

2006年11月28日 | 映画 か行
2004/11/26 22:20

取り上げた題材は面白いんだけれど、ちょっと微妙な感じがしました。

いや、たまたま一緒になった友達は結構面白かったと言っていましたので・・・人それぞれで、要は観なきゃわからないわけですけどね。

最初の方があまり盛り上がりもなく、こうこうこうでこういう風になってと、口で説明されているような・・・そうそう、恐怖新聞かなんかで、「円形の青白い光が東の方にとんでいく~」(・・・こんなせりふとは違うと思いますが・・・)とせりふでわざわざ説明していましたが、そういうかんじかなあ・・・しかも、あまり心の変化とか何かもなく、ただただせりふを言っているだけな気がして・・・そんなこと考えながらうとうとと・・・

自然な中に溶け込まそうというんじゃなくて、これはこうなっている。ここはこう・・・という感じで組み立てられたような・・・ストーリーもここの場面に行くのはこれが必要と順序だてて積み上げたような感じがしました。

友達が面白かったって言うんだから、わざわざ文句言うのも何なんですけど・・・

盛り上がりは後半の蜂起の部分でしょうけど、怒鳴る声が一律で単純な気がしました。

蜂起にいたる過程を、もっと映像を使って表現してもよかったんではないでしょうか。そう、たとえば、「貧乏で大変」とせりふで説明するよりはその貧乏で大変なところの生活を掘り下げて表現してほしかったような気はします。

予算の関係もあるのでしょうが、鹿鳴館とわざわざ舞台を選んでおいて、控え室かなんかの部屋の片隅のみの映像というのはどうも・・・。

でも、いい題材だとおもいます。
役者さんも味のある人多かったと思います。

子どもが生まれたとき、「私も人の親になったんだなあ」と言うせりふはよかったかな?

子役はやっぱりだめでした。


ディアフタートゥモロー

2006年11月28日 | 映画 た行
2005/02/19 23:26

凍った世界を見せるために物語りをつくったような感じですが、さすがに映像がきれい。雪っていうだけで、なんか心がキーンと引き締まります。でも、そんなさわやかな映画じゃありません。

副大統領の判断ミスにより、対応が遅れてしまったのに、その人は、何の責任もとらずに安易に大統領に。(大統領が死んじゃったりしたときはすぐ副大統領が大統領になるのか?代理とかじゃなくて・・・)

弟がどうしたのかも気になるところです。

狼は必要だったか、とってつけたようでちょっと・・・

こういう映画に出てくる大統領は何でいつもいい人ばっかりなんでしょうかね。
というよりも、あんなことになったら、真っ先に大統領をどっかに移すだろうに・・・

というわけで、親子の深い絆を描いたいい作品でした。・・・再会の場面は、ぐっとなるところを「こんな映画で感動してはいけない」と、理性でおさえました。

それぐらい、面白いと思ってはいけない映画という先入観念でみました。

食べ物もあれですよね。薬をとってから、後でゆっくりとりに行けばよかったのに。

・・・だから、こんな余計なところばっかり気になるんですね。


キャットウーマン

2006年11月28日 | 映画 か行
2005/07/13 22:01

なんか違和感を感じました。
だってあれはけんなおこだって。ムチの音も「プチプチ」って聞こえるよ。

髪を切ってからなんか見られなくなってきた。髪を切る前はきれいな人だなあと思ったけどね。

敵も化粧品で丈夫な体をつくるなんて。誰が考えた話ですかね。

キャットウーマンはつぎはぎがないとね。耳もちょんとついているのがキュートなのに・・・

あ・・・猫がないている・・・

ペイルライダー

2006年11月28日 | 映画 は行
ペイルライダー

ワーナー・ホーム・ビデオ

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2005/01/13

自分にとって心の中の伝説の映画ペイルライダー。観たこと無いのに、チラシだけをみて観たくて観たくてたまらなかった映画です。
今は映画を見逃しても、すぐにDVDになっちゃうし、値段も手ごろになっているし・・・レンタルビデオやさんですぐに手に入るし・・・

何年か前にはじめてみたときにそのチラシの絵のイメージどおりで、派手さが無いところがとてもよかったのを記憶しています。

牧師さんと保安官の間に過去に何があったのか。そういうところは謎のまま終わります。そこがまたいいのかもしれません。

しかし、結局母親かよって感じでした。娘のがいいのになあ・・・母親ばっかりいい目見てさ。洗濯物乾してるだけじゃんかよ!娘はふられるわ犬は殺されるわ犯されそうになるわで踏んだりけったりですもんね。俺だったら迷わず娘を選びます。また道を踏み外しておりますが・・・



蛇拳

2006年11月28日 | 映画 さ行
蛇拳

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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2005/07/19 00:30

ネコは蛇よりも鷹よりも強い

お話に複雑なものはない。
ただ、カンフーも教えてもらったいいおじいさんがやられそうだったから手助けして殺しちゃう。親の仇でもなんでもない。

ジャッキーチェンの魅力は、あの表情でしょうね。おどけたり、悲しんだり、真剣な顔をしたり。そこがとてもいいです。

ブルースリーのように最初から強い人がやっぱり強いまま終わったちゃうというんじゃなくて、いじめられて悔しい思いをしてる人が修行を積んで強くなるところがまたいいのでしょう。

ネコがコブラをやっつけるところはかなり面白いです。背中つってるでしょう!!という感じです。

DVDを買ったんですが、日本語の吹き替えが入ってなかった。昔を思い出して、日本語吹き替えで観ようと思ったのに・・・残念・・・

酔拳

2006年11月28日 | 映画 さ行
酔拳

ジーダス

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2005/08/07 03:31

音楽は、あのテーマが流れるともうだめです。冷静でいられなくなります。

ジャッキーチェンの体つきがすごいきれいです。筋肉のつき具合とやせ具合がなんともいいバランスです。

実在した人物。80デイズにも出たウォンフェイフォンのお話。
出だしはかなりやな若造になっております。修行もサボる。師匠も危険な目に合わしちゃうわけなんですが、そういったことをやりながら反省をするときは非常に素直なので師匠もかわいがってしまうんですなあ・・・

命をかけた最後の闘いでも、そのさぼり癖があだとなって危険な状況におかれるんですが、そこは、基本を素直に身に付けてきた力と自らの格闘センスでおやじさえやられそうだった敵に見事勝利を収めるわけです。

ジャッキーチェンは自分の世代の人なら誰でも夢中になったと思います。修行もしちゃったり、みんなで酔拳や蛇拳なんかを真似したりして・・・
この、修行をして強くなると言うところに非常にあこがれたものです。

でも、それだけでなく、ジャッキーチェンの人柄がみんなをひきつけたんでしょうね。蛇拳でも書きましたが、表情がとても愛嬌があリます。他の人がやってもアホかこいつと思っちゃうことでも、ジャッキーなら許せます。

ひとつだけ腹が立ったことがあります。このDVD、中国語できいていても、途中途中で、英語に切り替わっちゃうんです。アメリカの傲慢さを勝手に感じました。せっかくの楽しみを切り裂かれた感じです。

酔拳2とは直接つながりません。でも、今思えば、フェイフォンの性格はちゃんと受け継いでいるようです。「ワンスアポン・・・」のフェイフォンとは大違いですね。

・・・訂正
途中で英語が入るって話。元の音声が途切れているところを英語で補ったみたいです。傲慢とかいってごめんなさい・・・



拳精

2006年11月28日 | 映画 か行
2005/07/23 03:06

妖怪は妖怪っぽい発音なのかも

今見ると微妙な作品ではありますね。
最初の子どもの学芸会のような演技や、やけにキスをおねだりするところなどは昔のギャグマンがみたいで観ているのがつらい感じもします。
ジャッキーチェンもあまり魅力的じゃない。
妖精が登場してからのドタバタ劇も人をかえて長々とやりますが、かなり退屈。ここにはこんなに時間をかけといて、女の子にお寺を案内するときは、かなりせわしないです。一時たりともそこに立ち止まりません!という感じでスピーディーです。せっかく仲良くやっていたのに急にキスをせがんでぶち壊しだなあ・・・2戦目ではけつまでたたいて嫌われ放題だったのに、お父さんが殺されたおかげでうやむやにされちゃいました。それでも女の子は、再会したときうれしそうでした。

かっこいいなと思っていたお坊さん、真っ暗でわけわかんない闘いであっさり殺されちゃうし・・・

でも、寺を出るときの18なんだかとのたたかいや、息子さんとの戦いはけっこう面白かったです。

お坊さんのえらい人が裏切り者だった記憶はあったのですが、目が見えない人だと思い込んでいたので、自分で勝手に大どんでん返しをくらってしまいました。
だから、物語を組み立てていくときに、「何で悪者があの女の人とお坊さんを逃がしたのだろう・・・」とか、謎解きによけいな神経を使ってしまいました。心配することはありません。謎はすべて最後に親切に話してくれました。



健太やります!

2006年11月28日 | ほか
昔少年サンデーに連載していた漫画です。
コンビニで売ってるやつを買いだして、とうとう9巻目に突入。誠稜高校との3度目の決戦が始まりました。
スポーツマンガは面白いです。
結構泣かせてくれるしね。

この話、連載時はまったく読んだことがなく、初めてなので、けっこうドキドキわくわくしながら読んでます。

前田!泣くんじゃないよ!

のらくら / チャップリン

2006年11月28日 | 映画 な行
THE IDOL CLASS

1921年作品

金持ちの旦那さんがズボンをはかないで歩いているところは、オースティンパワーズのオープニングにも似て・・・
あと、帽子を取ったり香水つけたりというしぐさが面白いし、泣いていると思ったらカクテルをつくってたりというのも面白いです。

ゴルフも、いろいろ小技がきいてて面白いです。

この話は案外金持ちの旦那の方がキャラクター的に面白かったりします。感情がまったいらな感じがとても面白いです。貧乏な人のほうは、考えてみるとあまりいい性格してないですもんね。
でも、追い出される最後のシーンはちょっとそりゃ無いよって感じですが、謝りに来たお父さんを蹴っ飛ばしちゃうからなあ・・・