唐茄子はカボチャ

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2006年11月09日 | 映画 か行
2006/01/22 23:26

宇宙人との接触

テレビかなんかで見たときに浜辺のシーンを見て何だこれは?と思ったんですが、最初から観ると面白いです。

知的生命体への探求、宇宙はファイナルフロンティアなんです。

その純粋な探究心を国家や宗教や名を売りたい科学者などが邪魔をするんですが、そこがけっこうハラハラドキドキ。

神を信じないものが選ばれないなんてばかな話があるもんかと思うわけですけれど、アメリカがそうなんでしょうね。アトミックカフェでけっこうえらい人がソ連のことを「唯物論者」と批判していることを思い出しました。唯物論という言葉が批判に使われること自体があほな話ですが、アメリカでは意外とまじめにそうなのかもしれません。

神にとっては真理の探究というのは自分の存在を否定することかもね。
人間の手におえない未知な部分を「神」という言葉に置き換えればこんな簡単なことはないのでしょう。

と言っても、宗教をもつ人をどうこう言う気はないんですけれど・・・すいません。

宇宙の映像はすごいきれいでした。映像の大きさにちょっと感動しました。そして彼女は言うんです。「詩人をのせるべきだった」せりふもいいですねえ・・・

でも、あの変な宗教かぶれのお兄さんより一緒にがんばってきた目の見えない人のがいいのになあ・・・

変な出資者はほんとに変。

クリントン・・・か・・・すごい違和感がある。民主党の応援映画というわけでもないのでしょうが・・・

その存在自体が人類を孤立したものからつながりあっているものに認識が発展するという感じがなんとなくいいです。

しかも、結論から言えば、彼女の体験は、現在の人類にとっては理解しえないもの、ただの幻と評価されるだけで終わっているところもいいですね。

長い年月の中で、人類の認識の発展と社会的な発展、科学の発展があったときに、その存在を認められるだけの力をもったときにその先見性が評価されるのでありましょう・・・

しかし、日本を何であんなふうに描くのかね。

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