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pure's movie review

鑑賞した映画の感想です。

ベッドタイム・ストーリー

2010-03-04 18:54:37 | アメリカ映画(は行)



2008年 アメリカ作品 100分 ディズニー配給
原題:BEDTIME STORIES
STAFF
監督:アダム・シャンクマン
脚本:マット・ロペス ティム・ハーリヒー
CAST
アダム・サンドラー ケリー・ラッセル ガイ・ピアース ラッセル・ブランド  リチャード・グリフィス


子供たちが語るありえない出来事と似た出来事が現実世界で起きるんだけど、子供たちが語るままでは絶対にありえない出来事が、現実世界で起きてもおかしくない出来事にうまいこと変えられているのが面白かったです ガムが降って来る(橋の上でお菓子を運ぶトラックの故障によりガムが落ちてきた)、宇宙語を喋る(ハチに舌を刺されてまともに喋れなくなる)、燃やされる(クビ【ファイヤー】にされる)などなど。子供たちの話を聞いた段階では「これをどう現実世界に起こすの?」と思いきや、うまいこと盛り込んでくるんです。「あぁ~そう来たかぁ~。」と思わず何度か笑ってしまいました。
でもディズニーにしてはファンタジー色が薄かったかなぁ?「トイ・ストーリー」のバズが出てきてこれまた笑っちゃったんだけど、「魔法にかけられて」といい、最近のディズニーはセルフパロディがブームなのかな?

映画ファンとして失格と言われてしまいそうですが、アダム・サンドラーの出演作品初めて観たので初めて知った俳優さんです…。

【字幕翻訳:?】


ブーリン家の姉妹

2010-02-28 00:05:15 | アメリカ映画(は行)



2008年 アメリカ・イギリス作品 115分 ブロードメディア・スタジオ配給
原題:THE OTHER BOLEYN GIRL
STAFF
監督:ジャスティン・チャドウィック
脚本:ピーター・モーガン
原作:フィリッパ・グレゴリー『ブーリン家の姉妹』
CAST
ナタリー・ポートマン スカーレット・ヨハンソン エリック・バナ デヴィッド・モリッシー


学生時代から歴史が苦手な科目だったあたしは、映画で史劇を観てもただ「作品」として楽しむだけで終わってしまいます…。でもこれは鑑賞後、思わずWikipediaで詳細を調べてしまいました いくら歴史ダメと言ってもエリザベス女王は知ってたけど、その母親にこんな壮絶なドラマがあったことは知りませんでした。

16世紀のイギリスの女性は、子供を産むためだけに存在してるんだね。娘の結婚は叔父や、親であるはずの父親の出世道具として扱われ、男の子が産めなければ役立たず扱い。んもー信じられないっっ!! 二人の娘が一族繁栄のために利用されるのをただ見てるしかなかった母親が一番辛かっただろうな。この母親がついにラストに、おそらくこの時代にはありえない行動だったのであろう、夫の顔を叩くシーンが印象的でした。こんな『男尊女卑』という単語だけでは言い表せない時代に産まれたエリザベスが、のちに女王としてこの国を統治したというのだから、ぜひともそちらも詳細を勉強したい。ケイト・ブランシェット主演の「エリザベス」を近いうちに観たいと思います。


【字幕翻訳:?】


バレンタインデー

2010-02-14 04:43:43 | アメリカ映画(は行)



2010年 アメリカ作品 125分 ワーナー・ブラザース配給
原題:VALENTINE'S DAY
STAFF
監督:ゲイリー・マーシャル
脚本:キャサリン・ファゲイト
CAST
ジェシカ・アルバ  アシュトン・カッチャー アン・ハサウェイ ジェシカ・ビール ジュリア・ロバーツ パトリック・デンプシー  シャーリー・マクレーン


ラブ・アクチュアリー」のバレンタインデーバージョンと言ったところでしょうか。クリスマス映画はたくさんあってもバレンタインデーをとりあげた作品って初めて観たかもー これがヒットしたら今度は大晦日をテーマにゲイリー・マーシャルがまた制作するという噂をどこかのHPで見かけたけど、そしたら「THE有頂天ホテル」の洋画バージョンだね 「ラブ・アクチュアリー」や「THE有頂天ホテル」や、この「バレンタインデー」などなど、アンサンブル・ストーリーは豪華キャスト目白押しでお得感いっぱいです

恥ずかしながら、小学校教師のジュリアの台詞で、初めてバレンタインデーの由来を知りました…。バレンタインという名の司祭が殉教した日というのは知ってたものの、その司祭が何の罪で殺されてしまったのかまでは知らなかったんです。戦に集中させるために兵士たちの結婚を禁止していた皇帝の命に反して、隠れて兵士達の結婚を認めてたということだったんですね。個人的にはバレンタインデーの思い出って、幼稚園の頃のしかありません…。淋しいなぁ。(笑)

最初にも書いたけど、本当に豪華キャスト。どのエピソードでもスピンオフを作れそうな顔ぶれです。アシュトン・カッチャーとジェニファー・ガーナの今後を是非とも観てみたいなぁ。「プリティ・ウーマン」でジュリア・ロバーツ、「プリティ・プリンセス」でアン・ハサウェイを発掘したゲイリー・マーシャルが、今回二人とも起用してるんだけど、二人ともビッグマウスで豪快に笑う、共通した爽やかさがあるように思います。監督の好みの女性のタイプなのかもー

【字幕翻訳:藤澤睦実】


ホーム・アローン3

2010-02-10 00:06:58 | アメリカ映画(は行)



1998年 アメリカ作品 103分 20世紀FOX配給
原題:HOME ALONE 3
STAFF
監督:ラージャ・ゴスネル
脚本:ジョン・ヒューズ
CAST
アレックス・D・リンツ オレク・クルパ リア・キルステッド レニー・フォン・ドーレン スカーレット・ヨハンソン


今までのシリーズのキャストから一新。DVDパッケージに写っている子供はあまり可愛くないし、何といってもこのシリーズの魅力はマヌケな泥棒コンビのハリーとマーヴの憎めないキャラだと思うので観る気が全然なかったんです。でもスカちゃん作品探してたらこれに出てるってことなので観てみました。

うーん。やっぱりキャラ一新は失敗。というか、何故わざわざ作ったの?と訊きたくなるような作品でした やってることは今までのシリーズとなんら変わりないのに、キャラクターが違うだけでこんなに変わってしまうもんなんですね。今回家に取り残された子供(アレックス)の敵は今までの2人から2倍になって4人。というわけで、ハリー&マーヴのコンビの2倍の強烈な印象があるかと言えば逆で、半減です 4人それぞれ個性がない なんかこのコメディのノリに乗り切れてない4人でした。アレックス役の子役もキノコ頭で可愛くなかったなぁ同じおませな役でもケビン(マコーレ・カルキン)のが可愛らしかったです…。そして注目のスカちゃんも…。スカちゃんは今が一番キレイですね

なんだかんだ文句を並べましたが、3まで観たなら4も観ようかな…。

【字幕翻訳:戸田奈津子】


パブリック・エネミーズ

2009-12-27 22:16:59 | アメリカ映画(は行)


2009年 アメリカ作品 141分 東宝東和配給
原題:PUBLIC ENEMIES
STAFF
監督:マイケル・マン
脚本:ダンテ・スピノッティ
CAST
ジョニー・デップ クリスチャン・ベイル マリオン・コティヤール ビリー・クラダップ

ジョニー・デップとマリオン・コティヤールのカップル!
ジョニーは実在した、国民の英雄として慕われた銀行強盗役!その彼のモットーは「奪うのは汚れた金。愛したのはたった一人の女」。草食系男子という言葉が流行ってる今ではなかなかお目にかかれない男気たっぷりの男性。
それを追うのがクリスチャン・ベイルときたっ

これは今年の映画鑑賞を締めくくるのにふさわしい豪華な映画じゃ~~~ん
なんてヨダレだらだら(嘘)で劇場へ行ったのにあれれれれ???
…ところどころ寝ちゃった…


こんな豪華なキャストなのに釘付けにさせないなんて何が要因なんだろう。全体的に暗くて見づらい、長い、脚本があまいってとこかなぁ。ウトウトしてたせいもあると思うけど、途中で誰が誰だか分からなくなってしまう事も多々ありました
個人的には男の美学に溢れるジョニーよりも、それに付き添うマリオン・コティヤールことビリーに関心が向いてしまいました。「他に何がききたい?」「わかってるって言え。」「お前は俺の女だ。付いて来い。」などと言われれば、自分だったらいくらジョニーでも「あたしはあんたの人形じゃねぇーー」と怒り狂うとこですが(苦笑)、それに黙って従うビリーに何故か尊敬してしまう。男の美学よりも女の美学の方が貫くのに相当な覚悟がいるのではないかと思うのは、女性ならではの目線なのかもしれないけど、ぜひとも彼女を主役にした作品が観てみたいと思いました

【字幕翻訳:松浦美奈】

プレステージ

2009-12-12 00:50:16 | アメリカ映画(は行)



2006年 アメリカ作品 130分 GAGA=Communications配給
原題:THE PRESTIGE
STAFF
監督:クリストファー・ノーラン
脚本:クリストファー・ノーラン ジョナサン・ノーラン
原作:クリストファー・プリースト『奇術師』
CAST
ヒュー・ジャックマン クリスチャン・ベイル マイケル・ケイン スカーレット・ヨハンソン


平日は夜が遅い仕事のため、当たっても行けないやと、あまり試写会に応募しないのですが、この作品はたまたま応募してたまたま当選し、会社を早退までして足を運んだにも関わらず、元々公民館(?)で映画鑑賞仕様ではない会場のため前の人の頭で字幕がまったく見えず、また薄暗い雰囲気も手伝って終始大爆睡で終わったという苦い思い出がある作品です。やっとちゃんと観ました。こりゃあ、寝ながら片手間に観て分かるわけない作品です。(苦笑)

しっかしこの作品惜しい!!惜しすぎる!!!テーマやキャストや雰囲気も完璧なのに残念になってしまったのは、やはり現実味を離れてSFなノリになってしまったからではないでしょうか?マジックと魔法は別物です。マジックは不思議に見えるものだけど、タネも仕掛けもなくちゃダメだと思う。こんな非現実的なマシンが登場してしまっては、何でもありのストーリーになってしまいます。ヒュー・ジャックマンとクリスチャン・ベイルの騙し、騙されの心理戦が見応えたっぷりだっただけにとても残念 現実味を持たせて、もう一度作り直して欲しいくらいです。

最近、「私がクマにキレた理由(わけ)」に続いてスカちゃんの作品を鑑賞しましたが、やはり同い年とは思えないこの妖艶さ 今年最後の注目の俳優さんはスカちゃんにして、少しこの色気を学びたいと思います。(笑)というわけで、スカちゃんの出演作品探していくぞー!

【字幕翻訳:菊地浩司】


星の王子ニューヨークへ行く

2009-11-29 17:13:19 | アメリカ映画(は行)



1988年 アメリカ作品 117分 UIP配給
原題:COMING TO AMERICA
STAFF
監督:ジョン・ランディス
脚本:デヴィッド・シェフィールド バリー・W・ブラウスタイン
CAST
エディ・マーフィ アーセニオ・ホール シャーリー・ヘドリー ジェームズ・アール・ジョーンズ


エディ・マーフィが世間知らずのお上品な一国の王様!?聞いただけで笑ってしまいそうな設定だけど、やっぱりそれだけでは終わらない。特殊メイクで何役もこなし、それらはエディお得意の下品で賑やかな本領発揮の役。(笑)

これ、男女の立場が逆だったらよく観る話です。だけど「王子という身分の自分ではなく、ありのままの自分を愛してくれる人がいい!」と男性が希望するところが面白いところであり、より純粋さが伝わってくるとこなんだろうなぁ。

やっぱりエディの作品だから下品な部分や皮肉な部分も多少あるけど、全体的に微笑ましい作品でした。エディ若かったなぁ。

【字幕翻訳:戸田奈津子】


HACHI 約束の犬

2009-08-23 19:15:30 | アメリカ映画(は行)



2008年 アメリカ作品 93分 松竹配給
原題:Hachiko: A Dog's Story
STAFF
監督:ラッセ・ハルストレム
脚本:スティーヴン・P・リンゼイ
CAST
リチャード・ギア ジョーン・アレン サラ・ローマー ジェイソン・アレクサンダー


まぁ予想はしてたけど…泣いちゃいました
献身的な行動はいつだって感動や切なさをおぼえるものだけど、それが言葉を発せない動物だと尚更感動です
オリジナルの邦画は観たけど、大分前だからうろ覚え。号泣したのは覚えてるんだけど…。オリジナルの方が、飼い主の死を重く書き、泣き所が多かったように思えます。今回のハリウッド版は、悲しい事は悲しいのだけれど、「ハチ!」と呼びかけながら楽しそうにじゃれあう教授とハチの姿が一番印象に残り、とても爽やかな印象。あと、容易に人に媚びないという秋田犬の特性(日本人の特性でもあり?)が語られたことで、その特性と「いつまでも待ち続ける」という行動のギャップが浮き彫りになり、どれほどハチが教授を好きだったか、また教授もどれほどハチに愛情を注いでたのか、絆の深さがより伝わりやすく描かれていたように思えます。

「子供と動物とは共演するな」とはよく聞く言葉だったけど、この映画に関して言えばリチャード・ギアとハチ、一人と一匹揃ってこそ画になる作品だったね

ところで、教授の奥さん(ジョーン・アレン)と娘さん(サラ・ローマー)が本当の親子?と思えるほど似てたように思えます。ケイト・ハドソンやグウィネス・パルトローにも似てたような…?よくある顔なのかな。(笑)

【字幕翻訳:戸田奈津子】


ピクチャー・パーフェクト/彼女が彼に決めた理由(わけ)

2009-08-23 18:39:25 | アメリカ映画(は行)



1997年 アメリカ作品 102分 劇場未公開
原題:PICTURE PERFECT
STAFF
監督:グレン・ゴードン・キャロン
脚本:グレン・ゴードン・キャロン アーリーン・ソーキン ポール・スランスキー
CAST
ジェニファー・アニストン ケヴィン・ベーコン ジェイ・モーア オリンピア・デュカキス


同性の女性に都合のいいように進む話は好きだし、男を手のひらで転がすように操るしたたかな女性も小気味良くて好きだけど、このジェニファー・アニストンは「すべてを失ってしまえ」と思ってしまうほど自己チューな役でした。彼女の爽やかな容貌をもってしてもイヤな役だったなぁ。そんな彼女に献身的に協力するニックの姿が痛々しくて…。やっとラストで「君はふんぞりがえって僕に指図した。帰れ。さようなら。」と告げたときには、「よし!よくぞ言った!!」と思わずガッツポーズしてしまいました でも結局は受け入れてしまうのね…。ちっ。
大体、ラストで彼女が彼に告白をする場所もイヤ…。他人の結婚式でしょ?他人様の結婚式で主役を奪うような彼女の行動がこれまた自己チュー。しかも彼がプライドを持っている仕事の最中におかまいなしに自分の欲求をまくしたてる彼女に嫌悪感倍増。そんな女はケヴィン・ベーコンのようなプレイボーイに遊ばれて捨てられればいいのに!ニックにはもっとふさわしい女性がいるのに!!

こんなに女性の方が悪いように思える作品も珍しかった…。(笑)

【字幕翻訳:?】


ポリー my love

2009-07-04 01:56:25 | アメリカ映画(は行)



2004年 アメリカ作品 90分 劇場未公開
原題:ALONG CAME POLLY
STAFF
監督・脚本:ジョン・ハンバーグ
CAST
ベン・スティラー ジェニファー・アニストン フィリップ・シーモア・ホフマン デブラ・メッシング


これが劇場未公開とはもったいない なかなか面白い作品でした~!
自分も極度とは言わないまでも、潔癖症+慎重派というルーベンに似た傾向があるので、ポリーのような自由奔放な異性とは合わないだろうなぁと思う反面、こんな人と付き合って解放的になりたいなぁ~なんて思っちゃいました ルーベンのような人と自分が付き合ったら、価値観は合うかもしれないけどつまらない人生になりそうだしね 似すぎてる人より、自分にない価値観も持ち合わせている、多少凹凸コンビの方が上手く行くのかもね~。

無口なルーベンのお父さんの唯一のセリフも素敵なものでした~
「過去に囚われたり、未来に期待をするな。今を生きろ。そうすれば何倍にもなって結果が伴う。」
これは今の自分には心に残る教訓でした。

気軽に観れるコメディだけど、教わるものも沢山あったよ。
下ネタも、まぁベン・スティラーですから全くなくはないですけどね(笑)、やりすぎず笑える範囲のもので面白かったです ジェニファーもキュート

【字幕翻訳:?】