２つの幸せ

幸せには2種類あるのかなぁと思います。広義の幸せと狭義の幸せ？　そんな大層な分類をしなくても幸せ１と幸せ２。追い求める幸せとあることに感謝する幸せ。

身の丈にあった毎日に感謝したいと思います。昨日と変わらぬ朝が明けてくることに感謝。仕事ができることに感謝。出逢った人達に感謝。一日が無事に過ぎたことに感謝。多くを求めず、与えられているものに静かに感謝したいと思います。これはこれで確かな幸せだと感じます。

一方で、それだけでは物足りぬ自分がいたりします。昨日までの自分とは違う自分でありたいと願うことがあります。大きな目標を追いかけていく醍醐味というのがあります。この場合の「幸せ」は手にするものではないと思ったりします。手にした瞬間に幸せの色は「青」ではなくなるからです。求める過程そのものが多分幸せなのではないでしょうか。その過程はおそらく「苦しみ」であったりするのですが、それこそが多分幸せの本当の形だと思います。

マリナーズのイチロー選手が6年連続シーズン200安打を達成しました。「何回やっても強い自分にはなれていない。むしろ弱さしか見えてこない」日々は「いつも重圧しかない」けれど、彼は次シーズンも黙々とバットを振るのでしょう。おめでとうございます（もっと厳粛な気分ですが）。

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