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国際情勢の分析と予測

地政学・歴史・地理・経済などの切り口から国際情勢を分析・予測。シャンティ・フーラによる記事の引用・転載は禁止。

李克強中国首相が北海道を訪問し高橋知事と対談した理由は何か?

2018年05月13日 | 21世紀の日本の進むべき進路
シリアのアサド大統領がギリシャの日刊紙との5月10日のインタビューで「トランプ大統領が米国を支配しているとは我々は思っていない。我々は、ディープステートがあらゆる米大統領をコントロールしていると考えている。」と米国政治の真実を暴露したのは、もはやディープステートが米国の支配権を失いつつあることを示している。国際金融資本はFRBに命じて短期金利を引き上げ続けており、途上国や米国国内の脆弱な借り手が危機的状況に陥り始めている。これは近未来の巨大な金融バブルの破裂と資本主義の消滅の引き金になる可能性が高い。しかし、国際金融資本に支配されたFRBにはドルの信頼性を維持するために金利を引き上げる以外の方法は残されていないのだ。訪日中の中国・李克強首相と5月10日に会談した安倍首相が「日中は今日、この日をもって協調の時代に入った」と述べたのは、日本と中国、ロシアの三カ国が緊密な秘密同盟を結んでいるという事実を隠蔽するために、米英国際金融資本の思惑通りに対立を演出してきた時代が、国際金融資本の弱体化によって終わったことを宣言しているのでは無いかと想像する。また、李克強首相が5月10日に北海道を訪れて高橋知事と会談した真の目的は、北海道が今後アイヌ人を主権者とする政治主体に移行する予定であり、国内に多くの少数民族自治区を抱える中国でも同様の自治権拡大ないし独立を予定していることから情報を交換する目的であったと想像する。沖縄県も北海道と同様に独立する可能性があるが、沖縄県は住民の大部分が先住民であって北海道とは事情が異なる。内モンゴルや満州、青海省などの中国本土に隣接する少数民族地区は多数の中国人の移住によって先住民族が少数派に転落してしまっている点で北海道と類似しているのだ。そして、日本と中国がこのような少数民族の主権や独立志向を容認することで、先住民を虐殺しその土地や資源を奪い取ることで成立してきた米加豪(NZはこれに含めるべきかやや微妙)の英語系白人優位という国家軸を否定することができるのだ。それによって、国際金融資本の世界覇権の原動力となってきた米州・豪州などの新大陸の支配権を英語圏白人からモンゴロイドを中心とする有色人種の手に奪還することができるのだ。ミサイルも戦車も登場していないが、これは大東亜戦争の最終決戦なのだ。 . . . 本文を読む
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