「第41回 めるへん児島 家庭教育学級」に行ってきました。
今回は「フリーアナウンサー森田恵子さんと素敵な時間を」ということで、
森田さんの講演と参加者とのトーク、朗読がありました。
何度か参加させて頂いている「めるへん児島」さんの「家庭教育学級」。
今回の内容をご紹介頂いた数ヶ月前から、必ず行くぞ!と決めていました。
何しろ、サンベスガール時代から拝聴していた大好きなお声ですもの。
声のトーンを変えたり、緩急をつけたり。
笑いあり、涙する方あり、そして頷くこと多々あり。
身振り手振りを交えての熱のこもった講演会でした。
今回、とても心に残ったこと―。
それは「聴く力」がとても重要だということです。
“話す側よりも聴いている側が話をリードする”
実際、事前にどんな話をしようかと構想を練っておられたそうですが、
私たち聴衆の雰囲気で、考えていらっしゃったお話とは違うお話をされたそうです。
なるほどなぁ。
コミュニケーションを円滑にするには、聴き手の姿勢が重要ということを肝に銘じて。
これからの生活に役立てたいと思います。
それにしても圧巻だったのは、最後の朗読でした。
ご本人が思い入れのある絵本だと紹介された、
『風切る翼』木村裕一・作 黒田征太郎・絵(講談社)
言葉を、伝えるということを生業にし、
良きにつけ悪しきにつけ「言葉の力」というものを熟知しておられる方が、
講演を締め括るのに選ばれた作品。
とても心に沁み入りました。
朗読し始めてから一気に会場が静まり返り―。
聴衆のみなさんの集中度が、素晴らしさを物語っていました。
山本周五郎作品を朗読する森田さんの姿を存じ上げていますが、
また違った力で惹き込まれた気がします。
本当に素晴らしい時間をありがとうございました。
これからもずっとずっと応援しています。
めるへん児島さん、
この度も素敵な企画をどうもありがとうございました。
とても有意義な時間を過ごさせて頂きました。
あの空間・時間を共有した皆さまにも感謝です。
いつも楽しい企画をご紹介くださる森貞さん。
お疲れさまでした。
今後の活動も期待しております。
Nちゃん、ご一緒してくれてありがとう。
【追記】
帰宅してから、朗読された作品について調べてみました。
2001年9月11日に起こった衝撃的な出来事、アメリカ同時多発テロ。
「いのち」のことをかき続ける木村裕一氏と黒田征太郎氏が、
一年後の2002年9月11日出版にこだわって作った絵本だと知りました。
感じ入る作品です。
ご存知ない方は、ぜひご一読を。