海辺のねこ

どんな日もかけがえのない一日。

11

2011-09-11 | 思い、想う


今年も変わることなく、我が家の庭に所狭しと葉を繁らせ蕾を付けた秋海棠の花。
季節は、迷うことなく忘れることなく巡ってきますね。

東日本大震災から半年。
同時多発テロから10年の月日が流れました。

空に還られた方々の御霊が安らかでありますように。
ご遺族・被災された方々の心の痛みの和らぐ時間が、少しでも多くありますように。
と、願うばかりです。

心温かく安心して暮らせる世界であるよう、ひとりひとりの意識が改めて大切だと感じた2011年9月11日。
人間も大切なものが何なのか、迷うことなく忘れることなく時を過ごしていきたいものですね。



明日は中秋の名月です。
今年も空を見上げましょう。
世界中と繋がっている空を―。
同じように夜空を見上げているであろう、遠くの誰かを思いながら。



美しく輝く月の光が、どうぞ優しく地球を包み込みますように。

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2 コメント

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お月様にお願い (suzie)
2011-09-12 07:32:20
10年。過ぎてみるとあっという間でした。
911は忘れてはならない悲劇ですが、その後泥沼化したイラク戦争も忘れてはならないと思います。
神や正義を建前にして、結局はそれぞれの国民の多くが犠牲になっただけ。
憎しみより平和を。今夜の月に祈ります。
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信じて祈る (mari)
2011-09-14 07:02:08
suzieさま
あっという間の10年でしたね。
10年の間に、私たちは「平和」への道を一歩でも前に進んでこれたのでしょうか。

911の直前、アフガンで「バンジシールの獅子」と呼ばれていたマスードが暗殺されたことを知りました。
何かが始まる、と衝撃が走りました。
そして、テロ。

池澤夏樹・文、本橋成一・写真『イラクの小さな橋を渡って』という本があります。
「あとがき」にはこう記されています。
****************
世界中どこでも人がすることに変わりはない。自分と家族と隣人たちが安楽に暮らせるように地道に努力すること。それ以外に何があるか。
 まだ戦争は回避できるとぼくは思っている。

二〇〇二年十二月 クリスマスの朝 沖縄 池澤夏樹
***********7****

出版されてすぐに読んだこの文章にどれだけ心から共感したか。
最後の一文を願ったか。
それなのにイラク戦争は始まってしまいましたね…。
先月末にはアルカイダのナンバー2が、無人機の攻撃で死亡したといいます。
無人機って・・・。

人間は一体どこに向かっているのでしょう。

12日、中秋の名月を友人と愛でながら手を合わせました。
十六夜の月は、母と一緒に。

suzieさんも祈られたのですね。
何て心強いのでしょう!
「憎しみより平和を」、あきらめちゃいけないですね。
誰もが笑顔になれる世界が、きっと訪れることを信じています。
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