怒り
2017-10-02 | 映画
八王子で起きた凄惨(せいさん)な殺人事件の現場には「怒」の血文字が残され、
事件から1年が経過しても未解決のままだった。
洋平(渡辺謙)と娘の愛子(宮崎あおい)が暮らす千葉の漁港で田代(松山ケンイチ)と
名乗る青年が働き始め、やがて彼は愛子と恋仲になる。
洋平は娘の幸せを願うも前歴不詳の田代の素性に不安を抱いていた折り、
ニュースで報じられる八王子の殺人事件の続報に目が留まり…。
(Yahoo!映画あらすじより)
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吉田さんの原作を読まないまま、キャストの良さに魅かれて珍しく映画の方を
先に観てしまいました。
・・・が。
うん、きっとやっぱり本を読むべきだったね
ベテラン俳優たちのおかげで、映画としてはこれはこれで良かったけど
読書でしか得られない切ない感じとか、犯人は誰なのかハラハラする感じとか
当事者達の心の闇とか、そういう重みってどうしたって2時間のスクリーンだけで
表現するのは難しいんでしょうね。
それにしても清純派の広瀬すずちゃん、すごいハードなシーンに頑張ったね。
可愛いだけじゃない、すごく女優魂のある子なんだなーと感動しました。
後味の悪い映画でしたが、原作がそうなんだろうから、仕方ないよね
ハッピーでキラキラしてるばかりが映画じゃない。
なんたって、近日中に文則くんの「去年の冬、きみと別れ」が映画になるくらいですからね、
怖いよね。笑
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