唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

「レ・ミゼラブル」百六景〈新装版〉 (文春文庫)

2013年05月13日 | 
「レ・ミゼラブル」百六景〈新装版〉 (文春文庫)
鹿島 茂
文藝春秋


ながーいレ・ミゼラブルのおいしいところの解説をしてくれるのでなるほどと思うことが結構ありました。
レミゼラブルの本自体を読んでいないのでジャンバルジャンが金持ちとして登場するところは何でなのかわからないとこ炉だったんだけど、それも空想的社会主義者の影響が表れているというのはなんか妙に納得だし、コゼットよりも死んじゃう女の人の哀愁を感じさせるのは何でかも気になっていたのだけれど、ユゴー自身のその辺の気持ちがちょっとわかった気がしたのはなんか良かった。

今だとパクリは大変なことだけど、この当時はお互いパクリあって物語を作っていたのかもしれないとも思いました。クラシックで、ヨハンシュトラウスなんかがそのときの流行の曲のメロディを曲の中に取り入れたりして、そういうことはその当時は当たり前にやられていたとどこかで読んだけど、文学もそうだったに違いないとなんとなく思いました。



レ・ミゼラブル

2013年05月13日 | 好きな映画・良かった映画
革命の物語です。
見終わった後のこの体の疲れ。しかし、心には革命の炎が燃え上がりました。
革命と人と人との愛。どっちを取るかではないのです。革命は愛です。心です。そうでなくては革命は無意味です。
もう一度見るにはかなりの決意が必要です。多分、もう一度見ようと思うには何年もかかるかもしれませんが、心の火をともしてくれた映画でした。

最後の群衆のシーンは圧巻でした。涙で顔中びちょびちょになりました。

愛のお話。革命のお話。神のお話でもありました。

レ・ミゼラブル 〈ブルーレイ(デジタル・コピー付) [Blu-ray]
クリエーター情報なし
ジェネオン・ユニバーサル

2006 newyear's concert

2013年05月13日 | 音楽
2006年のニューイヤーコンサート。マリスヤンソンスさんのやつです。2012年のときに楽しそうにやってるのを観てなんかこの人愛嬌あって良いなあ・・・と思って気になってました。ウィーン少年合唱団も登場したりして。
それで今回も気になってつい買っちゃった訳ですが、CD聴いてるだけで楽しくなってきます。シュトラウス一族の曲が楽しいというのもあるんだけど、遊び心を感じちゃいます。いや、これも曲自体も遊び心を感じるんですけどね。
ヤンソンスさんは、ジャックニコルソンのジョーカーに似てるのでそのせいもあって忘れられません。

ニューイヤー・コンサート2006
ヤンソンス(マリス),ランナー,J.シュトラウス,Jo.シュトラウス,モーツァルト,E.シュトラウス,シュトラウス(ヨハン),ヴェニンガー(レオポルト),バイヤー,ロート,ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ユニバーサル ミュージック クラシック