
2004年 アメリカ作品 114分 アートポート配給
原題:THE BUTTERFLY EFFECT
STAFF
監督:エリック・ブレス
脚本:エリック・ブレス J・マッキー・グルーバー
CAST
アシュトン・カッチャー エイミー・スマート ウィリアム・リー・スコット エルデン・ヘンソン
観終わった後、思わず「うーん」と唸ってしまう作品。最初はもしかしてホラー?と思う雰囲気たっぷりでひるんでしまったんだけど、話が進むにつれどんどんのめり込んでしまいました。
誰でも、人生生きてれば「あの時○○してたら~」「□□してれば~」と、タラレバは必ずあると思う。人生一度きりなんだから、今日を最後の日だと思って精一杯生きよう

結局思うところは、何度やり直しても結果は違えど違う問題や悩みや痛みが発生するんだなってこと。最終的に落ち着いた状況は、確かに二人にとって一番いいものだったかもしれないけど、「切なさ」は一番残るラストだね。また、すべては自分次第なんだな、って思った。出会う人だって自分次第。明暗を分けるのも自分の行動と考え次第。でも、どれが最善かなんて分からない。模索して行くしかないんだね。
偶然ベガスの恋に勝つルールとアシュトンの作品が続いてしまったけど、まったく違う役柄を見れて良かった!この作品に限っていえば、アシュトンはどんな状況に陥ってもあまり人格は変わらない。でも周りの人々は辿る運命によってまったく異なる状況に。ケイリーはブロンドの髪がきれいな女子大生→場末のストリップショーガール。トミーは狂った若者→勤勉で誠実な学生。レニーは引きこもりのプラモデルオタク→学生生活をエンジョイする爽やか(?)青年に。特にレニー役のエルデン・ヘンソンは、撮影中の3週間で9キロの体重変動をして、外見の違いも表現してくれてました。スゴイ!
本当に全ては自分次第なんだね。
ちなみに話題になっている、DVDに納められた別エンディング。うわ~~~採用されなくて良かったこれ!これじゃ~ガクンと評価下がったなぁ。やっぱ切なさを残すこのラストが

【字幕翻訳:関美冬】