その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

よいお年を!

2013年12月31日 | 雑記

 青森からホタテが送られてきました。氷の下のも数えると、30枚以上入ってました。お隣へもお裾分けと考えてましたら、逆にそのお隣から北海道産ホタテが。宮城からは蒲鉾。岩手からは、天日干しシャケとわかめ。東京からのゴディバアイスも美味しかったですね。お歳暮で土地の名産品をいただくってのは、ホントにありがたいことで感謝に堪えません。

 12月後半は、バタバタしてましてブログの更新が滞ってしまいました。記事にしようと思ってた「THE MANZAI 2013」ウーマンラッシュアワー、すごかったですね。ただし、村本が相方の中川をけなす(ネタは自分だけが書いてると)のはよくないですねー。ビッグダディ完結編も観ました。完結編は美奈子抜きでしたが、自然体で未来に向けて前向きな姿勢もみれ、とてもいい完結編だったと思います。2人とも年をとり、いい意味で大人になり違う目線でみれるようになかったからだと思います。将来的には2人でラーメン屋を開業しそうです。佳美の「薄っぺらかったなーアンタの本」にも苦笑。私のブログにもそっくり当てはまるような気がします。

 振り返りますと2013年は、特に山に関しては近年になく充実した年になりました。わりと行き当たりバッタリで行動してますので、来年がどういう年になるかは想像もつきませんが、年も年ですのでムリだけはしないでおこうと思います。どうぞ2014年もご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。
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『夢に見た娑婆』

2013年12月26日 | 本・雑誌
 主人公の縮尻(しくじり)鏡三郎とは拝郷鏡三郎のあだ名であり、シリーズ化されてます。飼鳥屋(鳥問屋)を職業としていた新三郎が、3年3ヶ月を過ごした寄場(監獄)から出てくるところから話はスタートします。鷹は1日にスズメ10羽、ハト3羽を食べるそうで、鷹100羽で年間50万羽も必要になるんだそうです。その鷹匠にスズメとハトを納める仲買人が飼鳥屋というわけです。この摩訶不思議な職業の飼鳥屋にからんで、物語が進行していきます。イノシシやシカを扱うももんじ屋というのも出てきましたね。実際鳥を取る人は“いさし”と呼ばれ、いさしの吉兵衛との間で諍いがあり、新三郎は寄場送りとなったわけです。吉兵衛は鼻持ちならないヤツで、ずっと一泡ふかせてくれと祈りつつ読んでましたが、最後に捕まり遠島になるようでした。ですがどうもすっきりしない結末ですね。

 色んな事件が起こるんですが、その中で播磨屋別家が襲われたのがありました。御用船に50両しかなかったというのも腑に落ちませんし、播磨屋別家にしたって本家とはいえ、早朝から3千両もの大金を予告もなしに借りていくことがあろうかと訝しみました。そのため50両しかないのに、両替商が店を開けてるのもおかしい訳ですよ。

 敵(仇)討ちの逸話も面白かったですが、身分によっては「斬り捨てご免」とはいきませんでした。また江戸時代は、眼病者が多く、目の不自由な人には手厚かったようです。火事も多く、振袖火事(明暦3年1657年)と称される明暦の大火と、天和(てんな)2年1683年に起こった八百屋お七の火事(天和の大火)は有名です。

【漢字】
腎虚(じんきょ)・・・漢方で、虚弱体質・精力減退に類する症状。

東雲(しののめ)

鵺(ぬえ)・・・日本で伝承される妖怪あるいは物の怪。トラツグミの説も。

糊口(ここう)を凌(しの)ぐ・・・貧しい暮らしをする。

眦(まなじり)を決する・・・目を大きく見開く。怒ったり、決意したりするさま。

霞を食う・・・《仙人は霞を食って生きているといわれるところから》浮世離れして、収入もなしに暮らすことのたとえ。

袖搦(そでがらみ)・・・江戸時代に使用された長柄の捕り物道具。

鳩首(きゅうしゅ)・・・人々が寄り集まって、額をつきあわせて相談すること。

お為ごかし・・・表面は人のためにするように見せかけて、実は自分の利益を図ること。
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来年の手帳&カレンダーなっしー♪

2013年12月19日 | その他

 皆さん、ぼちぼち来年の手帳やカレンダーを準備されてることと思います。私は職場で支給されたものを使いますので買うことはしないんですが、ウチの親父が毎日日記をつけてますので、プレゼントすることにしました。色んな手帳が並んでる中から、高橋書店のA5サイズのNO,89を選択。A5サイズは手帳としては大きくもなく小さくもない、ちょうどいいサイズですね。1ページに2日分書ける日記調で、価格は税込み1,659円。レジに向おうとしたら、先ほど挨拶した知り合いがカウンターにいるではないですか!? 知り合いと言っても、挨拶をかわす程度の顔見知りなので、後ろに並ぶのは気まずく再び手帳を物色してたんですよ。そしたら、NOLTY というブランドの手触りがよく、同じくA5で1ページに2日分書ける手帳を発見。価格も105円安い1,554円。おおげさですが、何が幸いするか分かりませんね。
NOLTY とは、旧能率手帳が生まれ変ったもので、
New style
Original
Life Time
Your will
の頭文字からとったんだそうです。なにやらこじつけがましくないですか!? 後づけなのはミエミエですよ。それと漢字四文字で「高橋手帳」と被りたくないからでしょ。

カレンダーは、カミサンが「ふなっしー」のを買ってたなっしー♪
そんでもって、指人形も買ってたなっしー♪ カワイイなっしーww


 手帳は、鷹巣のいとくで買いましたが、向かいのトヨタに本屋が併設されてました。でも「いとくの本屋」はつぶれないと思いますよ。なにしろ、本屋でありながらいとくのポイントがつきますからね。
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内陸線資料館ジオラマ

2013年12月18日 | その他
    
 『阿仁合駅の一日』と題した内陸線のジオラマが、阿仁合駅隣の内陸線資料館に展示されてます。鉄道学校として有名な私立岩倉高等学校の鉄道模型部員1、2年生35人が、3ヶ月かけて製作した力作です。スケールは、Nゲージと呼ばれる150分の1。車輌だけではなく、人物や阿仁川、杉までもが忠実に再現されてます。

【内陸線資料館】
秋田県北秋田市阿仁銀山字下新町41-1
0186-82-3231
無休
入場無料
am10時~pm4時

PS;博多発ローカルアイドル橋本環奈の“天使すぎる”という表現はどうかと思います。千人に一人の逸材だそうですが。。
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親鸞激動篇(下)

2013年12月17日 | 本・雑誌
  上巻であれだけ大活躍だった外道院の消息が、一切語られてないのが驚きでした。風の便りで聞こえてきてもよさそうなものですけど。上巻に比べて若干宗教色が強く、面白い挿話は「黒念仏」ぐらいでした。新潟から茨城、そして飢饉を期に妻は新潟へ戻り、親鸞自身は家族と別れて60歳を過ぎて京都へ。常に迷っていて、「念仏とはなんぞや」との問いに明解な答えを出せないもどかしさは、読んでて一番感じたことでした。大方、人がよく上から目線がなく弱い親鸞に写るんではないでしょうか? 本文中にも解説がありましたが、南無とは「おまかせします。心から信じて帰依いたします」阿弥陀仏は阿弥陀如来のことで「すべてを信じておまかせします」ということです。念仏は現世では何の役にも立たぬとか現世は仮の世界?という批判もありました。浄土往生(死後地獄へ落ちることなく浄土へ往生する)こそが念仏の功徳だとすると、それこそが生きる上での道標であろうと解釈しました。それとも目に見えないものを見ようとしたり、信じようとするためにムリがあるのでしょうか?私も通夜で念仏を口ずさむことがありますが、あくまで死者を送るためのもので、自分自身のことではないのでその辺のことが理解に苦しみますね。
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