唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

ロバートランドルフ&ザ・ファミリーバンド / カラーブラインド

2007年03月30日 | 音楽
カラーブラインド(初回限定盤)
ロバート・ランドルフ&ザ・ファミリー・バンド, エリック・クラプトン, リーラ・ジェイムス
ワーナーミュージック・ジャパン

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あまり考えなく買いましたが、これは正解でした。すごい実力派なんだろうなあということはすぐにわかります。
軽快な感じの曲も、ただ軽いっていうんじゃなくって、しっかりしてるというか・・・きっちりしているというか・・・ぐんぐん迫ってきます。芯もしっかりしている気がします。
全部聞きやすいですが、2曲目と3曲目のような曲はたまりませんね。気持ちいいです。
一番気に入ったのは、5曲目と10曲目。こういう曲をやられちゃうと・・・もうだめです。本物だ・・・と思ってしまいます。・・・良くわかりませんが・・・

今までどこか満たされていなかったものをちょっとだけ埋めてくれたような気がします。

フィギュアスケートと都知事選挙、マスコミ

2007年03月28日 | スポーツ
あさだまおさんはあれだけマスコミがあおっている中でそのプレッシャーをはねのけてすばらしい演技をしました。安藤さんはずっとそういう干渉に傷つけられ、結果が出ないとぽいと捨てられって感じがしましたが、その中で優勝したのはそれもすばらしい。職場の人が「自分とのたたかい」ということをいっていましたが、みごと、自分との戦いで乗り越えて勝利したわけです。まわりの雑音をのりこえ、自分自身をのりこえて手にしたというところに感動があります。

イチローさんがインタビューで答えて、自分も引用させてもらってますが、「期待してください。好きなように好きなだけ期待してください」という言葉は、まさにスポーツマン・・・(アスリートというんですか?)としての立場を表明した言葉なんだと思います。

それで都知事選。
マスコミの世論調査でその電話を受けた人が言っていたそうですが、まず、「石原さんと浅野さん、どっちに投票しますか?」と聞くそうです。それで、違うとなったら「その他」になるわけですね。こうやって石原対浅野の構図を作り出し、世論誘導をする。「安藤さんとあさださん、どっちが勝つと思いますか?」という話じゃないんです。都民がこれから選択する都知事を誰に選ぶか、都政をどうしたいかというものを最初から意図的に2つに絞って、ふるいにかけ、世論を集約させていく。公平性なんて微塵も無い。まったく民主主義を何だと思っているのかと思ってしまうわけですが、それが実態なんですね。

その結果を見て2里に集約された結果で、さらにどっちが勝つか、どっちに入れるかを誘導するわけですから、犯罪的ですよね。都民の暮らしを本当によくするとかそういう観点ではありません。

このばあい、政治の中身を見せないで幻想を振りまいて期待させてんじゃねえ。人気投票じゃねえんだ。ということですが、政治はその人や団体が何をするかです。人気や勝ち負けだけで集約できるものではないと思うんですが・・・。

いまだに吉田さんを下ろせといっている人がいるようですが、吉田さんが降りるはずが無いです。2人とは政治の中味の点で正反対にいる人で、反石原であると同時に、反浅野であるから、降りられるわけが無いんです。
都民の少しでも都政を良くしたいという思いをもてあそんで、政治の中身を見ないでいかにも誠実そうな顔をして吉田を降ろせといっている人たちは、そのこと自体が反都民的であり、反民主主義的だと思いますよ。

政治は、勝つことが大事なのはもちろんですが、当選することだけが結果じゃないし、今回限りの戦いでもない。負けたからって、公約を守らなければならない。公約の責任は選挙限りではない。勝ち負けだけの判断ほど無責任なものは無いと思います。石原に負けたからって、石原都政を認めるわけにはいきません。石原に思うようにさせない戦いをしなくてはいけません。それが次につながるのです。浅野はその覚悟があるのか。と言いたいです。

浅野では勝てません。対決構図の点で、反都民の石原との違いを表せない、思っていた以上に石原的な候補者であり、これでは勝てるわけが無い。本当に勝とうと思ったら、吉田さんしかないんです。本質的にもそうですけど、結果的にもそうだと思います。本当に石原を倒したいという思いから浅野が出馬したんだったら、浅野こそ降りるべきだと思います。でも浅野はそれはできません。それはありえません。もし降りたとしても、吉田さんを応援するんじゃなく、石原を応援するでしょう。政治的にはそういう人物ですから。今回の出馬は、結果的に石原応援団なんです。

さあ、自分とのたたかいだ!

わけわかりません?思いついたまま書きました。すいません。

シンクロとフィギュアスケート

2007年03月26日 | スポーツ
真央「銀」盤の女王!世界歴代最高点マーク!(サンケイスポーツ) - goo ニュース

昨日見ましたよ。録画かなんか知らないけど、シンクロの人いっぱいでやるやつはすごい。北朝鮮のようにぴしっつぴしっとみんな揃っていて見とれてしまった。笑顔も一緒で分身の術のよう。それぐらい、それぞれの個性とかタイミングでなく、「合わせる」ことに徹底した種目なんでしょう。

それでチャンネルをピッと変えてスケートも見ました。韓国の人が柔らかくてやさしい感じでとてもいいなあ・・・と思っていたらころんじゃいましたね。ちょっとかわいそうだなあと思いました。技術とか全然わからないけど、見ててとっても優しい気分にさせてくれる演技でした。それだけに転んでからはなんとなく悲しくなりましたが・・・

そしてあさだまおさんはあそこの土壇場から逆転できる精神力はすごいと思いました。そして終わった後の涙に、プレッシャーやらなにやら、あの小さい体で(小さいのか?あくまでイメージ)一身に受けて、がんばってきたんだなあと思わせてくれて、もらいなきしましたね。抑えきれない感情、うそのない涙。美しいですね。そんな涙をいつまでも流していたいです。(・・・ずっと泣きつづけていたいという意味じゃなくってですね、何歳になっても純粋でいたいってことですよ。)
えんぎがすげーなーとかはあまり感じなかったんですけど・・・素人にはよくわからないですね。

あんどうさんは手堅くいった感じなんでしょうか。表情をみていてなんかつらくなってきました。彼女も期待されて期待されて余計なところで変な人気も出て、いい結果が出せなくて逆に文句いわれたりしていましたから、その心の中のプレッシャーは相当なものだったでしょう。下(年齢がといういみですが)から追い越されるのも面白くないだろうし・・・
勝手なイメージですが、すごいけど自滅する人って印象でしたが、最後まで無難にこなしてほっとしました。演技は技を出すたびにどきどきしましたが、結局何がすごいのかすごくないのかやっぱりわかりません。点が出ても、それがすごいのかすごくないのか。

テレビ的には、あさださんにかってほしかったかもしれませんが・・・
安藤さんがかってよかったでと思いますよ。またダメじゃんって印象をもたれるのもかわいそうだし、本人がそう思っちゃうのもかわいそうだし・・・

なんにしても、2にんして、それぞれのプレッシャーを乗り越えて結果を出すというのはすごいことです。これからもがんばってほしいですね。


寝床/林家染丸

2007年03月23日 | 落語
この前、NHKの日本の話芸でわれらが林家染丸師匠の寝床をやってました。知り合いに情報を教えてもらったんですが、仕事だったので、友達に録画してもらって見たわけです。

いままで、何で定吉の寝床なんかなあ・・・・と、最後の落ちがいまいちわからないところがあったんですが、そうですか。奉公人の寝るところを片付けてそこでやるからなんですね。

この話は、桂枝雀さんのDVD出観たことあって、けっこう好きなんですけれど、演じる人がちがくても、基本的なものは同じなんだなあ・・・と思いつつ、また個性で違ってきたりして・・・そこが面白いんでしょうね。

お茶がおいてありましたが、これが2回役割を果たしています。一回目は話を切り替えるときでした。浄瑠璃の説明から時代の説明に切り替わるところです。もう一回は、その役の中で旦那さんが喉の調子が悪いっていうんでお茶を飲むんです。なんか活用しているなあ・・・と思いました。

キセルをすうところとか、お酒を飲むところとか、食べ物をためるところとか、もう、本当にやってると思ってしまいます。すごいですね。落語のわざですね。

生で見たら最高だろうなあ・・・

この時期の世論調査の意味

2007年03月21日 | ほか
石原氏が支持拡大 幅広い層に浸透 都知事選・情勢調査(朝日新聞) - goo ニュース

どうも気に入らない。今の時期に世論調査でどこが優位とか出すのって、世論誘導にもなると思うんですが・・・

選挙は出る人が同じように扱われるのが前提のはずなんだけど、どこを見ても石原と浅野だけ。石原が勝ちそうなら、そこといい勝負をしている浅野に票を入れるか。となるし、それで足りなければ、反石原でみんな協力して浅野一本にすべきだ!なんてあほな話になってしまうわけですけれども・・・何で吉田さんを下ろせとなるのかがまったくわからない。吉田さんが降りたら、それこそ対決軸がなくなってどっちもどっちになってしまう。そんな選択肢のない選挙でいいのかってことですよ。どっちを選んでも地獄の選択じゃ都民の生きる道は無い。吉田さんが降りるなんてことになったら、それこそ都民に対して無責任になってしまいます。だから絶対降りないでしょうけど・・・

反石原っていいましたけど、石原と浅野は同じグループでしょう。「大型開発無駄遣い、福祉切り捨てグループ」が2つに別れて、反石原の票の受け皿を作っただけではないですか。

そんなことがマスメディアはわからないのか!と言いたいところだけど、わからないわけがないわけです。ちょっと調べればわかることです。じゃあ何でそれを知っててやってるの?ってことになるんだけど、そこが今のマスメディアの腐ってるところですね。体制を維持するために協力している。世論を押さえつける役割を喜んでやっているようです。
だから、それでも勝ちたかったら、マトリックスの世界を打ち破るしかないんですね。

マトリックスが好きならさ、それぐらいのことを見破ってほしいという気もしますが・・・

とりあえず、吉田さんに投票して、自分の意思表示をしたいと思います。石原にも浅野にもマスメディアにも負けるもんかってことです。この世の中を生き抜いてやる!

東京ローカル・ホンク

2007年03月21日 | 音楽
東京ローカル・ホンク
東京ローカル・ホンク
UK.PROJECT

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自分がお勧めというんじゃなくて・・・・10何年前ぐらいまえの友人に久々に連絡をとって、映画の話や音楽の話で盛り上がって・・・そこでお勧めのアルバムって言うんで借りて聴いたわけです。

このなんともいえない昔っぽい感じ・・・でも、古臭いというんじゃないです。こういう曲を聴くと日本語で歌うのも悪くないなと思います。透き通るような感じです。ぎざぎざした感じも無く、ゆったりしていて、落ち着くかも。

ただ、アルバムジャケットの野球の写真がどういう状態なのかがよくわからないのがちょっと・・・なんといったらいいのか・・・マウンドにみんな集まって、審判はホームベースの砂を掃ってるんだけど、その状態でバッターボックスで集中してるバッターって・・・今にもバットを振りそうでちょっと恐い。それも、マウンドにみんな集まるほどのピンチには見えない。ランナーはいるんでしょうか・・・1-3塁なのかな?それともバッターがすごい?外野もポジションを深くとる途中みたいだし・・・でもバッターの集中力はすごそうだけど、あまり打ちそうじゃないけどなあ・・・このよくわからなさはわざとなのか・・・何も考えていないのか・・・なんでこのジャケットにしたんでしょうか・・・

友達お勧めの東京ローカル・ホンク。ぜひ聴いてください。

チェ・ゲバラ&カストロ

2007年03月19日 | 映画 た行
チェゲバラとカストロ・・・と言いながら、ゲバラはおまけみたいな感じですね。カストロ中心です。

なんか、最初は踏んだりけったりでなかなか危ない状況を潜り抜けてきたんですね。山にこもってゲリラ戦で政権を覆す・・・カストロが「これはクーデターでない。革命だ」と言っていたのが印象的でしたが、体制を覆すためには国民の支持がなければいけないわけで、そういう点で、この戦いが国民に支持されるようにする努力をしたところがいいところだと思います。そして、捕虜を逃がすところも、国民のための革命であれば、そこでそういう選択をしたというのは好感がもてます。そのこと自体が軍事政権との対比でいい宣伝にもなるのでしょう。

あれよあれよという間に、革命が成功してしまいますが、そのあともうまくいったのかというと、そうではありません。やっぱり、経済的にも何もかもアメリカに牛耳られていた国が自分だけの力で国を再建するというのは、相当大変だと思います。アメリカもほっといてくれるわけでは無いですもんね。どうやって転覆するかをいろいろあれやこれやちょっかい出してくるのは当り前です。

それで、一番手っ取り早い道と言うことでソ連の力をということだったのかもしれませんが、ソ連の思惑は、純粋にキューバを救いたいと言う気持ちから手を差し伸べるわけでもないので、これもいろいろ大変なのでしょう。

そしてもう一つの困難は、自らの政策ですね。国民の支持を得て政権についたなら、国民の支持に支えられ、守られて革命は進むのでしょうけど、そのおおもとの「選挙」を否定したところは誤りでしょう。そのため、仲間も相当失ったのかもしれません。真の意味での国民の支持も得ることができなくなると思います。国民の意思を反映する場所がなきゃダメですよね。やはり、武力での革命というところが、結果的に体制まで民衆に依拠できない自信の無さにつながるような気もしないでもない。

ベネズエラを先頭に、いま、南米で新たな改革の流れが急速に広がっているようです。その後も続いてきたアメリカの支配から脱しようとする力がおおきくなって、新しい政権を誕生させています。以前に起きた革命との大きな違いは、こんどの「革命」(っていっていいのかな?)は、選挙で勝ち取っているということ。それが一番強い。ベネズエラのチャベスさんなんて、1度クーデターおこされて万事休すって時に国民がチャベスを救い、再び政権に戻したわけですからね。軍事に頼らない、選挙での革命は、一見ひ弱そうに見えても、実は国民の支持を絶対的に受けているという点で、一番強固なものになるのかもしれません。時には失政の中で政権の座を降りることがあっても、そうやって国民との関係でも鍛え上げられて強固な政府ができるのでしょう。

映画の話に戻って・・・映画の終わり方は、最後は革命が成功しました。その後も何事もなく革命は進みました。カストロ万歳!とはならないで、悩めるキューバ・・・悩めるカストロ・・・これからどこへ・・・という終わり方をしています。それも間違いじゃないんでしょうね。カストロの関わった仲間たちはその後は結構バラバラになって行くんですね。その辺も結構複雑なんですね。

やっぱり選挙に踏み切れなかったのは痛いかも・・・あの時にふみきっていれば・・・・なんてね。

さて、もう1人のゲバラですが、かなりこの人は英雄的に扱われますね。何を下人かは知らなくても、絵を見ればあの人だとわかります。何も知らずTシャツ着てる人もいるかもしれません。革命といえば・・・というか、ゲリラといえばこの人ってところもあるし・・・ああやって、殺されて見世物になったんですね。
国境を越えてというのがちょっと危険な感じがしました。民衆の支持とは違うところで戦っているようなそんな印象も受けました。この人は政治を変えるために革命をというよりはたたかう革命そのものに生きがいを感じてしまったのかもしれません。もともと、南アメリカ全土に革命を広めるというのが彼の考え方だったようですから、この結果は必然かもしれませんね。いつまでも同じやり方が通用するとは思えないし、相手はその上を行くわけですからね。民衆の心をつかむにはその国のことをよく知って、そこで何が問題化という分析もしなければいけないし・・・だから、革命請負人みたいなやりかたは、一部に熱烈なファンをつくっても、結果的に民衆からの孤立という結果になるんじゃないのかなあ・・・

また、いろいろ考えちゃったなあ・・・
もうやめようねえ・・・・

というわけで、王子様と革命ですよ。またこれだよ。

スタートレック DS9 / 父と子

2007年03月17日 | スタートレック
え!?最終回?
と、ちょっとだけ思ってしまいましたが、違いました。でも、物語としては、それぐらいいいお話になっています。SF小説を読んでいるような・・・ホント、切ないですね。何度か泣きました。でも、その涙をすべて帳消しにしてくれちゃって・・・現実として残ったのは父の記憶だけになってしまいました。

そして、時間はまた進みはじめて、違う時間を進んで行くわけです。そんなのあり?ってところもありますが、まあ、いいじゃないですか。

スタートレック DS9 / 苦悩するジェムハダー

2007年03月16日 | スタートレック
このドミニオンとか、ジェムハダーとか、創設者とか、わからないので・・・それがじつはDS9の一番大きなテーマだったりするのかもしれないけれど・・・それすらわからない。

でも、それがわからないからって、どうってことないのがスタートレックの魅力です。

この世界だっていろいろわからないことだらけですから。でも、その中ですべてはわからないまでも、そこまで出えた情報の中で自分にとって正しい判断をしていくしかないわけですから、そういう点では、スタートレックを観る時だって、その物語のすべてを知っていなければならないということもないでしょう。きっと。まあ、知っていた方が面白いかもしれませんが・・・当然そうでしょうが・・・まあ・・そんないかんべよ・・・

というわけで、敵同士、お互い警戒するのは当たり前です。隙を見せればお互い死ぬしかないわけですから。でも、それぞれが心が通じ合わないかというとそうではなくて・・・でも、だましあいもあるから本当に信頼していいのかは迷うわけだし・・・だから、相手を信じたドクターも信じなかったオブライエン、どちらの考えもわかるわけです。どっちにしても、命を賭けなければならないわけですね。確固たるものがない以上仕方のないことです。

だから、お互いに自分の行動は間違っていなかったと思っているし、相手の行動も間違っているとはいえないわけです。自分のしたことは正しいと思っているから2人の主張は平行線ですが、良かれと思ってしたことですからね。

でも、その人の行動によって、犠牲が大きくなる可能性もあるわけで・・・それを2人とも望んでいるわけじゃないのに・・・

ま、どうでもいいか。

スタートレック DS9 / クリンゴンの暴挙

2007年03月15日 | スタートレック
DS9のお話もけっこう観ていると思いますが、まだまだ全容がわからないです。まだまだ10分の1いや、20分の1、もっとかもしれません。全然観てないんでしょうね。そういっちゃうと、他のも観てないけどね。

この話ちょっと長く感じた。じっさいに長かったのか、それとも、そう感じただけなのか、よくわかりませんが・・・

ウォーフが登場して、TNGとのかかわりを感じられてちょっとうれしい・・・と思いきや、なんかわざとらしい気もするし・・・・
エンタープライズのことは残念だ・・・って、何が残念なのかよくわからない。とりあえずなくなることはわかったけど・・・

大体ドミニオンがいまだにわからない。
何にもわからない。
でも、それでも、普通に観れちゃうのがスタートレックなのでしょう。

きらさん刺されちゃってるのにオブライエンの方を先に心配しやがって・・・
きらさんめげずにがんばれ!

第42作 男はつらいよ  ぼくの伯父さん

2007年03月14日 | 男はつらいよ・山田洋次
1989年作品

男はつらいよは時代の証言者ですね。その時代を映像で残すという意味では、貴重ですよね。バイクを乗り回す浪人生の光男と親の離婚で叔母の家に身を寄せている泉ちゃんに時代を感じました。

それで最後お正月で終わるところも確か恒例なんでしょう?これをみて、みんなああ・・・新年なんだなあ・・・と感じるんでしょうね。

最後に一人寒そうに公衆電話でみんながいる団子屋さんに電話をしているシーンは、哀愁を感じました。これで最後?と思っちゃうような悲しさです。

温かい家庭・・・温かい愛に囲まれた家があるのにと孤独の寒さを選んで生きている寅さんですが、そういう寂しさを人一倍感じるからこそ家に戻るんでしょうねえ・・・

実は、この映画、はじめてみたんですけど、思い入れがあるんです。前にも書きましたが、息子の試写会を大船撮影所でしたときに撮影所見学もしまして、そのときにちょうど泥鰌やさん(うなぎやかと思ってた)の撮影をセットでしていたんです。

それで、渥美清さんがセットに入ってきたときに撮影が始まって、自分のすぐヨコに立ち止まったんです。撮影が始まったらじっとしてなきゃいけないからフィルムが止まるまで自分のヨコでじっとしていました。でかい人でした。本当にでかいのか、存在がでかいのかよくわかりませんが、でかい人でした。

壇ふみさんとの最後のお別れのシーンがなんとなく切ないですね。この場合、「奥さん」ですから、ふられるとかいう以前の問題なんですが、たぶん、満男の恋があるからくどくならないように寅さんのほうはあっさりさせたのかもしれませんが・・・それでも、お互いにちょっと引き合うというか、離れがたいというか、ちょこっとそういうのを思わせるわけです。奥さんが私もそんな生活してみたい・・・みたいなことを言うんですが、愛とか恋とかそういうレベルではないですが、今の生活のべったり根を張った生活か開放されたいとちょっとだけつぶやくわけですなあ・・・あんな旦那だし・・・まあ、おじいちゃんの世話もあるだろうし・・・でも、それで別にひっぱるわけでもなく、ちょっといっただけで本当にそうしたいということじゃなく、その生活を捨てるわけでもなく、ただいってみただけってところがいいんです。それをボソッといえたのは、やっぱり寅さんだからなんでしょう。

その前のシーンの旦那との会話は、何も言わないでそのまま立ち去ることもできたのに、あえて振り返って、満男を立派だといってやったところもいいところです。

ベルリン、僕らの革命

2007年03月12日 | 映画 は行
ベルリン、僕らの革命

レントラックジャパン

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「革命」という言葉を、反体制を唱えることがかっこよかった人たちの懐かしい言葉のようにとらえがちです。よく学生運動やってた人たちが、自分の挫折を肯定するために革命をすて、体制になびいて「あのころ私は若かった・・・」なんて懐かしんじゃったりして・・・。だいたい、「僕らの革命・・・」っていう題名が、「若さゆえの過ちでした・・・」と言っているような題名ですよね。

ただ、こういう人たちが考えていた革命なんてものは、そうやって投げ捨ててしまえるようなちんけなものだったんだから、その結果も当り前のように導き出されるわけですね。

でも、それって、結局現実から逃げただけなんだと思います。現実が変ったから思想が変ったんじゃないんだから。思想が変わって,現実が見えなくなったか、もしくは、元々現実なんて見ていない思想だったかでしかないわけですね。

社会の本質に目を向ければ、あの当時以上に革命が必要なわけです。
ただ、革命=ソ連東欧の社会主義=暴力という、使い古された、でも、強力ににこびりついている偏見の中で、真剣に唱えている人は異端児にされてしまうわけです。

この映画のような犯罪まがい・・・と言うか、れっきとした犯罪をして、世の中が変るわけではないわけで・・・このやり方自体が革命を人々から遠ざける気がします。
あの金持ちのオジサンの言っていることのが説得力あります。指し画に挫折しただけのことはありますが、ただのテロです。相手の思う壺です。

体制にとって一番怖いのは、革命が国民に共感され支持されてしまうことですもんね。勝手に孤立してくれれば、こんなにありがたい話は無いわけです。

一時はどうなることかと思いましたが、物語的には、すっきり終わってよかったです。悲惨な最期とか、あのおじさんが最後まで理解者だったら、間の抜けたお話になってしまっていたかも。そこのところはさすがです。

しかし、自由恋愛って何だ?なんでもあり?

革命・・・王子様と革命・・・そうです。王子様と革命です。(私は誰?・・・こわれた・・・)

え?映画のこと何も書いてない?あら・・・

親友の彼女と恋愛しちゃって、ちょっとプールのキスシーンはどきどきしちゃって、それがばれて、そのときに彼女がきちんと「好きになった」と、隠さないでちゃんといったとこが気持ちいいし・・・女の人の性格のよさがにじみ出てる・・・それで、それで振られた男も、縁を切ると思いきや飲んだくれて帰ってきて、3人でいることを決めるという素晴らしいお話です。やってることは悪いけど、最後の方はそれを感じさせない。親友が抱き合うシーンは泣けますよ。炎の友情です。

・・・っていうか、1人で旅行行くのが悪い。

ROCKS/AEROSMITH

2007年03月11日 | 音楽
Rocks
Aerosmith
Sony Mid-Price

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エアロスミスといえばこのアルバムでしょうと言っておけば、お!わかってるね?とみんな言ってくれるんじゃないでしょうか。そういってる時点でわかってないな・・・と言われちゃったりして・・・・

このアルバムを買ったきっかけは、昔、ガンズが出てきて、すげーってことになって、やっぱりジャックダニエルだってなって、飲みもしないのに買いまして・・・。その話じゃなくて、それで、アクセルがこのアルバムが好きだとか雑誌に書いてあって・・・それでQUEENⅡとともに買ったわけです。


何かに取り付かれたようで、あらあらしいけど、まとまってるし、隙がいっぱいありそうでまったく隙が無いような、そんなアルバムです。何をやってもうまくいくときって誰でもあると思うんですけど、ちょうどそれだったんではないでしょうか。


BACK・・・のズンドコドコでもうずんずん押されて(日本語訳の「みろよ馬乗りもう一度」ってよんだだけで、楽しかったなあ・・・若かったんだなあ・・・)LAST・・・でまたづんづんじわじわ押されて、RATS・・・でぺしぺしビンタされて・・・COMBINATION・・・でも全然力を緩めてくれず、そのまま維持みたいな状態にされて、ここまでの流れは本当に隙が無い。

いやいや、その後もそのままのテンションで突き進みますよ。SICK・・・なんともいえない浮遊間で、一気に落としますよって感じで。この抜けた感じと落ちた感じがエアロスミスかもしれませんねえ・・・かっこいいという言葉だけじゃなくて、どこか間抜けな感じ・・そこがかっこいい。
ここで一休み・・・・とおもったら、NOBODY・・・これは自分にとって思い出深い曲でして・・・というほどじゃないけど、このアルバムを何度か聴いたけど、耳に残ってなくて、友達が買ったテスタメントを聴いていたら、この曲が入っていて、それで大好きになって、何気なくまたこのアルバムを聴いたらありゃ!これ、エアロスミスだったんじゃん!ってことになって、そのときの感動は今でも忘れませんよ。
GET・・・でまたまたづんどこどんと行きます。
LICKは、耳に心地よいメロディです。
で、最後にHOME・・・いわゆるバラードなんでしょうけど、雑音みたいで違和感がある曲です。なじまないです。
これでアルバム終わっちゃうんだもん。一気に聴けます。

スタートレックTNG / イカルス伝説

2007年03月10日 | スタートレック
うわさには聞いていたけど、面白すぎます。
「うるさい」「やつら」「星」「ユリ」「ラム」「アタル」
「おねがっちょます」
おねがいしょまーす
まったー!
・・・・まじめになにやってんだかって感じですが、これ書いた人はかなりの日本通ですね。というよりは、ただのマンガおたくかもしれませんが・・・