海辺のねこ

どんな日もかけがえのない一日。

星野道夫さんのこと

2006-08-08 | お知らせ
敬愛する写真家であり・表現者である星野道夫さん。
平成8年8月8日に逝去されてから、10年の月日が経ちました。

アラスカをこよなく愛し、動物や自然を撮り続けた彼の写真は、
とても愛に満ちていて穏やか。

私は写真展に何度か足を運びました。
大きく引き伸ばされた写真の数々からは、写真集で感じたものとは
また違った感動がありました。

今年は各地でイベントや写真展が開催されます。


【写真展情報】
8月から全国巡回型の写真展
『星野道夫メモリアル特別企画 星野道夫展「星のような物語」
約2年をかけて全国を巡回する予定。
現在決まっている会場は下記の通りですが、他にもたくさんの会場で開催される
予定。

〈2006年4月現在の情報〉
・東京 松屋銀座店 2006年8月2日~14日
・大阪 大丸梅田店 2006年8月16日~28日
・福島 中合福島店 2006年10月26日~11月6日
           NHKプロモーションホームページより


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 人生はからくりに満ちている。日々の暮らしの中で、無数の人々と
すれ違いながら、私達は出会うことがない。その根源的な悲しみは、
言いかえれば、人と人とが出会う限りない不思議さに通じている。
 
                   星野道夫『旅をする木』(文芸春秋)

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6 コメント

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邂逅 (omotann)
2006-08-09 05:58:16
私の趣味の一つに写真がありますが、星野道夫さんは知りませんでした。

アサヒカメラを30年以上愛読していたにもかかわらずです。

いみじくも氏が仰っているように「人生はからくりに満ちている。日々の暮らしの中で、無数の人々とすれ違いながら、私達は出会うことがない」んですね。

mariさんがお勧めなら、遅ればせながら是非とも氏の写真展を拝見したいものです。

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「出会い」 (ピーバー)
2006-08-09 13:17:46
人の出会いは本当に

不思議です。



中島みゆきの「糸」は

シンプルな歌詞でそんな

気持ちをうまく表して

いますよね。



「なぜめぐり逢うのかを

 私たちはなにも知らない



 いつめぐり逢うのかを

 私たちはいつも知らない



 どこにいたの 生きてきたの

 遠い空の下 ふたつの物語」



今までの自分の人生はこの人に

逢うための道のりだったんだな、

と、思える瞬間があればそれだけで

しあわせなのでしょうね。
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>邂逅 (mari)
2006-08-10 00:00:05
omotann 様



私も写真は大好きです。

星野道夫さんの存在は私の中で際立っていて、多大な影響を受けました。

彼の写真集と著作に出合ったことで、私の世界観は明らかに変わったと思います。



現在発売中の『アサヒカメラ2006.8月号』に何枚かの写真が掲載されています。

タイトルは“星野道夫メモリアル10年「星野ような物語」”。



アニマ賞、木村伊兵衛賞受賞者で、海外の著名誌「ナショナル・ジオグラフィック」等にも作品を発表されていました。



生前に存じ上げていなかったので、講演会に行かれなかったのが残念でなりません。

(活字にはなっています。)



是非一度、星野さんの世界観を味わって頂きたいです!



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>「出会い」 (mari)
2006-08-10 00:11:10
>今までの自分の人生はこの人に

>逢うための道のりだったんだな、

>と、思える瞬間



本当にそう思える人と出会えたら幸せでしょうね~。

それと同時に、

あの人に出会えたから今の自分がある、

という出会いも幸せ。



たくさんの出会いが重なって、

その「瞬間」を迎えるような気がします。

偶然じゃなくて、全ては必然なのでしょうね。

今まで出会った人々、もの、出来事に感謝!です。



そして新たなる出会いを楽しみに―。
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狭くしていた世間 (omotann)
2006-08-10 06:21:46
会社へ配本してもらい定期購読していた「文藝春秋」「週間朝日」「アサヒカメラ」ほか数冊ですが、退職を機に全てやめてしまいました。

必然的にめっきり読書の機会は減り、なおさら自ら世間を狭くしていました。
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視野 (mari)
2006-08-10 17:34:50
omotann 様



こんにちは。

いつも「てすさび日誌」から、たくさんのことを気付かさせてもらっている私。



私はomotannさんから随分視野を広げて頂いていますよ~。

いつもいつもありがとうございます。



定期購読、たくさんされていたんですね。

凄い!

私の場合は決まっていなくて…。

目(心)に飛び込んできたものを手に取っています。
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