2006年 アメリカ作品 106分 劇場未公開
原題:THE BREAK-UP
STAFF
監督:ペイトン・リード
脚本:ジェレミー・ガレリック ジェイ・ラヴェンダー
CAST
ヴィンス・ヴォーン ジェニファー・アニストン ジョーイ・ローレン・アダムス ジョン・ファヴロー
今年に入ってから、ベン・スティラー、オーウェン・ウィルソン、そしてジェニファー・アニストンと、ラブコメを得意とする3人の出演作品をピックアップして観てるのですが、同じジャンルを見てると必然的に共演者も同じ人なことが多い。どさくさに紛れてヴィンス・ヴォーンの作品も何作品目になるだろ?
今回も劇場未公開のジェニファー・アニストン作品なのでちょっと不安はあったけど、「ベガスの恋に勝つルール」を思い出す作品で面白かった。毎日勃発する喧嘩の要因は1つ1つを見れば取るに足らないくだらないことばかりなんだけど、一度スイッチが入ってしまえば歯止めがきかないんだよね。もう何を言ってもやっても無駄。すべてが気に入らない。なんなら息してるだけでも気に食わない。(苦笑)相手を説得させるためだったはずの話し合いや行動が、いつの間にか相手を傷つけることが目的になってしまう。やっと冷静になって譲歩してせっかくコンサートに誘ったのにそれもすっぽかすだなんてもう絶対許せない!!!∑( ̄皿 ̄;; ンガァーーー!!!と、ブルックに感情移入しまくり。(笑)
よく同じ状態に陥ってしまう彼と観てみるといいかも。(苦笑)
まぁ陥ると言っても、勝手に自分だけブルック状態になってるだけなんだけど。(苦笑)やさぐれちゃう時、たまにあるんだよねぇ。
ジェニファー・アニストンはやっぱりキレイ
【字幕翻訳:?】

2006年 アメリカ作品 101分 デスペラード配給
原題:PENELOPE
STAFF
監督:マーク・パランスキー
脚本:レスリー・ケイヴニー
CAST
クリスティナ・リッチ ジェームズ・マカヴォイ キャサリン・オハラ ピーター・ディンクレイジ
評判があまりにも良かったのでかなり期待してたんだけど、その期待を裏切らない素晴らしい作品でした!面白かった~~~


彼女の豚鼻を観て一目散に逃げる男たちや、中にはガラス窓を突っ切ってまで逃げ出すヤツもいて、「ひどい!」って思うも何だか可笑しい画だったな~。またそれを追う執事がスーツにスニーカー姿だったり。(笑)その後窓も強化ガラスに張り替えたりと、全体通して「くすっ」と笑えてしまう小ネタが多くて、そのコミカルな雰囲気や、彼女が一歩も出ることなく過ごした家の中もちょっと幻想的なあたり日本の中島哲也監督作品とちょっと似てるかもね?
ジェームズ・マカヴォイの株急上昇じゃ~

【字幕翻訳:?】

1993年 アメリカ作品 138分 ワーナー・ブラザース配給
原題:A PERFECT WORLD
STAFF
監督:クリント・イーストウッド
脚本:ジョン・リー・ハンコック
CAST
ケヴィン・コスナー クリント・イーストウッド T・J・ローサー ローラ・ダーン
チェンジリングでイーストウッドの作品はやっぱりいい!と再認識し、迷い婚でケヴィン・コスナー、セクシーだなぁ~と思ったので、二人の共演作品を久々に観てみました。やっぱりいい映画だな、これ。でも、イーストウッドの作品は必ず両手を挙げて万々歳のハッピーエンドではなく、余韻を残す終わり方。続けて観る気力はやっぱりありません

彼の作品って、善悪・敵味方で分けられない不条理さがあるんだよね。それが切なさや、やるせなさとなって余韻になるんだと思う。これだけ頑張ってるんだから報われたっていいじゃないか、こんなに信じてるのに裏切られるのか、と、現実世界にはありふれてることでも、娯楽を求めた映画鑑賞ではあまり見たくない現実を叩きつけられる。でも、やはり無駄の無い良質な彼の作品をたまに観たくなる。観て、「うーん。」と考え込みたくなる時があるのです。
この作品もやっぱりまた考え込んでしまった。善悪で分ければ、犯罪を起こして脱獄までしたブッチは間違いなく悪。でも、フィリップの自尊心をくすぐり、一人前の男として接して彼に自由を教えたブッチは、フィリップにとっては他の誰よりも大切な人になったはず。それなのにあのラストはあまりにも切ない

【字幕翻訳:戸田奈津子】

1998年 アメリカ作品 127分 ブエナ・ビスタ配給
原題:THE PARENT TRAP
STAFF
監督:ナンシー・マイヤーズ
脚本:デヴィッド・スウィフト ナンシー・マイヤーズ チャールズ・シャイア
CAST
デニス・クエイド リンゼイ・ローハン ナターシャ・リチャードソン エレイン・ヘンドリックス
ホリデイも恋愛適齢期も好きだったので、ナンシー・マイヤーズ監督の作品と聞いてすごく楽しみにしてた作品

リンゼイ・ローハンは一人二役で双子の役なんだね。フォーチュン・クッキーやハービーよりもずっと小さい頃の作品なので、今の「美人」というよりは「可愛い




お父さん(デニス・クエイド)の目尻に皺がよる笑顔も素敵だったけど、お母さん(ナターシャ・リチャードソン)がキレイな人だぁ!と思ってたら、今年亡くなられたそうですね。残念です…。
【字幕翻訳:?】

1998年 アメリカ作品 88分 劇場未公開
原題:PERMANENT MIDNIGHT
STAFF
監督・脚本:デヴィッド・ヴェロズ
CAST
ベン・スティラー マリア・ベロ ジェイ・ポールソン オーウェン・ウィルソン
バッドボーイズ 2バッドの脚本を手掛けたジェリー・スタールの自叙伝を映画化した作品。ベンとオーウェンのコンビだけど、終始シリアスなムードでした。ここ約一ヶ月ベンの作品を観続けてきたけど、初めて見る役柄だったなぁ。振り回される可哀相な人でも、大ボケかますアホでも、下ネタバンザイなベンでもなく、麻薬中毒者の役です。とても新鮮だった。やっぱ一人の俳優に絞って出演作品を観続けると、こういう発見があるから嬉しい(^^) 生き生きとと言うと、ジャンキー役で常に虚ろな目をしてたので語弊があるかもしれないけど、パワフルに演じるベンの姿は見ててある意味気持ちよかったです。面白い作品ではなかったけどね

キャストが有名人ばかりでも、原作者のジェリー・スタールがあまり有名な人ではないためか、訴えられるものがあまりなかった。「中毒者が更正したのね。」くらいしか感想が浮びません

【字幕翻訳:?】
2008年 アメリカ作品 167分 ワーナー・ブラザース配給
原題:THE CURIOUS CASE OF BENJAMIN BUTTON
STAFF
監督:デヴィッド・フィンチャー
脚本:エリック・ロス
CAST
ブラッド・ピット ケイト・ブランシェット ティルダ・スウィントン ジェイソン・フレミング
経験や知識はそのままで、外見だけ昔に戻れたらいいのに。
なんて、みんな一度は考えたことある妄想じゃないかな?
でも、この作品を観てみて思いなおしたのは、周りの人もみんな老人から始まって若返っていくならいいけど、自分一人だけ自然の流れに逆らって生きるのは辛いな、ということ。やっぱり愛する人と一緒に何かを学びながら年をとっていくのが幸せなんだなということです。ただ、赤ん坊の姿で愛する人の腕の中で死ぬというのは、異様な光景なのでショックだったと共に、「これだったら死ぬ事怖くないなぁ~」なんて前向きに思えた。
愛する二人が人生の折り返し地点に来たとき、やっとほぼ同じ年齢になれるのもつかの間で、文字通り「時」に引き裂かれてしまう様子が切ない。二人が並んでも違和感のないラブラブな時期にホッとするも、行方が見えているので終始切なかった。
なぁんて色々語りましたが、実はワタクシ、中盤少し寝てしまいました
やはり2時間50分の上映時間が長い。その中でも老人時代に充ててる時間が長い。美しいブラピが出てきてからはムックリと起きましたが、老人時代はウトウト また、演技派だとは思うのだけれども、ケイト・ブランシェットのお顔があまり好きではないんです
ブラピとは逆に、むしろケイトに関しては特殊メイクを施した老人時代の方が外見も演技も惹きつけられるものがありました。そういやぁ、このコンビは「バベル」のコンビでもあるんだね。
DVDが出たら、睡眠時間と化してしまった部分補いたいと思いまふ
【字幕翻訳:アンゼたかし】
2008年 アメリカ作品 126分 ムービーアイ・東宝東和配給
原題:P.S. I LOVE YOU
STAFF
監督:リチャード・ラグラヴェネーズ
脚本:リチャード・ラグラヴェネーズ スティーヴン・ロジャース
CAST
ヒラリー・スワンク ジェラルド・バトラー リサ・クドロー キャシー・ベイツ
ダメだ…ダメだ…ダメだーーーー!!
もう涙腺緩みっぱなしだー!!。゜゜(´□`。)°゜。
おそらく今年のナンバーワンはこの作品になるだろうなぁ。何回ウルウルしてたか分かりません!!全体通してもの悲しい雰囲気ではないし、むしろコメディ色強いのに、ふと「ジュリーはもういないんだな。」と思うと幸せいっぱいの二人のシーンが悲しくなってしまって涙。必ず文末に添えられている「P.S.I Love you」の一文が、いつまでもホリーを縛り付ける残酷な文章に思えてしまい、ホリーの傷心にも涙出てきちゃうし、逆にジュリーの計り知れない愛情の深さにも涙。ジュリーの手紙はホリーを縛り付けるためのものではなく、自分に気兼ねなく新しい恋をして幸せになってもらいたいという願いからのものなんだと分かった時は、もう何とも言えない気持ちになった。状況は少し違うけど、ホリーの置かれた立場と自分を重ねてしまい、そのホリーに周りの人達がかける言葉一つ一つが今の自分にも心に沁みるものばかりで、もう無我夢中で没頭した2時間でした。ラストも一筋縄ではいかない、でも希望が持てる終わり方で好感持てた。
冒頭はまさかの大喧嘩から始まるのが、この作品全体を生かしてるよね。ホリーの言い分は聞いてると「身勝手なヤツ。」と思うも、「女ってこうなるよね」と支離滅裂になった時の自分を思い出して苦笑。そして後に彼女が言う「女って何を望んでるのか自分でも分からないのよ。」という言葉はまさに的を得てると思います。
ホリーの友達のデニースは、あそこまで行くと気持ちいいね。(笑)会う男会う男に「独身?ゲイ?仕事してる?」これらの質問のうちどれか一つでも彼女の希望に沿う返事じゃなければソッコーさよなら。合格してもキスがダメではNG。「そんなガツガツしててみっともない!」と普通思うけれど、結局幸せになったんだから、女もあれくらい欲を出すべきなのかも!?ジュリーのような男性がいたらあたしも訊いちゃいますけど~。(笑)「幸せの1ページ」に続いて、ジェラルド・バトラーの株急上昇
「プラダを着た悪魔」の製作陣と「マディソン郡の橋」の脚本家と聞いて、なるほど。気に入るはずだー。この2作品大好きでDVD持ってるもん
【字幕翻訳:石田泰子】

1993年 アメリカ作品 112分 ワーナー・ブラザース配給
原題:FREE WILLY
CAST
監督:サイモン・ウィンサー
脚本:キース・ウォーカー
STAFF
ジェイソン・ジェームズ・リクター ロリ・ペティ ジェイン・アトキンソン オーガスト・シェレンバーグ
子供と動物を揃えたら、敵わないよねぇー。んもー素直に感動してしまいました!
この↑のDVDのパッケージも美しいけど、本編もオープニングとエンディングがとくに美しかった。一気に惹き込まれるオープニングと、とても余韻を残すエンディングだったと思います。
家族から離れて暮らす孤独感の共有から生まれた、ジェシーとウィリーの友情が本当に固い。ジェシーに見せるウィリーの反応は、何が言いたいのか手に取るように分かる。ジェシーの言葉に、「うんうん」と頷いたり、「いやいや」と首を振る様子が本当に可愛いんだ~~~~!!

ジェシーとウィリー、両者にとって最高にいいエンディングだったと思うんだけど、続編はどうなんだろ。ここで止めておきたい気もする…。
【字幕翻訳:進藤光太】

2004年 アメリカ作品 107分 UIP配給
原題:BRIDGET JONES: THE EDGE OF REASON
STAFF
監督:ビーバン・キドロン
脚本:ヘレン・フィールディング アンドリュー・デイヴィス リチャード・カーティス アダム・ブルックス
CAST
レニー・ゼルウィガー コリン・ファース ヒュー・グラント ジャシンダ・バレット
前作と目線を変えれば面白い。前作は、笑いながらも思わず共感しちゃったりときめいちゃったりと、現実的なトコと妄想的なトコが絶妙のバランスで融合されていて女心をくすぐる作品だったのに対して、今回は完全にコメディに傾いてしまった感じ。共感するトコが全く無いとは言わないけどさ~。前半はいい感じだったんだけど、変なキノコを食べてラリる後半あたりから展開があらら…。
やっぱりレニーはブリジット役が一番好き

前作同様、コリン・ファースはまたまた憎い演出をしてくれるね。ブリジットが玄関前で別れた直後、マークに「miss you already」ってメールを打ってたら、すぐ後ろにいて「僕もだ。」なんて言うシーンはまたまた( ̄▽ ̄)。o0○ ぽわわ~ん
マーク&ダニエルのヘボイ殴り合いはやっぱり可笑しい。マーク、今回も蹴りの足がダニエルにとどいてません。(笑)決して短足ではないんだけど、滑稽なんだよなぁ~。
【字幕翻訳:戸田奈津子】

2001年 アメリカ・イギリス作品 97分 UIP配給
原題:BRIDGET JONES'S DIARY
STAFF
監督:シャロン・マグアイア
脚本:ヘレン・フィールディング アンドリュー・デイヴィス リチャード・カーティス
CAST
レニー・ゼルウィガー コリン・ファース ヒュー・グラント ジム・ブロードベント ジェマ・ジョーンズ
DVDコレクションに加えた作品です

何度観てもやっぱり面白いよ~!大好きな作品です

でも、観る度に印象が変わる作品。自分がブリジットの年齢に近づくにつれ、共感度も上がるし、無邪気に笑ってるだけじゃいられなくなるんですな

初めて観た時はただのコメディだとゲラゲラ笑ってばかりで、「何でマークとダニエルで揺れ動くのよ~。マークに決まってるじゃん!!」と、マークの優しさにすっかり乙女心奪われてましたが、、、今のあたしなら分かる。これ、迷います。(爆)どちらを選べば幸せになれるか、頭では分かってるくせに、女の扱いに慣れたセクシーな男性もなかなか捨てがたいんだよねー!厄介な事にサ。
でも、やっぱり何度観てもこのラストシーンはヤられます



この映画がコメディとして観れるうちに、お嫁に行きたいものですな。(苦笑)
【字幕翻訳:戸田奈津子】