GOOなMONOたち

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天壌無窮(てんじょうむきゅう)

2009年05月31日 18時47分16秒 | トラベルフォト
天壌無窮(てんじょうむきゅう)。

5月の初め、春日大社へ訪れた時のこと。
本殿でのお参りを済ませ、若宮神社(わかみやじんじゃ)へ足を向けると、神楽殿を過ぎたところに、頭が丸穴の不思議な形をした石塔が立っていました。
塔の柱に刻まれた「天壌無窮」の文字。
どんな意味かと見ていると、ちょうどその向こう側に鹿が二頭。
夫婦でしょうか、なんとも仲睦まじげに、おたがいの頭をすり合わせていました。
この場所から見る、この二頭のいる場所は、春日大社のご神体である御蓋山(みかさやま)、つまり神域。
そして、鹿といえば、祭神・武甕槌命(たけみかづちのみこと)をこの地へお運びした神の使い。
偶然でしょうが、印象的なシーンでした。
家に帰り、「天壌無窮」の意味を調べてみると、“天地と共に永遠に続くさま”を表すとのこと。
たしかに、神の山も神の使いも、神話の時代から変わらず今の姿のままでした。

そして、これからも。


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