かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

風邪ひき実習

2008年06月20日 17時58分56秒 | 臨床実習
今週はとうとう体調が完全に治らないまま終わってしまった。疲れることに変わりはないが、それ以外にも頭を悩ませるものがあるとなると話はさらに面倒になる。
今日は最終日で、昨日特に予定も聞かずに帰ってしまったため午前中は何をしたらいいかわからない。一昨日の話では採卵が見られたら・・・とのことだったが、そんな気力は残っていない。午前中はしばらく休んでから印刷をしなければならないので病棟に行ってきた。
レポートに載せた参考文献は全部abstractだけを読んで書いたものなので、全文を印刷するというのと、カルテを見て何かないかを調べるというのが主な目的になった。幸い、何も大したことは起こっておらずレポートもそのままでよかった。
ついうっかりレポートを8部刷ってしまい、余剰分を即刻シュレッダーにかけた。もったいないが、しかたがない。
試問はそれほど大したこともなく、調べたことを発表して簡単に質問されるくらいだった。コーヒーが出たのはありがたかった。産婦人科はこういうところで待遇が良くてちょっとだけうれしい。
これで夏休み前の実習は終わり・・・ではなく、2週間後に最後に1週間だけあるのが残念なところである。

ついにダウン?

2008年06月19日 21時32分48秒 | 臨床実習
気が抜けただけだろうが、昨日まででだいたいのdutyが終わってしまったせいか、どうも体調がよくない。とはいっても、咽頭の痛みは失せて困った症状で残っているのは咳。しかも、痰が絡む咳なので鎮咳剤はあまり好ましくない。なので、メジコンはやめてとにかく休むに限る。午前中は手術見学のはずだったが、マスクをしているとはいっても手術室の中でゴホゴホとやるのではよろしくない。そういうわけで、午前中は体を横たえて休んだ。
午後はクルズスということで、休んだせいか元気が出てきたので行くことにした。5人のうち3人しか来なかったので行かなければ過半数が欠席という危ういところであった。もっとも、先生もそんなに目くじら立てるような人ではなかったので大したことはなかっただろうが。
出生前診断というのはあまり聞かない話だが、今のところは範囲が広すぎてスクリーニングすらできないという状況のようである。あまりに簡単にできるのも考え物だろうが、これからの技術進歩でひょっとしたら可能になるのかもしれない。そうなれば今の新生児スクリーニングのようになるだろうか。

あわただしい内幕

2008年06月18日 21時53分29秒 | 臨床実習
今日は朝が早かった。今日の総回診の際にプレゼンをすることになっていたのだが、そのうちあわせを始まる前にしようということになっていたからである。そのため、7時半に病院に行った。8時からは症例検討会で、去年も出たが今日はもっぱらカルテを読んでいて、あまり話を聞いていなかった。全然聞いていたわけではないし、多少考えたりはしたものの首座はそこになかった。
9時過ぎに臨床検討会が終わって、総回診。総回診といっても事実上3つのグループが別々に動いているので、その中でのことである。久々のプレゼンで少しつまりながらもなんとかなった。回診といってもまわった患者は全部で3人。昨日手術した人だけだった。
その後、今度は胚移植をやっているところに行って、実際にやっているところを見た。かなり細かい作業をやっていたが、うまく着床して妊娠に至って欲しいものである。色々と丁寧に解説もしてもらえて、見ているこちらとしてはなかなか面白かった。
その後はずっと外来で、昼前は不妊外来、昼休みの後はIVF外来を見た。内診室と診察ブースを行き来するためとてもせわしなく、誰がどのブースというのもないので非常にめまぐるしかった。これは大変である。うまく妊娠して順調と聞かされる患者の顔がとてもうれしそうだったのは印象的だった。欲しくても子供ができないというのはとても辛いことだろう。想像するに難くない。その上でようやく授かったとなれば喜びはいかばかりだろう。順調に育ってくれることを願うのみである。

ヴァーチャルリアリティのような手術

2008年06月17日 16時51分29秒 | 臨床実習
今日は久しぶりに手術見学。手術室にはいるのは麻酔科以来だろうか。今日は手術が3件あり、最初の手術が受け持ちの症例だったので朝8時に手術室に行った。腹腔鏡手術のため、手洗いはなくモニターを通してみる程度の参加になった。去年実習に行った病院では腹腔鏡はなくすべて開腹手術でやっていたので、腹腔鏡での婦人科領域の手術は初めてだった。昨日ムンテラに同席し、カルテも見てどのような手術をやるかは大まかには把握していたが、実物はシェーマとはそれなりに違うもので最初はオリエンテーションが掴みづらかった。手術の結果、診断が変わることになりそうで、その点はレポートに反映させておかなければなるまい。
ここで帰ることもできたが、次の手術は子宮筋腫核出術で腹腔鏡下ということもあって好奇心半分に見ることにした。かなり大きな筋腫で、それを砕いて外に取り出すくだりは腹腔鏡手術ならではといえよう。開腹手術であれば切り出してそのまま取り出すだけだ。
2つめの手術も見た結果、飲まず食わずで午後までいることになってしまった。まだ体調が戻りきっていないのに、無謀だったかもしれないがいい勉強にはなった。見て損だとは思えなかった。

たくさんのブース

2008年06月16日 19時00分39秒 | 臨床実習
悪いことに昨夜は発熱があり、早めに寝て何とか熱はなくなった。しかし、まだ体調は元に戻りきっておらず、朝大学に行くのもやや辛かった。さいわい咳はそんなにでなかったのでよかったが、なんとなくだるさは残った。
さて、前置きが長くなったが、今週の実習先は産婦人科である。去年は外病院で2週間だったが、今年は大学病院での1週間の実習である。先週末に少し勉強しておくつもりがまったくできなかったので、少々がっかりしつつ今日を迎えてしまった。
今回は周産期・生殖・腫瘍から1つを選ぶのだが、事前に情報を仕入れておかなかったせいもあって、結局生殖を選ぶことになった。
生殖というのは要は妊娠に至る前のところを対象にしている。妊娠に関わる部分の延長として良性腫瘍も守備範囲のようである。
午前中は担当の症例のムンテラに入り、午後は子宮卵管造影を見た。これは初めて見るものだったので、とても勉強になった。病棟での実習などいつ以来だろうか。病棟の勝手が若干わかりにくくなっているところに時間の経過を感じたのだった。

休みも最後というのに

2008年06月15日 20時08分28秒 | 一般
体調を崩してしまった。採点が終わったら勉強しようと思っていたのにこれでは全然ダメだ。普段あまり病気にもならないのに、こんな時に限ってこうなるとはまったく皮肉なものである。少々無理をしすぎたかもしれないが、今となってはしかたがない。早く休んで回復させないと色々困る。

忙しい休み

2008年06月14日 21時33分07秒 | 一般
ここ数日の乱れた睡眠ですこし体が弱ったらしく、体調が若干おかしくなった。幸い週末であるので、月曜日までもう一日ある。この間に休めればきっとよくなることだろう。
今日はゆっくり休めたかといえばそうでもなかった。昨日もらった分を今日中に消化しようと、またまた採点。能率がなかなか上がらず思いの外時間がかかった。大事な商品だからあまりぞんざいに扱うこともできないし、能率が上がらないときはどうしようもない。
4時過ぎに何とか終わって持っていって、帰ってから急に眠くなった。しかし、眠れはしない。どうも不思議だ。
今度こそ本業に戻らなくては。この一週間は採点してばっかりで終わってしまい、ろくに勉強もできなかった。困ったものだ。
そういえば、今日エレベーターが妙に揺れると思ったら、大きな地震があったということでえらいことになっていた。こちらではそんなに揺れなかったが、揺れが長く続いたような気がした。

動き回る一日

2008年06月13日 22時24分17秒 | 一般
朝は睡眠不足でくらくらした頭をなんとか動かして、まず昨日何とかやりとげた採点済答案を運んだ。これはかなり辛かった。その後は昼までしばらく休息の時。実際にはそんなに長い時間ではなかったが、少々の休息にはなった。
昼になってから大学に行った。用事は大まかに2つあって、1つは手がけてきた編集の打ち合わせで、もう1つは国試予備校の人と会って話をすることである。編集のほうは佳境で、もうしばらくしたらできあがりにこぎつけられそうでうれしい。こちらの用事はほぼ問題なく終わった。もう片方は、やや緊張しつつの話であったが、色々な情報が得られたからそう悪くなかった。サンプルももらえたので後で少し見てみよう。
話が終わってからまた帰って、今度は夕方まで再びまどろむ。遅れると困るという緊張感からか、なかなか眠りには落ちず辛い時間を過ごした。
夕方に新しい答案を受け取りに行った。この分は月曜日に持っていくのが時間的に不可能なため、明日中に持っていかなければならず今夜も大変なことになる。まだまだこれからが勝負のようだ。

採点、休み、採点

2008年06月12日 22時25分31秒 | 一般
今日は午前中に残りの採点を片づけるところから始まった。というのも、終わらせないと今日からまた新しいものが加わるからで、どんどん増えていくことになるからである。年をとって根気が続かなくなったのか、はたまた飽きてきたのかは定かではないが、最近は200枚をやりとげるのにも時間がかかるような気がする。なんとなくだが。
なんとか終わらせて、少しまどろんだ後で届けに行って、新しい包みをもらってきた。これは今日中に終わらせておかなくてはならない。今回は締切のせいである。枚数自体はそんなでもないので、多分何とかなるだろうが、今週はなかなか勉強の時間もとれず、何が本職なのかわからなくなりそうだ。

ところで、今日は私にとって特別な意味のある日。それがこのような用事でつぶれてしまうのは何とも残念なことである。

動き回る

2008年06月11日 20時26分52秒 | 一般
今日は朝からやることがたくさんあった。まず、朝一番で健康診断に行った。ほとんど並ぶことなく、15分足らずで終わった。今年はマッチングで健康診断書が必要になることもあり、特に重要である。そのあと、生協で申し込んでいた国家試験の過去問のセットを受け取り、一度帰って採点をやった。200枚の一塊りというのはあまりないのだが、いざやるとかなりのボリュームで手首がとても疲れるという難物である。
途中で模試の包みが届いたとの連絡が入り、もう一度大学に行って梱包を解いて持っていき易いところまでにした。この作業はかなり骨で、量が予想外に多かったというのもあってなかなか大変だった。
その後、帰って採点の続き。首尾よく終わらせることができ、残るは195枚。大して変わらない労力だが、これは明日に回して明日別の答案を受け取る時に引き替えに渡すつもりである。明日も大変そうである。