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2023年06月13日 | 社会派らぼ
アマゾンのジャングルで墜落した小型機に乗っていた4人の子どもが、40日ぶりに救出されたというニュースが世界中を驚かせました。1歳から13歳までの4人のきょうだいは、草や枝でシェルターを作り、毒のない果物や昆虫などを調達して飢えをしのいだということです。報道によると、このきょうだいはアマゾンの先住民「ウイトト族」の子ども達で、幼い頃から家庭でジャングルで生きる知識を教えられ、身に付けていたのだと言います。病院に収容された子どもたちは、順調に回復しているようです。

言うまでもなく、これが文明国の子ども達であれば、ジャングルの中で生き延びる知恵も知識も持ち合わせていなかったはずです。ただ、残念ながらこうしたニュースを目にしても、受験勉強はいい加減にして、自然の中で生き抜く知恵を学びましょう…とはなりません。アマゾンのジャングル上で乗っていた飛行機が墜落し、密林の中に放り出されるという設定が、私たちの日常の中ではあり得ない事ですから、そんな必要は微塵もなくて当然です。

人類は、様々な発見をし、発明をして、今の文明を手に入れました。科学は夢だとされていたあらゆる事を現実のものにしてきました。それが他の動物と異なり、唯一人類だけなし得た進化でもあります。が、その人類はあろう事か、互いを攻め合い、殺し合い、生き延びる知恵も何もあったものではありません。

今回の子ども4人と死亡した母親らは、左翼ゲリラ、コロンビア革命軍の残党から脅迫を受けて居住地を離れていた父親と合流するために、小型機で移動中、エンジンの故障で事故に遭ったと言います。人間というのはよほど愚かな生き物なんですね。

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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2023-06-17 18:28:51
都会のジャングルに生きるのも罠がいっぱいでたいへんです😢
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確かに… (らぼ)
2023-06-18 20:43:16
「生きる」術を会得しておかなければならないのでしょうね。
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