ここ数日中国の反日デモとインドを含むイスラム圏全域での反米デモが激しさを増している。反日デモの始まりは9月11日。そして、エジプトとリビアで反米デモが起こり大使館が襲撃されリビアの米国大使が死亡したのも9月11日である。これは偶然ではあるまい。北アフリカから中近東を経てインド亜大陸、インドネシア、中国に至るユーラシア大陸のリムランドのほぼ全体で米国とその占領地域である日本に対して激しいデモが同時に始まっているのだ。
イスラエルと米国は同一陣営に属するが故に、米国とイスラム圏の対立の深刻化はイスラエルとイスラム圏の対立の深刻化を引き起こす。また、最近南朝鮮は宗主国を米国から中国に変更しており、中国と日本の尖閣での対立の深刻化は竹島問題の深刻化を引き起こす。それを通じてイスラエル・南朝鮮をイスラム・日本との全面戦争に追い込んで滅亡させる反国際資本陣営の最終作戦が始まったのだ。日本と中国の対立は八百長レースである。イスラム系大統領に率いられた現在の米国政府とイスラム圏の対立も同様である。中国から日本人が撤退した後、竹島問題を理由に南朝鮮からも日本人が撤退、日本と中国・南朝鮮との対立が深刻化するが戦争は日本と南朝鮮の間だけで発生する。在留日本人が全員脱出した日本は安心して南朝鮮を攻撃可能だ。イスラム圏からの米国人の撤退の後、米国・イスラエルとイスラム圏の対立が深刻化するが戦争はイスラエルとイスラム圏の間だけで発生する。米国は自国民を全員イスラム圏から脱出させた後に安心して滅亡を表向き傍観(裏では全面的にイスラム陣営を支援)することになるだろう。
このブログを私が開始したのは、2006年の春にイスラエルと南朝鮮が同時に国際政治の舞台で窮地に追い込まれたことから、両国の同時滅亡の陰謀を記事「第二次大戦後体制の終わりと見せしめの生贄になるイスラエル・韓国」で予想したことにある。それから6年半が過ぎた。いよいよ両国の同時滅亡と、正義の大日本帝国の勝利が迫りつつあることを今私は確信している。 . . . 本文を読む
ダイヤモンドヘッドは米軍の管理下にあり、観光客が入り込めるのは限られた地域である。山には多くのトンネルが掘られてジブラルタルの様な要塞になっているという。このことと真珠湾が1941年も今も米軍の基地であることは、米国のハワイ支配は太平洋の中央に浮かぶハワイを軍事基地として存分に利用することが最大の目的であったことを示している。ハワイ王国が米国系市民の反乱で倒され米国に併合されたのは、王制や先住民が軍事利用に障害になることが原因だろう。「戦後史の正体」で孫崎享氏が主張する「米国の日本占領は、米軍が日本に自由に軍事基地を設置できる権利を得ることが目的」との指摘との余りの類似に驚く程だ。ただ、大きな違いがある。ハワイは王制を失い先住民は事実上底辺階層に転落したが、日本は君主制を維持し、国際金融資本に対抗する世界戦争を継続しているのだ。ワイキキではジャルパックやHIS、JTBなどの日系旅行会社が日本語を堂々と表示した専用巡回観光バスを多数運行しており、DFS周辺では歩行者の恐らく8割以上が日本人で事実上日本人にワイキキ中心部は占領されている。更に故石原裕次郎をはじめとして多くの日本人が戦後にハワイに別荘を保有してきたこと、ハワイ州ではハワイ王国が米国に対抗するために日系移民を受け入れた歴史から多数の日系移民が存在する事は、日本政府は意図的にハワイに強い影響力を行使することを狙ってきたと思われる。鳥山明の人気漫画『ドラゴンボール』での「かめはめ波」なる技によって恐らく現在の30代以下の世代の日本人男性は皆「カメハメハ」の名を知っている。これは恐らく、米国の世界覇権崩壊後に可能ならハワイ王国を再興させて日本の衛星国にするという計画の準備のためと思われる。日本政府は1881年にハワイ王を中心とする先住民の苦境に深く同情し、彼の申し出に応えられない日本の国力の弱さを嘆きつつもその後一貫してハワイ先住民のために行動し続けてきたのだと私は想像する。そして、2012年6月1日の国際金融資本の降伏、来年に予想される米国国家予算大幅削減による米軍の劇的な弱体化によってやっと日本の131年間にわたる努力が実を結ぶ日が近づきつつあるのだ。 . . . 本文を読む