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信じる

2019年10月03日 | 社会派らぼ
10月から消費税が10%に上がりました。…が、再三報じられている通り、トテモややこしいのです。増税はどうしても、高所得者層より低所得者層への負担が大きくなるため「生活必需品(日々の生活で幅広い消費者が消費・利活用しているもの)に係る税負担を軽減する」目的で、一部の商品には8%の軽減税率が適用されます。何度も報じられていますが、コンビニ弁当も持ち帰る場合は8%、店内イートインコーナーで飲食する場合は10%。屋台の軽食は8%、フードコートでは10%。出前は8%、店内で飲食すれば10%。

これを更にややこしくしているのが、キャッシュレス決済によるポイント還元制度。来年6月までの期間限定で、キャッシュレス決済すると5%または2%が還元されます。事前登録が必要なものもあれば、何もしないでも良いものもあります。QRコード決済サービスも何種類も林立しており、通用する店舗もそれぞれに異なっており、なかなか複雑です。キャッシュレス元年などとも呼ばれている通り、長く現金払い主義と言われてきた日本でも、キャッシュレスを推し進めようというのが、目論見のようです。

世の中は便利になりました。…が、その便利さの恩恵に預かるには、仕組みが複雑になり過ぎている感があります。メールやSMSなど、便利な通信手段が生活の中に浸透して来ていますが、同時にそうした入口を詐欺に悪用する手口も後を絶ちません。勿論、増加の一途をたどっています。手間を省きたい、人件費を節約する…合理的な考え方なのですが、多分その裏で犯罪は確実に増えて、被害額は膨れ上がっていきます。

大手の本物の会社を名乗るメールやSMSが普通に舞い込んできます。どれが本物でどれが偽物か(全部偽物?)見分ける事は、なかなか難しくなりつつあります。逆を言えば、会社側はどのような形で顧客と連絡を取れば良いのか、信用面、セキュリティ面から悩むところかと思われます。自宅を訪問してきても、偽社員なのではないか?という懸念は消えません。制服を着ているとか、身分証を携帯しているとか、そういった事でさえ、簡単に偽装することができる世の中です。

人と人が対面しなければ事が進まなかったその昔にも、騙した騙されたという話はあったはずですが、それは信じていた相手に裏切られるといった場合でした。今の世の中は、相手が本物かどうかがわからない時代になっています。現金も然り…で、クリック一つで多額のお金が動く時代になりました。そうした事がより進み、詐欺まがいの事がその裏にはびこる時代…が、「正しい未来」なのか、疑念は消えはしません。「信じる」とは、何なのでしょうか。

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