ＤＶＤ鑑賞記２

　今回見たＤＶＤ～“P.S. I LOVE YOU”“GREEN ZONE”“おとうと”の３本。


　P.S. I LOVE YOU～同じタイトルのビートルズの♪がありましたが、こちらは映画。夫が脳腫瘍で亡くなった後、残された妻を導くように手紙が送り続けられますが、実は送り主は手紙を託された母親。それを期に、靴のデザイナーとしての再生を果たすというストーリー。心の内面の葛藤がよく描かれていますが、反面まどろっこしい展開でいらいらさせられます。なので時々出てくるセクシー映像だけが楽しみとなってきます。S&TC を彷彿とさせる女３人旅も、映像が間延びしているように感じました。

　GREEN ZONE～バグダッドの米軍駐留のわずか１０km²の安全地帯のことを、グリーン・ゾーンというそうです。ノンフィクションなのでこれが真実ではないのですが、想定内のことが映像化されたという印象が強く、目新しいものはなかったですね。ですが主演の Matt Damon の迫真の演技とか、スペインで撮られたという映像はすごかったです。オープンカーならぬオープンヘリで、腰掛けた状態で舞い上がるってことは実際あるんですかね？軍隊は昔も今も命令や上官が絶対で、特に一兵卒なんかには思考することは許されない世界なんだな、と認識を新たにした次第です。

　おとうと～鶴瓶みたいな“おとうと”は、近い遠いをひっくるめて親戚を見渡しますと、どこの家（の親戚）にも１人はいそうな人物だと思います。酒で失敗する人は多いですが、私みたいに豹変する前に寝てしまう輩も、これはこれでやっかいだそうです。この映画のすごいところは、目をそむけたくなるとかふれたくない話を映像化した点でしょう。具体的に言いますと、無作法な所作とか金の無心、出戻り（蒼井優）、ホスピス、胃瘻（いろう）等々。臨終間際の鶴瓶は、寝ないで食べないで役作りしたんでしょうね。それだけ壮絶でした。胃瘻に焼酎を入れるシーンでは、普通匂いで焼酎と気づくと思いますけど。吉永小百合に関しては、薬局の白衣が妙に似合ってましたが、大阪弁がこれほど似合わない女優も他にいないのでは。それとナチュラルっぽいメイクはいいんですが、見慣れてないせいかバッチリメイクは似合ってないように感じました。

フリーター、家を買う。最終話

「フリーター、家を買う。」最終話は、１５分延長の拡大版だけあり、とても感動しました。これまで暗い話が多かっただけに、最終回で一挙にハッピーエンドが盛り込まれましたね。それにしても大友康平ははまり役でした。とても演技とは思えません。ニノも今回ばかりは霞んでみえました。浅野温子と坂口良子も、難しい役どころをこなすあたりはさすがです。
【ハッピーエンドの逸話】
・母親（浅野温子）の笑顔
・引越し
・祈願の就職
・恋愛（香里奈との）の成就
・あかりと哲平の和解
・亜矢子（井川遥）の姑と夫との和解
・父親（竹中直人）と大悦社長（大友康平）の心温まる初面会
・母のうつ病の原因となった隣人（坂口良子）の息子との問題解決の兆し
・ハローワークの担当（児嶋一哉）との親交の継続
・精神科医との前向きなやり取り

ドラマとはいえ、家族のあり方、近隣や会社での人との付き合い、人生設計など学ぶことが多かったです。親の立場での、言葉にすれば逆のことを言ってたり、喜びをうまく表現できないというのは十分理解できました。

ヤマケイ１月号

　書店にはいつもの３～４倍の雑誌が山積みされておりました。それというのも１月号には、「山の便利帳」が付録になっているからです。従いまして、価格も通常1,000円のところ1,200円とちょっと高いです。おそらく冬は売り上げが落ちるからではないでしょうか。冬山登山とかＢＣ（バック・カントリー）をやってる人は、無雪期に比べたらかなり少ないはずです。付録をつける時期をずらしてほしい、という読者の声もありましたがまず無理でしょうね。

　１月号は総集編という主旨もあってか、冬山の紙面が少なかったですね。なんでも第３次登山ブームが到来してるんだとか。牽引役となってる山が富士山と高尾山ですが、その富士山に火山灰が降り積もっているというのは、気になるニュースです。私は昔冬山でえらい目に遭ったのがトラウマになっているので、冬は雑誌を見たり脳内バーチャル登山をして、ひたすら春を待つのみです。

シュレック

　折りしもシュレック・フォーエバーが上映されてますが、子どもらと１～３のＤＶＤを懐かしく観なおしてみました。秋田ネタですが、にかほ市の象潟漁港で16日、緑色がかったハタハタの雄が水揚げされたとのこと。シュレックの生まれ変わりじゃないでしょうね。クニマス以上に驚きですよ。

　話を映画に戻しますと、パクリと言いますかパロディなんでしょうけど、歴代のお伽噺の主人公たちの登場、そしてストーリーもそれに類似したもの。お山の看板の“FAR FAR AWAY”だって“HOLLYWOOD”を捩ったものでしょ。白雪姫、シンデレラ、眠り姫に“バー毒リンゴ”、３に至ってはハリポタもどきまで登場します。そんな中でチャーミング王子のキモさとクッキーマンのかわいさは群を抜いていました。クッキーマンが登場するたび、子どもらは雄叫び。そんなごった煮みたいな映画ですが、底にはほのぼのとした温かいものがあるので癒されるんじゃないでしょうか。

　ドンキーのマシンガントークには、エディマーフィーがぴったりでしたし、口や歯まで似ているような気がしました。日本語吹き替えですと、シュレックが浜田雅功の大阪弁、フィオナ姫が藤原紀香。どちらの声も好きじゃないのですが、かといって字幕もうっとうしいので吹き替えで観てました。吹き替えで好きなのは、テレ朝の「お願い！ランキングＧＯＬＤ」「お願いピンク」の松尾由美子アナ。地声は低いのに、全く違う声を出せるというのはレベルが高いです。お願い戦士達でアニメを作ってほしいぐらいです。

　最後にＣＧに触れておきましょう。特典映像を観ますとジブリとは対極にあるような気がしました。単純に考えてもテクノロジーが進化するとレンダリングの速度が上がり、仕事が早く片付くわけですよ。特に髪の毛は１と３を比べると雲泥の差です。群集の服や風景の細部までも精細に描写できるようになったのは、ＨＰ（ヒューレットパッカード）とＡＭＤ社の協力があってこそと言っても過言じゃないでしょう。

スープ＆スープごはん

　先日スマステで紹介されてて、美味しそうだったので買ってみました。期間限定品で陳列棚も狭いので、売り切れてる場合もあります。冬なのでカップスープコーナーにも豆腐チゲや豚カルビなど、辛いモノや鍋系が増えてきましたね。


【牛カルビクッパ風スープごはん】３３１kcal
ゼリー状のスープがチンすると溶け出します。チンした後だと見るにたえませんね。辛さはほどよくスープにコクがあります。カルビもよく加工されてあります。ご飯は少ないので、ご自宅で余ったのを足すといいでしょう。でも足しすぎるとスープが薄まりますので、ほどほどに。


【いろいろ野菜の鶏塩ちゃんこ鍋】１３０kcal
こちらにはご飯は入ってないので低カロリーです。スープだけですが、ご飯と一緒に食べたくなります。


　価格はどちらも３９８円。ちょうど割引のキャンペーン期間中だったのですが、購入した店では割引なしでした。２個で６０円引きだと、ガソリンに換算したら２円引きで３０ℓですよ。足並み揃えられないんだったら、キャンペーン打つなっちゅうの！！