これぞ正に一刀両断!
「バキッ!」という音が、今にも聞こえてきそうなこの光景。
柳生の里、天石立神社(あまのいわたてじんじゃ)を過ぎたところに鎮座するのが、この一刀石(いっとうせき)。
柳生新陰流の始祖、柳生石舟斎(せきしゅうさい)が剣術の稽古の際、天狗を切り捨てたと思ったところ、天狗の姿はそこになく、あとに残されたのがこの岩であったという伝説の岩。
刀で巨岩を切り捨てるなんて芸当はもちろん不可能ではありますが、ではこの割れ目は一体どうしてできたのか…。
落石?落雷?地震?
うーん、どれも何か違うような気がするのです。
ではやはり…、柳生の剣?