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ポケモンGO

2017年12月02日 | 社会派らぼ
11月24日から26日まで、鳥取砂丘で「ポケモンGO」のイベントが開催されたそうです。普段日本ではなかなか出現しないレアキャラクターが鳥取砂丘に出現する…とのふれ込みで、3日間の参加者は延べ9万人近くに達したと言います。これに関わる経済効果が約18億円と発表されていますから、恐るべしポケモンです。

観光消費額が13億円、PR効果5億円。前年同期と比べ、JRは65%増、高速バスは99%増、航空便15%増。国体などが生み出す金額に比べると、規模は小さいものの、主催した鳥取県としては「美味しい」話。今後、全国の観光地などが同様のイベントを招く可能性は大きいかと思います。

同時に、交通渋滞や迷惑駐車など、現地は大分混乱した模様で、反省点も多くあげられています。中でも砂丘内オアシスは砂丘固有種であるハンミョウの生息地であり、人が踏み入る事で死滅する可能性がある…とのアナウンスが、訪れた人たちにどれだけ伝わっていたかは不明です。鳥取砂丘では「スナホ・ゲーム解放区宣言」と称して1.熱中症や事故・ケガに注意 2.砂丘の生き物や他の人に迷惑をかけない 3.景色や昆虫、植物を楽しもう と呼び掛けていたようですし、パンフレットにも印刷はされていたようですが、実際のイベント時の砂丘の写真を見る限り、無節操に多くの人に踏み荒らされているかに感じました。

位置情報ゲームはコロプラや国盗りの名を上げるまでもなく、人々を異様に高揚させ、思わぬ過熱を呼びます。具体的な事故や迷惑行為という意味ばかりでなく、思いのほか金銭をつぎ込んでしまうなどの事例も多く聞きます。それこそ大きな「経済効果」が上がるようです。

ポケモンと言えば、「ポケストップ」と呼ばれる場所があって、そこではポケモン捕獲のためのアイテムなどが手に入れられたり周辺にポケモンが出現し易くなっています。ただ、このポケストップは都市部にはたくさんあるものの、郊外には数が少なく、地域格差があると問題にしている人も多くいるようです。これに抗議して、14歳の少年がゲームを作成しました。Shane Brunswick君という少年は、郊外のように「ポッポ」(どこにでも出現する)と「アップデートは近日予定」というゲーム会社のロゴしか出て来ない2-Dのゲームを発表しました。ボールをマウスのクリックでジャンプさせながら、ポッポを捕まえロゴマークを避けるゲームだそうです。彼は、郊外でもポケモンをもっと楽しみたい…という思いを込めて、まるで郊外のポケモンゲームを風刺するかのようなゲームを作成したようなのですが、このゲームを作るためにわざわざJavaScriptを学習したのだそうです。

たかがゲーム、されどゲーム。たかがポケモン、されどポケモン。ゲームを楽しむのも良し。それでもっと自分の周囲に目を向けて行く事が上手にできるか否か。ゲーマーの質が問われるところなのかも知れません。

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