Luna's “ Life Is Beautiful ”

その時々を生きるのに必死だった。で、ふと気がついたら、世の中が変わっていた。何が起こっていたのか、記録しておこう。

四月に想う

2013年04月03日 | 一般







■ 出発の季節




言葉の持つ ふしぎな響き


たとえば… 出発


なんという明るい匂いだろう

 




けれど 遠いむかし


暗い響きを帯びる出発もあった

 




この地球が砲煙弾雨に包まれた日だ


… ひとびとは死への道を出発し続けた

 




出発 という心打つ言葉に


いつでも 明るさを持たせたい


さわやかな喜びと光を担わせたい

 




未知なるもの に向かう道を


四月 あなたが出発する


わたしも 花を求めて出発する


目立たぬ草木にも 


春は花を恵むのだ

 

 

 



「行為の意味」/ 宮澤章二・作


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ひとは誰のために生きるのだろう。

 

ひとはみな自分のために生きる。


どこかよその軍事大国のためじゃない、


会社のためでもない、


誰かの利益のために、自分を犠牲にしてはならない。


悲壮な死に美を見いだすひとたちは、


死ななければ自分は認めてもらえないことを、内心ではとても怒っている。


そんな暗い人生を送ってはならない。


誰に認められなくても、ひとはみな偉大な存在だ。


人間といういのちを一生けんめい生きるひとはみな、


未知なるものに、怖れをふり切って立ち向かうひとはみな、


すごい存在だよ。


だから、


わたしたちを、犠牲の死を遂げたり、


英雄的な殺人を行うよう追い込む社会を作ってはならない。


すごいわたしたちをむだに死なせてはならないから。




 

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