pure's movie review

鑑賞した映画の感想です。

I am Sam アイ・アム・サム

2011-03-01 19:51:51 | アメリカ映画(あ行)



2001年 アメリカ作品 133分 松竹=アスミック・エース配給
原題:I am Sam
STAFF
監督:ジェシー・ネルソン
脚本:ジェシー・ネルソン クリスティン・ジョンソン
CAST
ショーン・ペン ミシェル・ファイファー ダコタ・ファニング ダイアン・ウィースト


この作品を観ると、いつも心が温かくなります。
サム(ショーン・ペン)を中心として、出てくる人み~んなそれぞれ愛情に満ち溢れてるんだもん!

リタ(ミシェル・ファイファー)を見てると一番分かるけど、心の病に必要なのは精神科医じゃなく、この「愛情」だよね。
人間で一番大切なそれを教えてくれる父親は、サムの右に出る者はいないと思う。
サムがたまに妙に説得力のある言葉を言ったと思ったら、それは「クレイマー、クレイマー」からの引用だったりして何度かリタが落胆するんだけど(笑)、サム自身の言葉でもたまに核心をついていてハッとさせられる。
特に私が好きなのは、ラスト近くの里親とのシーン。
何度も何度も夜中に抜け出してサムに会いに行ってしまうルーシーを抱えて、夜中サムのアパートを訪ねて初めて「あなたたち親子にはかなわない」と、本心を明かしたランディ(ローラ・ダーン)に返す言葉。
「僕一人じゃ子育ては無理だと言ったら、判事さんに言う?僕はずっとルーシーにはママがいるといいなって思ってた。僕には助けが必要だ。誰でもいいってわけじゃない。ルーシーの絵の赤は君だよ。」

この作品を観た直後は、決まって、同じく娘を想う父親役でありながら180度異なる役の「ミスティック・リバー」を観て、ショーン・ペンの演技の幅の広さを愉しみたくなる。
どうしてもいつまでもダコタちゃんの作品を観るとこのルーシー役ばっかり思い出しちゃうから、「リリィ、はちみつ色の秘密」とか最近の作品で大きくなった彼女を観ると、何だか寂しくなっちゃうんだなぁ。(笑)

【字幕翻訳:石田泰子】

 
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