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スマホ

2015年11月20日 | 雑談
国内の携帯端末メーカーは、いわゆる「ガラケー」の生産を2017年以降、中止すると発表しています。つまり近い将来、「ガラケー」を購入しようとしても購入できなくなってしまいます。スマホの普及が進んだことにより、各メーカーにとってはガラケーの開発が重荷となっているようで、以降はガラホにしていく…との事です。中高齢世代では、まだまだ「ガラケー」は根強い人気があり、当面「スマホ」に変更する事を焦っている方々ばかりには見えません。むしろ、「スマホ」なんて使いこなせない…という風に言われます。

但し、個人的にな感想を言わせてもらえれば、高齢者にとっても、「スマホ」の操作性は、「ガラケー」のそれよりもかなり上だと思います。実際に、操作を何も知らない高齢者に触らせてみたところ、ガラケーよりもスマホの方が、感覚的に操作ができる分、とっつきが良いようでした。ガラケーの場合は、操作をするのに「下へ」「下へ」「下へ」「決定」などの操作を一つひとつ聞かなければ分からないのに、スマホは持たせて、少しやり方を見せるだけで、すぐに操作をし始めました。スマホの操作性は、直感的なので、高齢者にも分かりやすいのだと思います。

ところが、巷の声は「スマホなんてトテモ…」といった、否定的な声になってしまっています。勿論、スマホをスイスイ使いこなされている方もたくさんお見かけしますし、スマホに変えるのを心待ちにされている方もいらっしゃいます。では、前述のスマホに二の足を踏んでおられる方々は、スマホの何がネックなのでしょうか。一つには料金。これまでガラケーで、電話とメールくらいしかしていないという方々にとっては、月々の携帯料金が、跳ね上がる事が予測されます。

次に、圧倒的に多いのが「いや、お母さん(お父さん)には、使いこなせないって」と、子どもさんに言われているというものです。お子さん世代は、なぜお母さんやお父さんには、そうした機材が使いこなせるはずがない…と思いこまれるのでしょうか。ITの世界は、特段敷居が高いわけではありません。従来の掃除機や洗濯機に比べて、特別スマホだけが難しいという理由は何もない…と私は思います。子ども世代は、総じて「親はそういう事に疎い」という既成概念を持ちすぎています。言い換えると、自分たちはそれらの機材をある程度使いこなせており、それはヤハリちょっとした技術だとそう思っておられるという事なのでしょうか。如何にも賢明な忠告ですという顔で、「使いこなせないって」と断言されると、親世代は、それを押してスマホを持つ理由が無くなります。そしてそれは恐らく人が勝手に作り出しているハードルのような気がします。

台湾では、日本のそれに比べ、シニア世代のスマホ使用率が圧倒的に高いと聞きます。その理由は、子ども世代とLineやFacebookで繋がる事…だとか。最近の風潮では、若い世代はともかく誰しもがFacebookを開設して、今日は誰々と食事をしたとか、今日はどこそこへ行って来たとか、こまめに書き入れる習慣があります。親世代は、そうした子どものSNSを閲覧すために、スマホを習得するのだと分析されていました。日本の若者たちは、無意識に親世代からの監視の目を摘んでいるのでしょうか…? それとも何かと尋ねられ、一々教えるのが面倒だと考えてしまうのでしょうか…? いずれにしても、若い人達が思っておられるほど、シニア世代がスマホ操作に疎いわけではありません。一番の相談相手は、子どもさん世代なのでしょうけれど、「絶対に使いこなせないって」と言われる言葉は、半分に聞いてみましょう。若い世代の方は、お母さん・お父さんの興味の芽を摘まないであげてください(笑)。


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