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その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

DVD観賞記(23)

2013年11月13日 | 映画・DVD

 先週の日曜日、大館市のH高校で英検の試験があり、第2お嬢が3級にトライ。大館に着くまで、今までに経験がないぐらいことごとく信号につかまりました。黄色でムリしなかったのもあるんですけど。青森の人は黄色で停まろうものならクラクションを鳴らすらしいですが、そんなところにも県民性が出てますね。どうしても縁起が悪いととらえがちですが、本人の採点では合格点だった模様。私の方は、待ち時間で卓球に行ったんですが、1時間弱しかできなかったことに不満が。

 さて、映画のレビューに移りましょう。
The Artist 2011/フランス・・・白黒&サイレントのラブストーリー。第84回アカデミー賞最多5部門受賞、第64回カンヌ国際映画祭男優賞受賞作品なんですが、正直申しますとさっぱり分からず、途中で観るのをやめました。何がどうなってるのか、ちんぷんかんぷんでした。

ホテル・ルワンダ・・・1994年アフリカのルワンダでツチ族とフツ族の民族対立から、100万人もの大量虐殺事件が発生。国連や欧米が手を拱いているうちに、ホテルに避難した1,200人の命をたった1人で救ったホテル支配人の実話に基づいた物語。これはいわゆるジェノサイドでしょう。大ナタでトラックに襲い掛かるシーンがおぞましかったです。警察や軍隊は賄賂でしか動かないし。いざという時には、札束は意味ないですね。今の中国をみてると、来るべき時が来たなという感じですかね。農民一揆に対してジェノサイドが行なわれそうな予感がしますもの。

レイ・・・“ソウルの神様”レイ・チャールズを内面から捉えた伝記。ジェイミー・フォックスは、レイが乗り移ったかのような鬼気迫る演技でした。ヘロインと女に溺れていったのは、ヒットメーカーならではの苦悩の他に、弟の溺死のトラウマ、盲目という障害、人種差別からでしょう。黒人はバスの席が隔離されていた映像がありましたが、35年前ですら私がLAで1人バスの後ろに乗っていると、黒人の少年ら(おそらくUCLAの学生)がカードやらないかと誘ってきました。おそらくバス後方は黒人しか乗らない座席だったと思われます。おまけに、怖いもの知らずでダウンタウンも1人で歩いてましたね。話を戻しますと、神聖なゴスペルに低俗な歌詞をつけるな、といちゃもんがつくもののゴスペルとR&Bの融合に成功。破滅しなかったのは、厳しい母の躾のおかげかなと。

Ray Charles - Ellie, My Love〔いとしのエリーカヴァー〕