これから

先日、私たちにとってとても大切な問題に直面しました。
毎週、沢山のお客様に恵まれ、本当に感謝いっぱいのポパイ。
来店していただいたお客様が、ご不満を持ってお帰りになられたとの報告があり、みんなで深く反省し、今後のことについて話し合いを持ちました。
忙しさにかまけて自分本位の仕事をしてきたことが現れた結果だということ。
日頃のスタッフ間のコミュニケーション不足がここにきて最悪な結果をもたらしたということ。
そんな細かかなコトが蓄積してきた…そしてそれがお客様へ…
お客様からのメールは私たちに、ここで気持ちを新たに引き締めて、これからさらに前に進むためにも、とても大切なものとなりました。
こんな風にメールをしていただいたこと。よほど、気分を害されたです。
それでもこのメールをいただかなかったら、私たちは現状の自分たちに甘んじ、いつまでも同じことを繰り返し、少なからず、同じような思いを、今後もお客様にさせているのかもしれない。そう思うと、このお客様には感謝です。

「仕事とは、自分のためではなく、人のためにすること」
いつもそういう気持ちで、仕事しようと心がけていたつもりでした。
お料理を作るのも、サービスをするのも、パンを作るのも、お野菜を育てるのも、すべては自分以外の誰かのためにすること。どんな仕事も、誰かのためにすることで、自分は生きていける。その仕事が自分の好きなことであれば幸運。
自分の目線で仕事をすると必ずどこかで、こんなことが起こってしまうのかもしれない。今回は本当に自分自身の、仕事への向き合い方、人への向き合い方を省みることができました。

すぐに完璧なお料理とサービスが、こなせるのは難しいけれど。
ポパイに来ていただいたお客様が、ちょっとでもハッピーになって帰っていただけるように…。
これから。みんなでいいポパイを作り上げていきたいと思います。