唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

少林寺 破戒大師伝説

2011年09月30日 | 映画 さ行
少林寺 破戒大師伝説 [DVD]
クリエーター情報なし
J.V.D.


『孔雀王』のリュウ・チャーフィー、『不夜城』のエリック・ツァン出演によるカンフー・アクション。戦時中の中国を舞台に、日本軍分布図をめぐって争いが巻き起こる。

・・・だそうです。

キョンシーが出てびっくり。
ちょっとキョンシーの関係の映画もみたくなっちゃいました。

刺されても撃たれても平気なのもびっくり。


少林寺 達磨大師

2011年09月29日 | 映画 さ行
少林寺 達磨大師 [DVD]
クリエーター情報なし
マクザム


あれ?なんじゃこりゃ?
インド?でも、中国語?あれれ?
カンフー映画じゃないの?

最初は、なんか、くだらないの借りちゃったなあ・・・
と後悔しながらいつ止めようかとずっと思ってました。
でも、達磨さんが旅を始めてからぐっと面白くなってきていつのまにか、達磨ワールドにはまり込んでしまいました。
案外哲学的な話も出てきて・・・ん?・・・今何つった?・・・とかやってると、また面白くて。演技はともかく、達磨大師のすべてのものを受け入れる覚悟というか、そこからかもし出される落ち着きはみていてとても楽しい。

でも、いきなり弓矢をはじいちゃったり、マジシャンみたいな火の中からの脱出激みたいな場違いに動きがはげしくなるとちょっと笑っちゃいますけどね。

お弟子さんになった人のアクションは結構面白かったです。なんか場違いですけど。

少林寺のカンフーに達磨大師さんは関係が深いようですね。
9年間座禅を組んだのは、少林寺の山のところなんでしょうか。
ここに歴史ありですね。

X-MEN:ファースト・ジェネレーション

2011年09月29日 | 映画 あ行
X-MEN:ファースト・ジェネレーション 2枚組DVD&ブルーレイ&デジタルコピー(DVDケース)〔初回生産限定〕
クリエーター情報なし
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン


オープニングが1作目に回帰していてそれが良いです。
たしかに、あのオープニングは、この物語にふさわしいオープニングだったかもしれません。
2回使っても問題ないくらいのいいオープニングだってことすかね。

プロフェッサーさんとマグニートの出会いから別れまで、その中で、お互いが信頼しあっているのかもわかって、その関係の深さがこの後のXメンのストーリーに厚みをつけてくれるわけですが、だったらなおさらもっと深い関係を描いてもよかったのかなとも思います。
ハリウッド的映画って、深い友情をあらわすには「お前を信じてる」とか言っとけば深い友情になるし、深い愛情を表すには「誰よりも愛してる」といっとけばいい。悪い人には悪いセリフを言わせておけばいいって感じで、言葉で言い表すだけで説明しようとするかんじがあってすごく薄っぺらなんだけど、これも、少しそんな感じを受けました。

キューバ危機とミュータントの野望を結びつけたのは良いんだけど、歴史的大事件を米ソ対立だけで単純に描いちゃっていて、キューバの事情がないところはまあ、アメリカが作った映画ですからね。仕方ないところかもしれません。
しかも、その進み方がミュータントの仕業なんてなったら、米ソの外交がちゃちく見える。

ミサイルを向けられたときに米ソの司令官みたいな人が言うセリフもちゃちい。ただ言わしておけばいい的なハリウッド的棒読みセリフみたいでそれがいやでした。

ミュータントの能力にすごく差があるのがかわいそう。
トンボの羽じゃ・・・ねえ・・・。だから変なの出す設定にしたのかもしれないけれど。
ただの寄せ集めじゃちょっと抵抗できないんじゃないの?って正直思っちゃいましたしね。

ウルヴァリンにおととい来いといわれてさっと引き下がるのは、あまりにもやる気がなさ過ぎる。プロフェッサーが心を読んだから諦めたと後付の理由付けはできるかもしれないけど、ちょっとしたサービスのつもりかもしれないけど、なんか間抜けになっちゃった気がします。

でも1作目をみたときに近い面白みを感じました。ウルヴァリンのやつより数倍いい出来です。


 



続・少林寺三十六房

2011年09月25日 | 映画 さ行
続・少林寺三十六房 [DVD]
クリエーター情報なし
キングレコード


実は続編ではないのです。主演したご本人もインタビューで「続編ではない」といってます。まあ、話を見れば続編でないことは明らかですけど。共通点はサンダ(だったかな?)さんがでること。主演が同じ役者ということ。なのでしょう。
この主役の人、洪拳の使い手のようですね。ジャッキーチェンやサモハンキンポーのような京劇からでた人ときっちり区別しているみたいです。ダンスと武術は違う・・・みたいに。
実際、洪拳を広めるためにあまり興味のなかった映画の世界に入ったみたいなので、確かに区別されるものなのかもしれません。

格闘シーンがあまり出てこなくて、修行のシーンもマジメでないシーンが多いのと、カンフーを身につけるまでの過程に飛躍があるところが残念です。竹の足場を組んでいるうちにカンフーの基礎を身につけちゃうというのは面白いんだけど、それにしても、飛躍があるよなあ・・

でも、最後の格闘シーンはすごいもみとれちゃいました。メリハリがあってとても面白かったです。


エリザベス:ゴールデン・エイジ

2011年09月22日 | 映画 あ行
エリザベス:ゴールデン・エイジ 【Blu-ray ベスト・ライブラリー100】
クリエーター情報なし
ジェネオン・ユニバーサル


ケイト・ブランシェットさんの魅力がたくさん詰まってます。
強いだけでなく、心の乱れとか嫉妬心とか、人間的な部分を出すことでエリザベス1世の高感度がアップします。

王という地位は神から与えられたもので暗殺の首謀者とはいえ、自分が「王」と肩書きがついている人を殺す命令を出すということが神への冒涜となり、実際に、それを攻撃の口実にされてしまうわけです。結局2人とも謀られたっていうことでしょうね。
宗教の争い、そしてそれが侵略の口実になり、略奪するのもとされるものの図式が世界の当たり前の図式になっていた時代です。

君主制自体が正しいとされている時代の正義のあり方というのは、いまの正義の形と違うのかもしれません。それをお魔の人間の考え方にあてはめようとするのは結構大変でしょうね。

そういう点では、あまりその辺が胡散臭く感じなかったのも、この映画の優れたところなのかもしれません。

なんというか、登場人物に共感したり、そこに入り込んだいはしなかったけれども、負ければ自分が首を切られるような自体の中で、数の上では負けるたたかいで、死を覚悟して立ち向かう決断をする。しかも、自分の命だけでなくて、国の人々の多くの命も奪われる。そんなときに、どんな決断をするのか。大きな責任がある決断です。まあ、勝ったから良かったようなものの。その決断は自分にはできませんね。
しかし、実際に、こういった偉い人たちが、国民のことを思っているかというと、実はそうではないわけですけれども。この映画は、そこを人間エリザベスというものを押し出すことでカバーしているのかもしれませんね。

ドラゴン怒りの鉄拳

2011年09月22日 | 映画 た行
ドラゴン怒りの鉄拳 [Blu-ray]
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パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン


本当に怒りの鉄拳って感じです。
鉄拳だけでなく、最初から最後まで怒りがうごめいていて、そのエネルギーをすべて拳にため込んで一気に吐き出します。
この前にイップマンでは自然体の強さというか、自然の力を利用してそれを最大限に引き出すといった印象ですが、この拳は自然の力に立ち向かう精神の力とでもいいますか、この場合、自然というよりは、大日本帝国の支配下におかれた中国人がその力に逆らう力というかそんな気もします。

格闘シーンだけではありません。師匠の埋葬シーンやお墓でのラブシーン、その前の犬かなんかを食べてるシーン、すべての演技が力がこもっていて、何となく体が強張ってしまいます。すべての動作が怒りに満ち溢れている感じがします。

そんな怒りが渦巻く世界の中で、女の人がとてもかわいいのです。
それで、なんかどこかで見た雰囲気だなと思ったら、最近の前田敦子さんはあんなイメージですね。
顔のパーツが中心によっていたりしてちょっと日本的でない顔でそんなにきれいだと思えないんだけどなぜか気になる存在だった彼女がなぜ総選挙で一位なのかがわかった気がしました。人気というのはその人のまとっている空気なのかもしれませんね。
この女の人は、ドラゴンの道の人と同じでしょうか。すごくかわいくてきれいで見とれてしまう顔です。

人力車のシーンは夜から朝方になってまた夜になるのがよくわからないシーンですが、あれは、朝の5時ごろで、光が届かないところに行ったという解釈なのかな?たまたま時間がなくて、あんなつなぎ合わせになってしまったのかわかりませんが・・・

上海で次々に鶴下がった死体が発見される。犯人は誰だ!といった、サスペンス調の雰囲気もあります。

主人公が、怒りで自分を抑えられなくて次々人を殺していく様は、モンスター映画のようでもあり・・・
あの通訳の人を殺したときに、「なぜ手を出したんだ!」と叫ぶシーンは、相手に対してでなく、自分自身に対してのような気がします。

それにあの芸者さんみたいな人の踊り。ヤーレンソーランと踊りながら、すごい腰をくねらせて、おっぱいブルブルやって、あれはすごいですね。お茶を持ってくる女のひともなんかガサツだし。

あんないろいろ変装してあれが何の意味を持ったのかはわかりません。

そういう突っ込みどころはあるのは事実ですが、それ以外のその怒りのエネルギーによって、そんな無粋な突っ込みは吹き飛ばされてしまいます。

武術は、心身を鍛えるためのものという教えを守ろうとするのも大事ですが、自分の身を守るためのものでもあると思うので、やられたときにきちんと自分の身を守る力を身につけるぐらいの力をつけてほしいと思いました。

ヌンチャクのシーンは本当にかっこいいです。そして一人一人を倒した後の決めポーズがまた何とも言えなくかっこいいし。本当にすごいものを見せていただきました。
ロシアの人はあのくぎ打ちシーンとか鉄パイプを曲げるのとか、本当にやってるんですかね。鉄パイプのシーンは曲げるときにカットが変わっていて、曲げながらちょっとプルプルしているので、たぶん違うと思います。くぎももしかしたら、刺すところは薄くなっているのかもしれませんが、それでも、すげえ!と思ってしまいました。

日本の原発技術が世界を変える

2011年09月19日 | 
日本の原発技術が世界を変える(祥伝社新書225)
豊田 有恒
祥伝社


2010年に書かれた本です。
1円+送料で買いました。
事故があった後ではかけない本ですね。それでも書いたなら相当タフな「御用作家」ですけどね。

半分読みましたが・・・
反原発は危険をあおりたて、反対のための反対で、なんも勉強していないということらしいです。

なんとなく反対派は中身がないと口で言ってるけど、その反対派の論理に対してはふれようとしていない気がします。

それでいつの間にか、インドでは・・・、北朝鮮は危ない・・・みたいな話になっていて・・・

原発用語の翻訳がおかしいみたいなのもいろいろ並び立ててるけど、それが何か?って感じだし。

放射線なんか自然界にいっぱいあふれている。そんなに放射線がこわいなら飛行機乗るな、人ごみを歩くな。コンクリートだって放射線出てるよ。ブラジルのガラパリは放射線量高いよ。でも、なんも人体に影響ないじゃないですか。というわけですが、原発問題は別にそこを問題にしているわけではないのですが、「原発推進派」は、それがひとつの殺し文句みたいになってます。

でも、一方で、「原子力発電所は放射能、放射線を外部に出さないように万全の対策を講じている」と書いているわけです。
そんな安全な放射線なら、万全の対策を講じる必要なんてないのに。わざわざ、しなければいけない万全の対策って・・・。
結果的に、筆者自身も放射能、放射線の危険性は否定しきれないというか、危険であることを認めているわけです。
危険だけれど、万全の対策をしているから大丈夫というふうにさらっと切り替えられています。

今起こった原発事故は、その万全の対策がやられていなかったことが露呈してしまったわけで、今となっては、「やっちゃった本」「イタイ本」になってしまっています。
「安全」な放射能に脅かされている今の日本国民はそうとうおろかにみえるのでしょうね。きっとこの人は裸で福島第一原発に行ける人ですよ。

日本の原発の技術は世界トップクラスだから、それを売り込まないでどうするんだということらしいのですが・・・
もしかしたら、福島は老朽化していたからだ。一回ばかりの事故で最先端の技術を売り込むことを恐れていては、日本の発展はない!反対派は福島の事故を鬼のクビをとったように騒ぎ立てるが、本質的な議論じゃない!と言いたいのかも知れませんね。
言ったら、大変だと思いますが、今、この筆者のコメントを聞きたいです。

まあ、今だから批判にさらされるということもあるでしょうが、でも、こういう本を書いている時点でその人には責任があるわけで、その覚悟を持ってのぞんでいると思うので、バンバン批判されるべきだと、思います。



ツーリスト

2011年09月15日 | 映画 た行
ツーリスト [Blu-ray]
クリエーター情報なし
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント


ベネチアの景色がきれいです。
アンジェリーナさんもとてもきれいです。
上品で、歩くと腰がくねくねします。
ジョニーデップさんにニコッと微笑みかけるところもとても素敵です。
結末は、え!?そりゃないよ!ってところもあって、数学者のほうが勝ってほしかったのに、これじゃ勝てないよなあ…
結末を知ると、それまでのジョニーデップの行動がありえなさすぎる気もします。



築地

2011年09月15日 | My旅ネタ
築地に友達と行ってきました。
築地って、東銀座から近いんですね。
ちょっと余裕のなさそうなサラリーマンやいかにもできるって空気を漂わせているかっこいいお姉さんたちがさっそうと街を闊歩しています。
ビルが並ぶ街にいきなり市場があらわれる不思議。これが築地の魅力なのでしょう。ビルとのギャップがすごい。ぐいぐい引き込まれていきます。

築地の中には、吉野家があって、何でも、吉野家の第1号店なんだそうです。朝からその吉野家の並びにあるカレー屋さんで食事。キャベツが入って、ピリッとスパイスがきいた庶民派カレーは、とてもおいしかったです。朝5時から夕方の2時までやってるんですね。朝8:30ごろでしたが、ビール飲んでるおじさんもいて、何となく市場だな…って思いました。

ちょっとお仕事を済ませて、お昼、知り合いの紹介でお寿司屋さんに行きました。おすすめ特上寿司みたいのがあって、ビールを飲みながらいただきましたが、いやあ・・・築地にいるというだけで味が違う気がします。うまいです。魚って最高!

場外売り場をずっとまわってきましたが、平日の昼間だというのにすごいにぎわってます。
こんな場所が東京にるなんて・・・

活気があってとても面白い場所でした。



ブラック・スワン

2011年09月13日 | 映画 は行
ブラック・スワン 3枚組DVD&ブルーレイ&デジタルコピー(DVDケース)〔初回生産限定〕
クリエーター情報なし
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン


母親が自分のできなかった夢を娘に託して、娘の成功のためなら自分の苦労も惜しまずに、そして娘は上手に踊ると母親が喜んでくれて、だから一生懸命褒められるために努力して・・・そうやって2人は生きてきたのだと思います。最初の方は彼女のダンサーとしての道を全面的に応援している良いお母さんって感じに映っていましたが、いつのまにか、彼女の成長を邪魔する障害物のように見えてきます。

正確できれいに踊れても、そんな大人しい踊りでは物足りないといわれ、表現力、色気を要求され、でも、それはやろうと思ってできるものではなくて…

ニナが少し困ったような悲しそうな顔をよくするんですけど、その弱弱しくておどおどした感じで苦しんでいる姿がとても痛々しくて・・・
ブラックスワンの部分は、本物の自分なのか、偽りの自分なのか、魂を売った姿なのかわからないけど、自分の何かを捨てて役にのめりこんでいく姿はホント痛々しいです。そう、なんか、自ら傷めつけて死に向かっていくようで、とても怖いです。完璧・・・怖い言葉です。


アデル/ファラオと復活の秘薬

2011年09月09日 | 映画 あ行
アデル/ファラオと復活の秘薬 ブルーレイ&DVDセット [Blu-ray]
クリエーター情報なし
Happinet(SB)(D)


あり得ないことばっかりなのにそれをすんなり受け入れられるのはなぜでしょうか。
ハチャメチャぶりもなんとなく、すっと入ってくるのが不思議です。
映画全体の軽さが観る側を気楽にするんでしょうね。
アデルさんの顔が生意気そうでいいですね。きれいです。普通に裸になって、ちょっと驚き。
そのあとがとても気になります。

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2

2011年09月09日 | 映画 は行
ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 - goo 映画

3Dのほうが壊れて上映できないということで、2Dでみました。字幕が上にざっとにじんでるように見えたのは、そこだけ3Dだったのか・・・ただのピンボケだったのか、こっちの目の方が悪かったのか、序盤のところは気になりました。いつのまにか忘れてたけど。
ハリーポッターもこれで終わりです。

やっぱりスネイプさんはそういうことだったのね。という終わり方ですが、そこが泣けるところですね。結局一番存在感があった人です。
あとはハリーポッターが死を覚悟するところもグッときます。

でも、まあ、全員集合的でひとりひとりの存在感が薄いのは残念です。

最後、親から子へ、またその子へ・・・意思は引き継がれるみたいな終わり方も良かったけど、正直、その頃の恋愛関係が19年後もつながっているのは安直過ぎて残念な気がします。でも、みんなが観てきた人たちだから、こそはいじれないんでしょうね。
3人組の関係がだんだん希薄になってるような気がするのも残念です。