その蜩の塒

徒然なるままに日暮し、されど物欲は捨てられず、そのホコタテと闘う遊行日記。ある意味めんどくさいブログ。

ヤマケイ山学選書

2011年04月30日 | 本・雑誌

 エコポイントで図書カードにしたので、ヤマケイ山学選書を買ってみました。付箋紙だらけのお見苦しい画像ですみません。

 「山歩きの基本がわかる本」は文字が大きく、かわいいイラストがいっぱいで読みやすかったです。内容も一通りのを網羅しています。初っ端は憧れの山にチャレンジと題して、人気の富士山と屋久島を紹介しています。そして計画、準備、山行と続きます。特に「持ち物チェックリスト」は、鍛え上げて自分なりのオリジナルを作ると準備がスムーズになります。山行に関してはわりとありきたりですが、マナーを含めた歩き方とか休み方、山小屋についての解説がよかったです。第6章の「山で困ったときの対処法」もしっかりツボを押さえてます。すなわち悪天候、動物やハチとの遭遇、道迷い等のアクシデント、ケガ・病気に対する対処の仕方など。

 山学選書は9冊ほど出ていますが、選んで買ったのではなくこの4冊しか本屋になかったからです。一番内容的に充実してて面白かったのは「病気に負けない健康登山」でした。医師が書いた本なので、医学用語が若干難しいですけど。体温管理のポイント、血糖の話、低体温症の救護の仕方等々タメになる記事が盛り沢山。紫外線対策として、垢のパックが紫外線をブロックしてくれるので、山中では顔を洗うなというのも面白い切り口でした。バリアフリー不要論も目から鱗でした。廃用性萎縮って言うんだそうですが、人間の体は使わないと機能が退化し、通常の環境では体を引っ掛けて転倒しやすくなり、特に山に登る人にとってはバリアフリーは危険だということです。

 次点は「中高年に贈るラクラク登山術」。ここでもトラブル防止や安全登山については、口煩く書かれています。パッキング法・ストレッチの重要性、必須アイテムとしてのストック、アミノ酸サプリの摂取など中高年向けならではの記述に、思わずニヤリとさせられました。「自分らしいテーマで山を満喫しよう」もいい内容でした。カメラ、花、料理、歴史的背景を探る、スケッチ等々。モデルプラン他全国のラクラクコース・高原コースも紹介されています。

 「山で困ったときのテクニック」は、書き方が尻切れトンボ的で読みにくかったです。「起こる可能性のあることは起こる」というのをマーフィーの法則って言いますが、ここでは「山で盲腸になったらどうしよう」ということを取り上げています。そんな事心配してもしょうがないやろ、って普通は思いますよね。ところが、登山計画書を見てみると血液型の下に盲腸を取ったか、未だかを記入する欄があったりして、意外と重要だったりします。また「山で使えるテクニック」としてかの田部井淳子さんが寄稿されていますが、やはりマッサージの話が出てきました。たまにテレビ出ても必ずマッサージしてますよね。開業したらどうでしょうww それとあの方のザックからは、色んなものが出てきて驚かされます。

 「地形図の楽しい読み方」。この手の本が面白い訳がない。山と関係ない記述が多いのも原因か。

追記;昨夜20億分の1となって、ロイヤルウェディングを見てました。ドレスの裾を持ったりの付添人(メイド・オブ・オナー)は、妹のピッパ(フィリッパ)らしいですね。色黒でなかなかかわいかったです。ヘンリー王子には恋人がいるそうですが、兄弟姉妹でなんてことになると面白いかも。。
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遊行日記を読んで

2011年04月25日 | 本・雑誌
 この「遊行(ゆぎょう)日記」は、昨年2月に逝去された翌月発刊されたものです。この本の中でも紹介されていますが、地元の男体山から始まった百霊峰巡礼は2004年1月号から岳人に掲載されてきました。ところが75回で未完となってしまいました。2009年6月には、マタギたちの霊山として森吉山の登山記も書かれています。小説家としてだけではなく、詩人、俳人、コラムニスト、放送作家、文芸評論家、アルピニスト、旅人として幅広く活躍されてきました。パリダカにも出場したことがあるんですよ。NHKで朴訥とした独特な語り口に人柄が滲み出ていると思っておりましたが、文体にもそのひたむきさが顕れています。真面目ばかりでなく、本名の「横松」を捩って「立松」にしたというユーモアもあります。

 日記形式なので、話が飛び飛びになってしまうのはやむを得ないですが、章ごとに完結していますので読みにくいことはありません。しかし、晩年は道元に傾倒したみたいで宗教観とか死生観が分かりにくかったです。母親のことや自身の病気との闘いにおいて、精神的支柱を求めたのでしょうか。そのため「百済、仏の道」と「日本文化特使」は難しすぎて端折ってしまいました。

 とはいえ、面白い話も多かったですよ。千三百年ももってる法隆寺についてとか、父に赤紙が来て命からがら帰国した話、バリ島の休日では棚田や木彫りの土産を見てみたいと思わせる描写でした。また課外授業でのアリの話、「トマトどろぼう」や「川ガキ」は、私自身まさに川ガキそのものでしたので親近感をもって読めました。

 62歳という若さで亡くなられていますが、作品が残るのは小説家冥利に尽きると思います。田中好子さんも55歳で亡くなられましたが、ホント残念でなりません。20年も病気と闘ってこられたそうで、心からお疲れ様でしたと言いたいです。
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鎌沢大仏

2011年04月17日 | 

 近くにいながら見たことがなかった鎌沢大仏を見てきました。標示の通り行くと辿り着けません。すぐに左折して下さい。寺は児童館と同じ通りにあります。


 標示の通りに行きますと鎌沢神社に着きますが、ここには大仏はありません。



 木製の方が表情に味があって好きです。


 大仏様は、この中(曹洞宗白津山正法院=しろつさんしょうぼういん)にあります。私の写真は大体左に傾いています。若い頃重いアタッシュケースの持ちすぎで、左肩が下がってしまっているからです。


 鍵はかかっていませんので、自由に開けて下さい。その大きさにびっくりすることでしょう。訪れたのはちょうど4/11でしたので、黙祷してからお賽銭をあげました。もちろん復興祈願もして参りました。


 薀蓄を見てみますと、頭部は京都で造られた旨が記されています。どうやって運んできたんでしょうね。年号からすると266年前ということになります。

【曹洞宗 白津山正法院】
秋田県北秋田市鎌沢字家ノ南45
0186-78-2022
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にかほ市温泉保養センターはまなす

2011年04月15日 | 温泉


 にかほ市の国道7号線沿いにある、日本海のそばの掛け流し温泉です。300円と安いですが、シャンプー&ボディソープ備え付け、サウナ、露天アリはもちろんのこと、気泡湯や打たせ湯までついたフルラインナップ。しかも営業時間がAM6:00~PM9:00と長く、年中無休。そのため平日にも関わらずめちゃ混みで、写真は露天を撮るので精一杯でした。

 源泉は1号~3号あり、1号は温めで掛け湯のみに使用しています。2,3号は成分が似かよっていて、浴場の方に使われています。泉質は、含ヨウ素-ナトリウム-塩化物強塩泉。茶褐色でなめるとしょっぱいです。高張泉であり、溶存物質(陽イオン、陰イオン、非解離成分)の総量が22,911.9mg/kgと多いのが特徴。塩化物泉の血行促進、保温効果と相まって「あったまりの湯」と呼ばれる所以です。またヨウ素イオンは3号で49.3mgあり、メタホウ酸も304.2mgと多いので殺菌効果にもすぐれています。(ちなみに、ヨウ素イオンは玉川温泉で4.4mg)

【にかほ市温泉保養センターはまなす】
秋田県にかほ市金浦字中谷地20-1
0184-38-2246
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勢至公園(2)

2011年04月14日 | ウォーキング

 観音潟へ来ました。アジサイの芽吹きは勢いがありますね。椿は至る所に咲いていました。


 鴨が気持ちよさそうに泳いでいますので、驚かしたりしないで下さいね。


 アオキの実は11月~5月、花は3月~5月まで咲いていますので、ちょうど今は実と花の時期が重なります。


 やはりこの時期といえばスプリング・エフェメラル。左上;ヤマネコノメソウ。種が猫の目に似ていることが名の由来。下の方にカキドオシの葉も写ってます。右上;ミチノクエンゴサク(別名;ヒメヤマエンゴサク)。


 左からタネツケバナ。セントウソウと似ています。ツクシ、元気のないアズマイチゲ。


 ヒメオドリコソウとオオイヌノフグリ。まだ蕾でした。

 ところで、募金は何度かしてますが、この際と郵便局からもらった10万円たまるプラスティックの貯金箱を壊しました。金鎚で割ったんですが、自動コインカウンターに入れたら細かいプラの破片が混じってました。予めそういうのを想定しているのか、内部に入る前にギザギザの溝で破片が止まってました。ちょっと感心しましたね。貯金箱には6割ほど入ってましたが、1円、5円、10円がメインのため合計4,667円。子どもも50万円貯まる貯金箱を、道半ばで缶切りを使って開けてました。私も500円玉をちょくちょく協力してたんですが。ということで、この時期は貯金箱が売れてるんではないかという予想を立てました。
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