かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

あわただしい内幕

2008年06月18日 21時53分29秒 | 臨床実習
今日は朝が早かった。今日の総回診の際にプレゼンをすることになっていたのだが、そのうちあわせを始まる前にしようということになっていたからである。そのため、7時半に病院に行った。8時からは症例検討会で、去年も出たが今日はもっぱらカルテを読んでいて、あまり話を聞いていなかった。全然聞いていたわけではないし、多少考えたりはしたものの首座はそこになかった。
9時過ぎに臨床検討会が終わって、総回診。総回診といっても事実上3つのグループが別々に動いているので、その中でのことである。久々のプレゼンで少しつまりながらもなんとかなった。回診といってもまわった患者は全部で3人。昨日手術した人だけだった。
その後、今度は胚移植をやっているところに行って、実際にやっているところを見た。かなり細かい作業をやっていたが、うまく着床して妊娠に至って欲しいものである。色々と丁寧に解説もしてもらえて、見ているこちらとしてはなかなか面白かった。
その後はずっと外来で、昼前は不妊外来、昼休みの後はIVF外来を見た。内診室と診察ブースを行き来するためとてもせわしなく、誰がどのブースというのもないので非常にめまぐるしかった。これは大変である。うまく妊娠して順調と聞かされる患者の顔がとてもうれしそうだったのは印象的だった。欲しくても子供ができないというのはとても辛いことだろう。想像するに難くない。その上でようやく授かったとなれば喜びはいかばかりだろう。順調に育ってくれることを願うのみである。